「アンチスパイラル」を編集中

ナビゲーションに移動 検索に移動

警告: ログインしていません。編集を行うと、あなたの IP アドレスが公開されます。ログインまたはアカウントを作成すれば、あなたの編集はその利用者名とともに表示されるほか、その他の利点もあります。

この編集を取り消せます。 下記の差分を確認して、本当に取り消していいか検証してください。よろしければ変更を保存して取り消しを完了してください。

最新版 編集中の文章
6行目: 6行目:
 
| 声優 = {{声優|上川隆也|SRW=Y}}
 
| 声優 = {{声優|上川隆也|SRW=Y}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|錦織敦史}}
 
| キャラクターデザイン = {{キャラクターデザイン|錦織敦史}}
| 初登場SRW = {{初登場SRW (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
+
| 初登場SRW = [[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br />[[ラストボス]]
+
| SRWでの分類 = [[パイロット]]<br>[[ラストボス]]
 
}}
 
}}
  
15行目: 15行目:
 
}}
 
}}
 
'''アンチスパイラル'''は『[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]』の登場人物。
 
'''アンチスパイラル'''は『[[天元突破グレンラガン (TV)|天元突破グレンラガン]]』の登場人物。
 
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
 
[[螺旋力]]を持つ生物を滅ぼそうとする謎の存在。螺旋力の増大によっておこる[[宇宙]]の滅亡「'''[[スパイラルネメシス]]'''」を防ぐための行動をとっているが、詳細は不明。全宇宙においても特に強い螺旋力を持つ[[シモン]]を敵視しており、彼を「螺旋の男」と呼んで警戒している。
 
[[螺旋力]]を持つ生物を滅ぼそうとする謎の存在。螺旋力の増大によっておこる[[宇宙]]の滅亡「'''[[スパイラルネメシス]]'''」を防ぐための行動をとっているが、詳細は不明。全宇宙においても特に強い螺旋力を持つ[[シモン]]を敵視しており、彼を「螺旋の男」と呼んで警戒している。
  
その正体はスパイラルネメシスの危機に気付き、己の進化と母星の同胞全てを封印し、同時に他の螺旋族を統制する事でスパイラルネメシスを永遠に封じ込めようとした「'''当時最も進化していた螺旋族'''」である。1000年前の銀河大戦で螺旋族を破った後、螺旋族とその末裔達の母星に対し監視システム・殲滅システムを宇宙全域に配置する。[[地球]]の場合は衛星である[[月]]に監視及び殲滅システムが設けられており、更に地球上には「メッセンジャー」を始めとした端末が、人類の目の届かない様々な形で配置されていた。結果として螺旋族はこのシステムからの滅びを免れるため、螺旋力の増大を抑えて地下で細々と暮らすことを余儀なくされる。現在の地球でこの事実を知っていたのは、かつて銀河大戦において最前線で戦いながらアンチスパイラルに敗れた[[ロージェノム]]と[[グアーム]]のみであり、彼が地下に人類を押し込めて文明の発展の阻止・そして人類の繁栄を妨害していたのはこのためであった。
+
その正体はスパイラルネメシスの危機に気付き、己の進化を封印し、同時に他の螺旋族を統制する事でスパイラルネメシスを永遠に封じ込めようとした「'''当時最も進化していた螺旋族'''」である。1000年前の銀河大戦で螺旋族を破った後、螺旋族とその末裔達への監視システム・殲滅システムを宇宙全域に配置する。[[地球]]の場合、[[月]]に監視及び殲滅システムが設けられており、更に地球上にはその端末が、人類の目の届かない様々な形で配置されていた。螺旋族はこのシステムからの滅びを免れるため、螺旋力の増大を抑えて地下で細々と暮らすことを余儀なくされる。現在の地球でこの事実を知っていたのは、かつて銀河大戦において戦っていた[[ロージェノム]]と[[グアーム]]のみであり、彼が地下に人間を押し込めていたのはこのためであった。
  
人前に見せる姿は人に近い形でありながら、肉体、表情はおろか光すらも感じさせない虚無的な姿を形成している。最終的にはより深い絶望を与えるために、同等の姿で対象を粉砕するという手段を取っている。デザインモチーフに関しては余談にて後述。
+
人前に見せる姿は人に近い形でありながら、肉体、表情はおろか光すらも感じさせない虚無的な姿を形成している。最終的にはより深い絶望を与えるために、同等の姿で対象を粉砕するという手段を取っている。
  
その力は時間空間を超越し、多次元に影響を及ぼし、多元宇宙を破壊するのみならず支配する力を持つ。更に、時間軸の分岐によって発生する多元宇宙を、認識した瞬間に実体化させ、その宇宙と入れ替える事で無限の可能性に精神を閉じこめる「'''多元宇宙迷宮'''」という能力を持つ。これは知的生命体に対して絶対的な力を誇っていた。更に自らの力で宇宙を生み出し、なおかつそれら全てを操る力を持つため、ロージェノムはその存在を「宇宙そのもの」と説明した。また隔絶宇宙内には自身で創造した宇宙の他に、既に存在していた別次元宇宙などの天体を取り込んでいた。
+
その力は時間空間を超越し、多次元に影響を及ぼす。また、時間軸の分岐によって発生する多元宇宙を、認識した瞬間に実体化させ、その宇宙と入れ替える事で無限の可能性に精神を閉じこめる「'''多元宇宙迷宮'''」という能力を持つ。これは知的生命体に対して絶対的な力を誇っていた。更に自らの力で宇宙を生み出し、なおかつそれら全てを操る力を持つため、ロージェノムはその存在を「宇宙そのもの」と説明した。
  
その戦闘力は高く、劇場版に至っては[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破]]を終始圧倒、ガンメン達も片っ端から粉砕、[[超天元突破グレンラガン|超天元突破]]に対してもマトリョーシカアタックごと次々に撃破するという恐ろしい強さを発揮するも、最終的には[[シモン]]に敗北。彼に全宇宙の未来を託して隔絶宇宙もろとも消滅した。
+
その戦闘力はロボットアニメ史全体でもケタ違いに高く、劇場版に至っては[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破]]を終始圧倒、ガンメン達も片っ端から粉砕、[[超天元突破グレンラガン|超天元突破]]に対してもマトリョーシカアタックごと次々に撃破するという恐ろしい強さを発揮するも、最終的には[[シモン]]に敗北。彼に全宇宙の未来を託して隔絶宇宙もろとも消滅した。
  
TV版では捨て身のラガンインパクトで自身の身体ごと貫かれて敗北したが、螺厳編ではそのラガンを破壊し[[グランゼボーマ]]の中枢・アンチスパイラルの母星に投げ込まれたシモン相手に身一つでの殴り合い(タイマン勝負)に発展、格闘のみ成らず自身の体を触手に変化させて攻撃するも、自らの腕をドリルに変換したシモンの一撃を受けて敗北しており、彼の最後はTV版と螺厳編とでは大きく異なっている。
+
TV版では捨て身のラガンインパクトで自身の身体ごと貫かれて敗北したが、螺厳編ではそのラガンを破壊し[[グランゼボーマ]]の中枢・アンチスパイラルの母星に投げ込まれたシモン相手に身一つでの殴り合いに発展、格闘のみ成らず自身の体を触手に変化させて攻撃するも、自らの腕をドリルに変換したシモンの一撃を受けて敗北しており、彼の最後はTV版と螺厳編とでは大きく異なっている。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;{{参戦作品 (人物)|第2次スーパーロボット大戦Z再世篇}}
+
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇]]
 
:初登場作品。『螺厳編』最終局面から一足先に登場。本作に登場する敵勢力の中では、登場がかなり遅い。
 
:初登場作品。『螺厳編』最終局面から一足先に登場。本作に登場する敵勢力の中では、登場がかなり遅い。
 
:[[インベーダー]]と並ぶ人類の天敵[[バアル]]の一角を担っており、原作通り[[ムガン]]の軍団と[[陰月]]こと[[カテドラル・ラゼンガン]]の落下攻撃で地球を絶体絶命の危機に追い込む。担当声優は原作同様上川氏で、[[ゲル|津嘉山正種氏]]に続く大物の登場。相変わらずの熱演を魅せるが本作では本領を発揮しておらず(大体3割くらい)、[[アンチ・グレンラガン]]による挨拶代わりの前哨戦となっている。
 
:[[インベーダー]]と並ぶ人類の天敵[[バアル]]の一角を担っており、原作通り[[ムガン]]の軍団と[[陰月]]こと[[カテドラル・ラゼンガン]]の落下攻撃で地球を絶体絶命の危機に追い込む。担当声優は原作同様上川氏で、[[ゲル|津嘉山正種氏]]に続く大物の登場。相変わらずの熱演を魅せるが本作では本領を発揮しておらず(大体3割くらい)、[[アンチ・グレンラガン]]による挨拶代わりの前哨戦となっている。
 
:なお、人類殲滅システムの起動条件は人口100億人になっており、これは本来一つの地球であるなら周辺コロニーなども含めても最大人口はせいぜい80億が限界らしいが、多元世界において複数の世界が何らかの形でつながった場合には100億人を超えるという設定。
 
:なお、人類殲滅システムの起動条件は人口100億人になっており、これは本来一つの地球であるなら周辺コロニーなども含めても最大人口はせいぜい80億が限界らしいが、多元世界において複数の世界が何らかの形でつながった場合には100億人を超えるという設定。
;{{参戦作品 (人物)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
+
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:顔グラフィックが描き直された。本作の版権作品最後の敵であり、エピローグの[[尸空]]がほぼイベント戦闘のため、本作の実質的な[[ラストボス|ラスボス]]となる。希望を見い出そうとする[[Z-BLUE]]に絶望を味わわせんとばかりに[[グランゼボーマ]]を繰り出し、超螺旋宇宙で本気の勝負が繰り広げられる。
 
:顔グラフィックが描き直された。本作の版権作品最後の敵であり、エピローグの[[尸空]]がほぼイベント戦闘のため、本作の実質的な[[ラストボス|ラスボス]]となる。希望を見い出そうとする[[Z-BLUE]]に絶望を味わわせんとばかりに[[グランゼボーマ]]を繰り出し、超螺旋宇宙で本気の勝負が繰り広げられる。
 
:[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]&[[ジェミニア]]に比べると単独では楽だが、周囲に長射程揃いの[[上級ムガン]]・[[アシュタンガ級]]・[[ハスタグライ級]]・[[パダ級]]がいるためむしろこちらの方が面倒。じわじわと削られた後に[[マップ兵器]]を喰らうと洒落にならない損害を被る。[[超能力]]・[[底力]]・[[極]]を持ちサイズ差補正がなくなる最終話の仕様も相まって、精神コマンドなしでの回避は非常に難しい。
 
:[[ガドライト・メオンサム|ガドライト]]&[[ジェミニア]]に比べると単独では楽だが、周囲に長射程揃いの[[上級ムガン]]・[[アシュタンガ級]]・[[ハスタグライ級]]・[[パダ級]]がいるためむしろこちらの方が面倒。じわじわと削られた後に[[マップ兵器]]を喰らうと洒落にならない損害を被る。[[超能力]]・[[底力]]・[[極]]を持ちサイズ差補正がなくなる最終話の仕様も相まって、精神コマンドなしでの回避は非常に難しい。
:[[エースボーナス]]「自軍フェイズ開始時、敵ユニットの気力-5」の効果により、自軍の気力が減る。これを相殺できる手段は[[ブライト・ノア]]のエースボーナス「自軍フェイズ開始時、指揮範囲内にいる味方の気力+3」と、[[クレア・ドロセラ]]のエースボーナス「自軍フェイズ開始時、マップ上の味方パイロットの気力+2」(+5 + -5 = 0)。[[カトル・ラバーバ・ウィナー]]もエースボーナスで「自軍フェイズ開始時、同チーム、隣接味方チームの気力+3」を持つ。後はイベントで精神ポイントとENが全回復するので、全力で倒そう。
+
:[[エースボーナス]]「自軍フェイズ開始時、敵ユニットの気力-5」の効果により、自軍の気力が減る。これを相殺できる手段は[[ブライト・ノア]]のエースボーナス「自軍フェイズ開始時、指揮範囲内にいる味方の気力+3」と、[[クレア・ドロセラ]]のエースボーナス「自軍フェイズ開始時、マップ上の味方パイロットの気力+2」(+5 + -5 = 0)。後はイベントで精神ポイントとENが全回復するので、全力で倒そう。
 
:何気に[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破グレンラガン]]を確実に仕留めるために上述のムガン等を繰り出したため、逆に'''[[Z-BLUE|自部隊]]を天元突破させる事になる大失敗'''をしている(ムガンや艦隊がアンチスパイラルの意志で天元突破していることが判明したため、「意志の力で天元突破が出来る」と理解した自軍もそれに倣った)。
 
:何気に[[天元突破グレンラガン (ガンメン)|天元突破グレンラガン]]を確実に仕留めるために上述のムガン等を繰り出したため、逆に'''[[Z-BLUE|自部隊]]を天元突破させる事になる大失敗'''をしている(ムガンや艦隊がアンチスパイラルの意志で天元突破していることが判明したため、「意志の力で天元突破が出来る」と理解した自軍もそれに倣った)。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:前作で倒されたので登場しないが、残されたムガンが御使いの戦力として利用されてしまっている。だが、「宇宙を守る」という彼の意思を受け継いだシモンが残らず叩き潰す。
 
:前作で倒されたので登場しないが、残されたムガンが御使いの戦力として利用されてしまっている。だが、「宇宙を守る」という彼の意思を受け継いだシモンが残らず叩き潰す。
  
=== VXT三部作 ===
+
=== 単独作品 ===
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X}}
+
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 +
:イベント「未来に繋ぐ想い」にて、[[デウスエクスマキナ]]と手を組んでいる。
 +
;[[スーパーロボット大戦X]]
 
:終盤にて姿を現し、通常ルート・困難ルート共に版権勢力最後の敵となる(困難ルートでは[[マジンガーZERO]]も登場)。
 
:終盤にて姿を現し、通常ルート・困難ルート共に版権勢力最後の敵となる(困難ルートでは[[マジンガーZERO]]も登場)。
 
:原作同様、スパイラルネメシスの発生を阻止すべく、本編から3000年前に全宇宙規模の戦いを引き起こした。その結果、[[魔獣エンデ]]が認識宇宙内に[[アル・ワース]]を創造する切欠となった。
 
:原作同様、スパイラルネメシスの発生を阻止すべく、本編から3000年前に全宇宙規模の戦いを引き起こした。その結果、[[魔獣エンデ]]が認識宇宙内に[[アル・ワース]]を創造する切欠となった。
 +
;[[スーパーロボット大戦X-Ω]]
 +
:2018年7月のイベント「銀河を創る想像力!」で初登場。シモン、ノリコ達の目の前で、[[イオリ・セイ|セイ]]と[[レイジ]]を多元宇宙迷宮に閉じ込めるが…。
  
=== 単独作品 ===
+
== パイロットステータス設定の傾向 ==
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦Card Chronicle}}
 
:イベント「未来に繋ぐ想い」にて、[[デウスエクスマキナ]]と手を組んでいる。
 
;{{参戦作品 (人物)|スーパーロボット大戦X-Ω}}
 
:2018年7月のイベント「銀河を創る想像力!」で初登場。シモン、ノリコ達の目の前で、[[イオリ・セイ|セイ]]と[[レイジ]]を多元宇宙迷宮に閉じ込める。
 
:2020年9月のイベント「廻ル廻ル廻ル世界」からはグランゼボーマに搭乗するプレイアブルユニットとして実装。
 
 
 
== パイロットステータス ==
 
 
=== [[能力|能力値]] ===
 
=== [[能力|能力値]] ===
『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』では全体的に高い能力を持つが、[[防御#防御(パイロット能力)|防御]]が低い。そのため、強化が十分ならグレンラガンだけで対応できる。だが本格的な激突となる『時獄篇』では[[回避#回避(能力)|回避]]以外の全能力が300弱というとんでもない強さを発揮してくる。
+
『再世篇』では全体的に高い能力を持つが、防御が低い。そのため、強化が十分ならグレンラガンだけで対応できる。だが本格的な激突となる『時獄篇』では回避以外の全能力が300弱というとんでもない強さを発揮してくる。
  
 
=== [[精神コマンド]] ===
 
=== [[精神コマンド]] ===
68行目: 64行目:
 
;[[スーパーロボット大戦X|X]]
 
;[[スーパーロボット大戦X|X]]
 
:'''[[分析]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気迫]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''
 
:'''[[分析]]、[[必中]]、[[鉄壁]]、[[気迫]]、[[魂]]、[[覚醒]]'''
;[[X-Ω]]
 
:'''[[必中]]、[[鉄壁]]、[[直撃]]'''
 
:;パイロットパーツ装備時
 
::'''[[気迫]]、[[魂]]、[[再動]]'''
 
  
=== [[特殊スキル]] ===
+
=== [[特殊技能]](特殊スキル) ===
 
出自が出自ゆえか、[[螺旋力]]は持っていない。
 
出自が出自ゆえか、[[螺旋力]]は持っていない。
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
 
;[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]
85行目: 77行目:
 
:『第3次Z時獄篇』と比較して超能力やカウンターなどが無くなり、底力レベルが下がり、プレッシャーが追加された。
 
:『第3次Z時獄篇』と比較して超能力やカウンターなどが無くなり、底力レベルが下がり、プレッシャーが追加された。
  
=== [[エースボーナス]] ===
+
=== [[エースボーナス|固有エースボーナス]] ===
;戦闘した相手の気力-5
+
;戦闘した相手の気力-5
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』で採用。殴っただけ気力が下がる厄介なボーナス。なのだが、登場ステージは最初から気力MAXで始まるので、正直効果は薄い。[[ネゴシエイター]]のエースボーナス獲得による強化版と同じ効果。
+
:『[[第2次スーパーロボット大戦Z再世篇|第2次Z再世篇]]』でのもの。殴っただけ気力が下がる厄介なボーナス。なのだが、登場ステージは最初から気力MAXで始まるので、正直効果は薄い。[[ネゴシエイター]]のエースボーナス獲得による強化版と同じ効果。
 
;自軍フェイズ開始時、敵ユニットの気力-5
 
;自軍フェイズ開始時、敵ユニットの気力-5
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』で採用。[[ファートゥム]]の「パッシーオ」に相当するボーナスに変更。今度は気力100から始まるので手早く気力をあげて手早く敵を倒し、手数を回しても問題ない状況を作り出そう。[[FIRE BOMBER]]の立ち回りがカギになるだろうか。
+
:『[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇|第3次Z時獄篇]]』でのもの。[[ファートゥム]]の「パッシーオ」に相当するボーナスに変更。今度は気力100から始まるので手早く気力をあげて手早く敵を倒し、手数を回しても問題ない状況を作り出そう。[[FIRE BOMBER]]の立ち回りがカギになるだろうか。
 
;気力130以上で毎自軍フェイズ時に、周囲10マス以内の敵対軍勢の気力を-5する。
 
;気力130以上で毎自軍フェイズ時に、周囲10マス以内の敵対軍勢の気力を-5する。
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でのもの。『第3次Z時獄篇』のエースボーナスと似ているが、気力と範囲制限が付いた。
 
:『[[スーパーロボット大戦X|X]]』でのもの。『第3次Z時獄篇』のエースボーナスと似ているが、気力と範囲制限が付いた。
141行目: 133行目:
 
;「ない!! 否!! 否、否、否、否、否、否、否、否、否、否!! 断じて、否ぁあああああああああああっ!!!」<br />「決意もなく、覚悟もなく、道理もなく、己の欲望のままに螺旋の力を使い、その力に溺れる…それが螺旋族の限界!」<br />「だからこそ、滅びなければならないのだぁぁぁっ!!」
 
;「ない!! 否!! 否、否、否、否、否、否、否、否、否、否!! 断じて、否ぁあああああああああああっ!!!」<br />「決意もなく、覚悟もなく、道理もなく、己の欲望のままに螺旋の力を使い、その力に溺れる…それが螺旋族の限界!」<br />「だからこそ、滅びなければならないのだぁぁぁっ!!」
 
:上記の台詞の後、天元突破グレンラガンにラッシュをかけながらこの台詞でシモンらを、そして螺旋族を真っ向から否定する。螺巌篇では更に'''天元突破グレンラガンを片っ端から解体する'''というとんでもないシーンが追加されている。
 
:上記の台詞の後、天元突破グレンラガンにラッシュをかけながらこの台詞でシモンらを、そして螺旋族を真っ向から否定する。螺巌篇では更に'''天元突破グレンラガンを片っ端から解体する'''というとんでもないシーンが追加されている。
;「我々にねじ伏せられるだけの存在が何を言う! その思い上がり、後悔させてやろう!!」 ※TVシリーズ<br />「所詮は我々に捻じ伏せられるだけの哀れな存在! その思い上がり、後悔させてやろう!!」 ※螺巌篇<br />「インフィニティィィィィッ!! ビッグバンッ!! ストォォォォォォォォォムッ!!」<br />「永劫に続く宇宙創世の業火に焼かれ、DNAの一片まで完全消滅するがいい!!」
+
;「所詮は我々に捻じ伏せられるだけの哀れな存在! その思い上がり、後悔させてやろう!!」<br />「インフィニティィィィィッ!! ビッグバンッ!! ストォォォォォォォォォムッ!!」<br />「永劫に続く宇宙創世の業火に焼かれ、DNAの一片まで完全消滅するがいい!!」
 
:手近にある二つの銀河を手にし、圧縮させて放つ「インフィニティ・ビッグバン・ストーム」。アンチスパイラルはこの技と共に、天元突破グレンラガンごとシモンらの信念を、そしてシモンらの住む地球を消滅させんと試みる。
 
:手近にある二つの銀河を手にし、圧縮させて放つ「インフィニティ・ビッグバン・ストーム」。アンチスパイラルはこの技と共に、天元突破グレンラガンごとシモンらの信念を、そしてシモンらの住む地球を消滅させんと試みる。
 
;「面白い…ならば!」<br />「反螺旋ッ! ギガァッ! ドリルゥッ! ブレイクゥゥゥ―――ッッ!!」
 
;「面白い…ならば!」<br />「反螺旋ッ! ギガァッ! ドリルゥッ! ブレイクゥゥゥ―――ッッ!!」
 
:螺巌篇最終局面。[[超天元突破グレンラガン]]の咆哮に負けじと反螺旋ギガドリルブレイクで応戦する。上川氏の熱い叫びが印象に残り、シモンに負けじと吠える所が元螺旋族である名残か。  
 
:螺巌篇最終局面。[[超天元突破グレンラガン]]の咆哮に負けじと反螺旋ギガドリルブレイクで応戦する。上川氏の熱い叫びが印象に残り、シモンに負けじと吠える所が元螺旋族である名残か。  
 
:スパロボでは「ブレイク」の叫びが素晴らしく凄まじいことになっており、これでトドメを刺されると妙な爽快感まである。
 
:スパロボでは「ブレイク」の叫びが素晴らしく凄まじいことになっており、これでトドメを刺されると妙な爽快感まである。
:なお、実はシモンたちに絶対の否定を叩きつけてきたアンチスパイラルが'''初めてプラスの感情を表に出した瞬間'''である。追い詰めても追い詰めても倒すことが出来ず、立ち上がって食らいついて来る敵の姿に、罵倒でも否定でもなく愉悦を以て応じてしまったこの瞬間、二つの意志のぶつかり合いは「正しさを問う戦い」ではなく「諦めた者と諦めない者の激突」に変化した。そうなれば、勝つのは当然……。
 
 
;「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ―――――ッッ!!」
 
;「ぬぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ―――――ッッ!!」
:螺巌篇にて、生身でぶつかり合うシモンとアンチスパイラル。戦いは終わりに差し掛かり、シモンは決して折れることのない鋼の意思と共に最後の一撃を放つ。そしてアンチスパイラルは叫びと共に、最後の一撃を受けた――。
+
:螺巌篇にて、生身でぶつかり合うシモンとアンチスパイラル。戦いは終わりに差し掛かり、シモンは決して折れることのない鋼の意思と共に最後の一撃を放つ。そしてアンチスパイラルは叫びと共に、最後の一撃を受けた――
 
:また、スパロボでは撃墜台詞として採用されている。
 
:また、スパロボでは撃墜台詞として採用されている。
;「ならば、この宇宙……必ず守れよ……」
+
;「ならばこの宇宙、必ず守れよ……」
:死闘の末、アンチスパイラルは分離に次ぐ分離を経たラガンの攻撃、そして明日を信じる大グレン団とシモンらの意志に敗れ去る。消滅する寸前、彼はシモンに未来を託すのだった……
+
:死闘の末、アンチスパイラルは分離に次ぐ分離を経たラガンの攻撃、そして明日を信じる大グレン団とシモンらの意志に敗れ去る。そして消滅する寸前、彼はシモンに未来を託すのだった……
  
 
== 迷台詞 ==
 
== 迷台詞 ==
166行目: 157行目:
 
=== 再世篇 ===
 
=== 再世篇 ===
 
;「螺旋生命体…その闇雲な進化は全銀河の脅威だ。お前達の存在を許すわけにはいかない。その消去は私の使命だ」
 
;「螺旋生命体…その闇雲な進化は全銀河の脅威だ。お前達の存在を許すわけにはいかない。その消去は私の使命だ」
:初戦闘時の戦闘前会話。「彼ら」が警戒しているのは正確に言うと「螺旋力による進化」である。
+
:初戦闘時の戦闘前会話。「彼ら」が警戒しているのは正確に言うと「螺旋力による進化」なのだが、その理由は……
 
;アンチスパイラル「螺旋の男よ。お前とお前の仲間達の存在はスパイラルネメシスを引き起こす」<br />「その存在を見逃すわけにはいかない」<br />シモン「俺の生命は俺のもので、ニアの生命はニアのもので、みんなの生命はみんなのものだ!それを勝手な理屈で奪おうとするお前は俺の敵だ!!お前の力がどれだけ強大だろうと、俺はこのドリルで必ず突き抜けてみせる!」<br />アンチスパイラル「愚かな…。自らの存在が銀河全てを滅ぼすとも知らずに…」
 
;アンチスパイラル「螺旋の男よ。お前とお前の仲間達の存在はスパイラルネメシスを引き起こす」<br />「その存在を見逃すわけにはいかない」<br />シモン「俺の生命は俺のもので、ニアの生命はニアのもので、みんなの生命はみんなのものだ!それを勝手な理屈で奪おうとするお前は俺の敵だ!!お前の力がどれだけ強大だろうと、俺はこのドリルで必ず突き抜けてみせる!」<br />アンチスパイラル「愚かな…。自らの存在が銀河全てを滅ぼすとも知らずに…」
 
:[[シモン]]との戦闘前会話。
 
:[[シモン]]との戦闘前会話。
225行目: 216行目:
 
**ちなみに、中島かずき氏脚本のグレンラガンの[[ドラマCD]]第3弾「男組だよ! グレンラガン」のキャスト表には「'''アンスパ野郎と呼ばれる男'''(アンチスパイラル) 上川隆也」と掲載されている。
 
**ちなみに、中島かずき氏脚本のグレンラガンの[[ドラマCD]]第3弾「男組だよ! グレンラガン」のキャスト表には「'''アンスパ野郎と呼ばれる男'''(アンチスパイラル) 上川隆也」と掲載されている。
 
**上記作品のコミカライズでは全身タイツの男として登場。腹ごしらえのために喫茶店に入ったカミナに、睡眠薬入りのあんかけスパゲティを奢った。
 
**上記作品のコミカライズでは全身タイツの男として登場。腹ごしらえのために喫茶店に入ったカミナに、睡眠薬入りのあんかけスパゲティを奢った。
*デザインのイメージは「簡略化して描いた『ウルトラマン』」。別名「宇宙マン」。特徴的な口の形もウルトラマンの造形を元にしたためだが(ただしデザインしたスッタフがうろ覚えだった)、そのことを知らない声優たちは「何でこいつは常にヨダレを垂らしているんだ?」と思っていたらしい。
+
*デザインのイメージは「簡略化して描いた『ウルトラマン』」。別名「宇宙マン」。特徴的な口の形もウルトラマンの造形を元にしたためだが(ただしうろ覚えだった)、そのことを知らない声優たちは「何でこいつは常にヨダレを垂らしているんだ?」と思っていたらしい。
 
**なお、常にチラついている体のデザインの中には、ガイナックス社屋近所で撮影した写真なども混ざっているらしい。
 
**なお、常にチラついている体のデザインの中には、ガイナックス社屋近所で撮影した写真なども混ざっているらしい。
*アンチスパイラルを演じた上川隆也氏は『グレンラガン』を参加前から視聴しており、インタビューでガイナックス作品に参加できたことは純粋に嬉しいと語った一方で、製作スタッフから送られた資料や台本で後の展開を知ってしまったことには「実は……ものすごく後悔しているんですよ」と吐露している<ref>[https://www.gurren-lagann.net/spe/kawakami.html 天元突破グレンラガン] 2024年3月15日閲覧。</ref>。
+
*アンチスパイラルを演じた上川隆也氏はガイナックス作品の大ファンであり、インタビューでガイナックス作品に参加できたことは純粋に嬉しいと語った一方で、アンチスパイラル役を演じるに当たり製作スタッフから資料と台本を送られたことで後の展開を知ってしまったことには「実は……ものすごく後悔しているんですよ」と吐露している。一方で役作りは極めて綿密に行い、気心の知れている中島かずき氏とディスカッションを重ねたことでシモンの対存在であり根本から否定する存在、というアンチスパイラルが生まれた。
**また、上川氏は中島氏から「具象されたものじゃない絶対的な存在として描きたい」と説明されていて「つまりは『[[無敵超人ザンボット3]]』における[[コンピュータドール第8号|ガイゾック]]だな」と理解していました」とのこと<ref>小学館『天元突破グレンラガン [最終発掘完了編] FINAL DRILL』193頁。</ref>。
+
**また、上川氏は中島氏から「具象されたものじゃない絶対的な存在として描きたい」と説明されていて「つまりは『[[無敵超人ザンボット3]]』における[[コンピュータドール第8号|ガイゾック]]だな」と理解していました」とのこと。
 
**演技の方はというと主役陣を喰いかねない白熱っぷりで、グレンラガンを締めくくる最終ボスに相応しい演技を魅せてくれた。視聴者からも喝采を浴び、それを受けて劇場版では更に凄まじくなった熱い演技をもって、シモン達と激闘を繰り広げた。その演技は時獄篇でも健在……というか当時より苛烈に、版権作品の主人公をも食いかねない圧倒的な声をもって最後の壁として立ち塞がった。
 
**演技の方はというと主役陣を喰いかねない白熱っぷりで、グレンラガンを締めくくる最終ボスに相応しい演技を魅せてくれた。視聴者からも喝采を浴び、それを受けて劇場版では更に凄まじくなった熱い演技をもって、シモン達と激闘を繰り広げた。その演技は時獄篇でも健在……というか当時より苛烈に、版権作品の主人公をも食いかねない圧倒的な声をもって最後の壁として立ち塞がった。
 
**ちなみに、カミナ役の小西克幸氏は後に、ロージェノム役の池田氏とアンチスパイラル役の上川氏を'''「上手すぎて俺達の仕事がなくなる」'''と評していた。
 
**ちなみに、カミナ役の小西克幸氏は後に、ロージェノム役の池田氏とアンチスパイラル役の上川氏を'''「上手すぎて俺達の仕事がなくなる」'''と評していた。
***なお、上川氏は俳優となる前はアニメーターも目指した程アニメと制作者へのリスペクトが深く、グレンラガンの1話を視聴した際に感じたのは「このアニメは"動く"やつだ」というものであった。
 
 
== 脚注 ==
 
<references/>
 
  
 
{{DEFAULTSORT:あんちすはいらる}}
 
{{DEFAULTSORT:あんちすはいらる}}
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:登場人物あ行]]
 
[[Category:天元突破グレンラガン]]
 
[[Category:天元突破グレンラガン]]

スーパーロボット大戦Wikiへの投稿はすべて、他の投稿者によって編集、変更、除去される場合があります。 自分が書いたものが他の人に容赦なく編集されるのを望まない場合は、ここに投稿しないでください。
また、投稿するのは、自分で書いたものか、パブリック ドメインまたはそれに類するフリーな資料からの複製であることを約束してください(詳細はスーパーロボット大戦Wiki:著作権を参照)。 著作権保護されている作品は、許諾なしに投稿しないでください!

このページを編集するには、下記の確認用の質問に回答してください (詳細):

取り消し 編集の仕方 (新しいウィンドウで開きます)