「アレハンドロ・コーナー」を編集中
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− | + | == アレハンドロ・コーナー(Alejandro Corner) == | |
− | + | *[[登場作品]]:[[ガンダムシリーズ]] | |
− | + | **[[機動戦士ガンダム00]] | |
− | * | + | *[[声優]]: 松本保典 |
− | + | *種族:地球人([[ヨーロッパ]]系) | |
− | + | *性別:男 | |
− | + | *[[年齢]]:36歳 | |
− | | | + | *誕生日:5月11日 |
− | + | *身長:188 cm | |
+ | *体重:69 kg | ||
+ | *血液型:A型 | ||
+ | *髪色:茶髪 | ||
+ | *所属:[[国連|国際連合]]、[[ソレスタルビーイング]] | ||
+ | *役職:国連大使、ソレスタルビーイング監視者 | ||
+ | *キャラクターデザイン:千葉道徳 | ||
− | + | [[ユニオン]]に所属する国際連合の大使で、コーナー家の現当主。しかし、それは表向きの顔であり[[ソレスタルビーイング]]の監視者としての顔も持つ。 | |
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=== 人物 === | === 人物 === | ||
− | 大使としては世界三大国家陣営([[ユニオン (00)|ユニオン]]、[[AEU]]、[[人類革新連盟]] | + | 大使としては世界三大国家陣営([[ユニオン (00)|ユニオン]]、[[AEU]]、[[人類革新連盟]])に多大な影響力を持つ。監視者としては、複数の監視者や創設者の一族を一挙に束ねる存在であった。だが、彼自身の本来の目的はソレスタルビーイングおよび世界三大国家陣営の戦力を手に入れることであった。 |
− | + | かつてはユニオンでも名の知れた腕利きのパイロットで、刹那に「[[ガンダムマイスター]]の資格が無い」と呟いたのも自分の操縦技術に自信があったからに他ならない。しかし、そんな彼でもガンダムマイスターにはなれなかった(本人がそれを望んだかというと疑問だが)。詳しくは外伝『00N』を参照。 | |
大望を抱き、相応の実力もあったのだが相手が悪く、作劇的には「中ボス」「小物」といったポジションになってしまった。このため悪役なのだが、視聴者からの(ネタ的な)人気は非常に高く、出番は少なくとも印象的なキャラクターである。 | 大望を抱き、相応の実力もあったのだが相手が悪く、作劇的には「中ボス」「小物」といったポジションになってしまった。このため悪役なのだが、視聴者からの(ネタ的な)人気は非常に高く、出番は少なくとも印象的なキャラクターである。 | ||
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アレハンドロの出身であるコーナー家は兼ねてより創設者[[イオリア・シュヘンベルグ]]の計画には賛成であったが、その人格は否定しており、その力を手に入れるべく200年も前から活動していた。 | アレハンドロの出身であるコーナー家は兼ねてより創設者[[イオリア・シュヘンベルグ]]の計画には賛成であったが、その人格は否定しており、その力を手に入れるべく200年も前から活動していた。 | ||
− | + | 木星のプラントで擬似太陽炉([[GNドライヴ[Τ]]])の技術を入手、ソレスタルビーイングのガンダムの技術と人工生命体の生成技術をも手に入れ、それらをもって[[チームトリニティ]]を密かに創設。更には監視者の一人であるリニアトレイン事業の総帥[[ラグナ・ハーヴェイ]]を唆して、ガンダムスローネシリーズを開発する。 | |
トリニティの過剰な武力介入で世界三大国家陣営にソレスタルビーイングに対する危機感と敵愾心を植え付けた上で、[[GN-X]]と擬似太陽炉を譲渡し、協力者であったラグナ・ハーヴェイ以下の監視者全てを出し抜いた上で抹殺。最終段階として[[リボンズ・アルマーク]]と共にソレスタルビーイングの活動の根幹となる量子コンピュータ「[[ヴェーダ]]」を掌握した。 | トリニティの過剰な武力介入で世界三大国家陣営にソレスタルビーイングに対する危機感と敵愾心を植え付けた上で、[[GN-X]]と擬似太陽炉を譲渡し、協力者であったラグナ・ハーヴェイ以下の監視者全てを出し抜いた上で抹殺。最終段階として[[リボンズ・アルマーク]]と共にソレスタルビーイングの活動の根幹となる量子コンピュータ「[[ヴェーダ]]」を掌握した。 | ||
− | [[裏切りイベント|これらの行動]] | + | [[裏切りイベント|これらの行動]]で全てを手に入れたかに見えたが、イオリアの隠し玉「トランザムシステム」や、国連のGN-X部隊の苦戦など予想しなかった展開となる。そのため、自ら秘匿していた機動兵器[[アルヴァトーレ]]([[アルヴァアロン]])で戦場に直接的介入するも、最期は[[刹那・F・セイエイ]]の[[ガンダムエクシア]]との戦闘に敗れ去った。死の間際にリボンズから自分の計画を利用されていることを告げられると同時に、その器量すらないことを嘲笑された。 |
=== その後 === | === その後 === | ||
− | アレハンドロ・コーナー没後の[[西暦]]2314年。『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版 機動戦士ガンダム00]]』冒頭の[[劇中劇]]である[[ソレスタルビーイング ( | + | アレハンドロ・コーナー没後の[[西暦]]2314年。『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版 機動戦士ガンダム00]]』冒頭の[[劇中劇]]である[[ソレスタルビーイング (映画)|映画『ソレスタルビーイング』]]において、アレハンドロは悪役として登場する。 |
− | しかも、何故か(彼自身の没後に成立した)独立治安維持部隊[[アロウズ]] | + | しかも、何故か(彼自身の没後に成立した)独立治安維持部隊[[アロウズ]]の黒幕という扱いである。 |
+ | <!-- なお、アレハンドロ・コーナーが映画『ソレスタルビーイング』においてアロウズの黒幕扱いされた理由については不明である。あえて言うならば、アレハンドロが生前に衛星兵器[[メメントモリ]]の建造に携わっていた事実(1stシーズン小説版より)に由来するものであろうか。もっとも、アレハンドロには「国連軍に擬似太陽炉を提供してソレスタルビーイングとの戦いを勝利に導き、[[地球連邦政府 (00)|地球連邦政府]]樹立への道を開く」という「功績」と評すべき一面もあるのだが…。 --> | ||
映画におけるアレハンドロは[[アルヴァトーレ|金色の]][[アルヴァアロン|たてがみのMS]]に搭乗して[[カタロン]]を蹂躙し、その際に大声を上げて笑うなどスーパー系にありがちな悪役として活躍(?)している。最終的には、ソレスタルビーイングのガンダムマイスターである[[マイケル・チャン]](外見が刹那に似ている)に討たれた。 | 映画におけるアレハンドロは[[アルヴァトーレ|金色の]][[アルヴァアロン|たてがみのMS]]に搭乗して[[カタロン]]を蹂躙し、その際に大声を上げて笑うなどスーパー系にありがちな悪役として活躍(?)している。最終的には、ソレスタルビーイングのガンダムマイスターである[[マイケル・チャン]](外見が刹那に似ている)に討たれた。 | ||
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== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == | ||
=== [[Zシリーズ]] === | === [[Zシリーズ]] === | ||
− | ; | + | ;[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇]] |
− | :初登場作品。[[国連|国連大使]]として[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]] | + | :初登場作品。[[国連|国連大使]]として[[トレーズ・クシュリナーダ|トレーズ]]、[[シュナイゼル・エル・ブリタニア|シュナイゼル]]と共に序盤から会話シーンには出番はあるが、パイロットとして登場するのは最終盤に1シナリオのみ。原作通り[[アルヴァトーレ]]に搭乗して敵として登場し、アルヴァトーレ撃破後は[[アルヴァアロン]]と[[刹那・F・セイエイ|刹那]]の駆る[[ガンダムエクシア]]との一騎討ちとなる。 |
:今作では原作以上に'''「道化」'''の役割を強調されており、自分の器量の限界をまるで自覚していない言動や後先を考えない行動故に、周囲からは冷めた目で見られている(アレハンドロ本人は周囲のそんな自分の評価にすら気付いていなかった)。特に、トレーズやシュナイゼルとの討議のシーンでは「アレハンドロが迂闊な発言をして、それをトレーズやシュナイゼルが窘める」というパターンが多く、小物感がなおさら強調されている。さらに[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の掌で踊されるだけでなく、排除しようとしていたトレーズや[[エルガン・ローディック|エルガン]]等の計略に逆に嵌められる形で討たれる事になる。印象としては[[ロード・ジブリール]]に近い。 | :今作では原作以上に'''「道化」'''の役割を強調されており、自分の器量の限界をまるで自覚していない言動や後先を考えない行動故に、周囲からは冷めた目で見られている(アレハンドロ本人は周囲のそんな自分の評価にすら気付いていなかった)。特に、トレーズやシュナイゼルとの討議のシーンでは「アレハンドロが迂闊な発言をして、それをトレーズやシュナイゼルが窘める」というパターンが多く、小物感がなおさら強調されている。さらに[[リボンズ・アルマーク|リボンズ]]の掌で踊されるだけでなく、排除しようとしていたトレーズや[[エルガン・ローディック|エルガン]]等の計略に逆に嵌められる形で討たれる事になる。印象としては[[ロード・ジブリール]]に近い。 | ||
− | : | + | :しかし、戦闘面では謎の優遇を受けており、汎用カットイン1種類+専用カットイン(GNファング、GNビーム砲)3種類の計4種類と[[カットイン]]の数が非常に多く、戦闘演出も妙に気合が入っている。また、アルヴァトーレおよびアルヴァアロン撃墜時には[[金塊]]50000を落としてくれる。アレハンドロが金色好きだからだろうか。 |
− | : | + | :なお、本作中では語られないが、最期のリボンズとの会話は刹那に聞かれており、『[[再世篇]]』にて「[[ソレスタルビーイング]]の[[裏切りイベント|裏切り者]]はアレハンドロを倒したからいないはず」という話題になった際には、刹那が「アレハンドロは最期に誰かと会話していた」と言及している。 |
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]] | ||
− | :厳密には本人ではないが、[[ソレスタルビーイング ( | + | :厳密には本人ではないが、[[ソレスタルビーイング (映画)|映画「ソレスタルビーイング」]]を鑑賞するイベントにて映画内のアレハンドロが登場。 |
:原作通りの扱いとはいえ、よくよく考えると'''[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]も[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]も[[ガイオウ]]も差し置いて[[再世戦争]]の[[ラストボス|大ボス]]扱いになってしまっている'''。 | :原作通りの扱いとはいえ、よくよく考えると'''[[ルルーシュ・ランペルージ|ルルーシュ]]も[[ユーサー・インサラウム|ユーサー]]も[[ガイオウ]]も差し置いて[[再世戦争]]の[[ラストボス|大ボス]]扱いになってしまっている'''。 | ||
− | === | + | ===単独作品=== |
− | ;[[ | + | ;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]] |
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:[[ブルーコスモス]]の盟主である[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に[[核ミサイル|核]]のデータを提供する他、邪魔になる[[アークエンジェル隊]]を排除しようと暗躍を繰り広げる。 | :[[ブルーコスモス]]の盟主である[[ムルタ・アズラエル|アズラエル]]に[[核ミサイル|核]]のデータを提供する他、邪魔になる[[アークエンジェル隊]]を排除しようと暗躍を繰り広げる。 | ||
− | :[[ガンダムマイスター]]の機体の制御を掌握して後一歩まで追い詰めたものの、そこで解放された[[トランザム|トランザムシステム]] | + | :[[ガンダムマイスター]]の機体の制御を掌握して後一歩まで追い詰めたものの、そこで解放された[[トランザム|トランザムシステム]]で形勢逆転されて討たれるという咬ませ犬ぶりを見せつけるハメとなってしまった。 |
:「天空の守護者」では、映画撮影としてアレハンドロ(を演じている役者)が[[カイルス]]と対峙するというシーンがある。 | :「天空の守護者」では、映画撮影としてアレハンドロ(を演じている役者)が[[カイルス]]と対峙するというシーンがある。 | ||
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− | == | + | == パイロットステータス設定の傾向 == |
− | + | 搭乗機の[[アルヴァトーレ]]、[[アルヴァアロン]]の性能はかなりのもので、[[特殊能力]]の[[GNフィールド]]も厄介だが、肝心のアレハンドロの能力値が控えめであまり活かせていない。内部データに設定された[[エースボーナス]]が発動していればもう少し強くなっただろう。 | |
=== [[能力|能力値]] === | === [[能力|能力値]] === | ||
− | [[ | + | [[射撃]]・[[防御]]・[[命中]]がやや高い。他は低め。 |
=== [[精神コマンド]] === | === [[精神コマンド]] === | ||
− | ;[[ | + | ;[[第2次Z破界篇]] |
− | : | + | :[[偵察]] [[てかげん]] [[鉄壁]] [[突撃]] [[直撃]] [[かく乱]] |
− | : | + | :監視者であるためか「偵察」持ち。後はアルヴァトーレ向けのコマンドが揃っているが命中強化がない。 |
− | === [[ | + | === [[特殊技能]](特殊スキル) === |
− | ;[[ | + | ;[[第2次Z破界篇]] |
− | : | + | :[[Eセーブ]]、[[Bセーブ]]、[[戦意高揚]]、[[気力+ (命中)]]、[[ガード]]、[[ブロッキング]] |
− | :命中関連がないのに「気力+(命中) | + | :命中関連がないのに「気力+ (命中)」。注意すべきはガードくらい。ブロッキングはアルヴァトーレでは発動できず、アルヴァアロンでは刹那の前に瞬殺される運命にある。 |
− | === [[エースボーナス]] === | + | === 固有[[エースボーナス]] === |
;被ダメージ0.8倍 | ;被ダメージ0.8倍 | ||
− | : | + | :[[第2次Z破界篇]]でのボーナス。アレハンドロがガードを所持しているので、このボーナスとの併用でGNフィールドがより強固な[[バリア]]となる…筈だったが、第2次Zでは未修得状態で1度も習得しない。 |
+ | <!-- == [[BGM|パイロットBGM]] == --> | ||
== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
;[[リボンズ・アルマーク]] | ;[[リボンズ・アルマーク]] | ||
− | :従者。自分に尽くしてくれるリボンズのことは本心から信頼しており、彼に[[ヴェーダ]] | + | :従者。自分に尽くしてくれるリボンズのことは本心から信頼しており、彼に[[ヴェーダ]]をリンクさせて情報操作を行っていた。しかし、リボンズに利用されていたことを最後の最期で告げられてしまう。 |
− | : | + | :ただし、リボンズ自身もアレハンドロに対して何らかの好意を抱いていたようで、後に「アレハンドロは残念だったが、計画のためやむを得なかった」と告げている。 |
+ | :なお、リボンズはアレハンドロのことを「器量が小さい」と評しているのだが、2ndシーズンでのリボンズ自身の言動を顧みるに、アレハンドロのことは言えないものである。 | ||
;[[ラグナ・ハーヴェイ]] | ;[[ラグナ・ハーヴェイ]] | ||
− | : | + | :リニアトレイン公社の総裁であるが、同じ監視者のメンバー。彼の財力で擬似太陽炉([[GNドライヴ[Τ]]])や[[GN-X]]を建造したが、GN-Xの配備が終了時点で用済みとしてサーシェスに抹殺命令を下した。 |
;[[チームトリニティ]] | ;[[チームトリニティ]] | ||
:彼らを監視者の一人であるクレーエ・リヒカイト(SRW未登場)に創造させた。そして、チームトリニティに[[ガンダムタイプ|ガンダム]]を与え、世界各国に過剰な武力介入をさせている。 | :彼らを監視者の一人であるクレーエ・リヒカイト(SRW未登場)に創造させた。そして、チームトリニティに[[ガンダムタイプ|ガンダム]]を与え、世界各国に過剰な武力介入をさせている。 | ||
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:そして、[[ヴェーダ]]掌握後にコールドスリープしていたイオリアを銃殺するが、彼は不測の事態も予想済みであり、[[トランザム]]の解放等かえってプトレマイオスチームに利する結果となってしまった。ある意味、イオリアはアレハンドロにとって「最大の敵」であったと言えなくもない。 | :そして、[[ヴェーダ]]掌握後にコールドスリープしていたイオリアを銃殺するが、彼は不測の事態も予想済みであり、[[トランザム]]の解放等かえってプトレマイオスチームに利する結果となってしまった。ある意味、イオリアはアレハンドロにとって「最大の敵」であったと言えなくもない。 | ||
;[[刹那・F・セイエイ]] | ;[[刹那・F・セイエイ]] | ||
− | : | + | :兼ねてより、[[ガンダムマイスター]]に相応しくないと思い見下していたが、皮肉にも直接対決で敗れる事になる。 |
;[[スメラギ・李・ノリエガ]] | ;[[スメラギ・李・ノリエガ]] | ||
:擬似太陽炉の存在からヴェーダへのハッキングを推理し、事前にガンダムへの独自のバックアップシステムを[[クリスティナ・シエラ|オペ]][[フェルト・グレイス|レーター]]に構築させていたことを評価した。 | :擬似太陽炉の存在からヴェーダへのハッキングを推理し、事前にガンダムへの独自のバックアップシステムを[[クリスティナ・シエラ|オペ]][[フェルト・グレイス|レーター]]に構築させていたことを評価した。 | ||
− | : | + | :なお、劇中では彼女とは対面することは無かったが、[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|破界篇]]では彼女およびプトレマイオスクルーとの直接対決が実現する。 |
;[[マリナ・イスマイール]] | ;[[マリナ・イスマイール]] | ||
:アザディスタンを支援し、[[国連]]での発言力を強めていった。 | :アザディスタンを支援し、[[国連]]での発言力を強めていった。 | ||
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:彼やシュナイゼルと共に世界の統治を討議していたが、自身の野望を見透かされるなど彼らとの力量の違いを露呈する結果に。 | :彼やシュナイゼルと共に世界の統治を討議していたが、自身の野望を見透かされるなど彼らとの力量の違いを露呈する結果に。 | ||
;[[ドーリアン外務次官]] | ;[[ドーリアン外務次官]] | ||
− | : | + | :[[第2次スーパーロボット大戦Z破界篇|第2次Z破界篇]]序盤で時空転移してきた[[マクロス・フロンティア船団|フロンティア船団]]へ彼と共に赴き、同船団を国連が一国家として認定した旨を報告する。 |
;[[ムルタ・アズラエル]] | ;[[ムルタ・アズラエル]] | ||
− | : | + | :[[CC]]では、彼に[[核ミサイル|核兵器]]のデータを渡す。 |
=== リアル系 === | === リアル系 === | ||
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:彼やトレーズと共に世界の統治を討議していた。中盤では[[リモネシア共和国|リモネシア]]の侵攻によって、一つの国家が消滅した事を「仕方の無い事」と評した為、彼から発言の迂闊さを窘められる一幕も。 | :彼やトレーズと共に世界の統治を討議していた。中盤では[[リモネシア共和国|リモネシア]]の侵攻によって、一つの国家が消滅した事を「仕方の無い事」と評した為、彼から発言の迂闊さを窘められる一幕も。 | ||
;[[レオン・三島]] | ;[[レオン・三島]] | ||
− | : | + | :[[第2次Z破界篇]]序盤の会談で、彼に[[バジュラ]]についての詳細を訊ねる。 |
;[[グレイス・オコナー]] | ;[[グレイス・オコナー]] | ||
− | : | + | :第2次Z破界篇ではリボンズを介し、彼女に裏から協力を受けていた。 |
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=== [[バンプレストオリジナル]] === | === [[バンプレストオリジナル]] === | ||
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=== TV版 === | === TV版 === | ||
;「リボンズ、始まったよ。人類の変革がね」 | ;「リボンズ、始まったよ。人類の変革がね」 | ||
− | :1st第1話での記念すべき第一声。[[ソレスタルビーイング]] | + | :1st第1話での記念すべき第一声。[[ソレスタルビーイング]]による全世界への武力介入開始後の感想を[[リボンズ・アルマーク|従者]]に対して意味あり気に語る。 |
;「私は『監視者』であって実行者ではない。私に出来るのは、彼らを見つめ続ける事。たとえ、それが滅びの道だとしても…」 | ;「私は『監視者』であって実行者ではない。私に出来るのは、彼らを見つめ続ける事。たとえ、それが滅びの道だとしても…」 | ||
:1st第10話にて。付き人のフリをしていた頃のリボンズに「良いのですか? このままにしておいて」と聞かれたときの台詞。 | :1st第10話にて。付き人のフリをしていた頃のリボンズに「良いのですか? このままにしておいて」と聞かれたときの台詞。 | ||
− | : | + | :この頃のアレハンドロは、監視者としての役割を果たそうとしていたようである。もっとも、外伝『00P』で描写されているところだと、口だけだったようだが。 |
− | ;「力任せだ。[[ガンダムタイプ | + | ;「力任せだ。[[ガンダムタイプ|ガンダム]]の性能に頼り過ぎている。パイロットは、刹那・F・セイエイだったか」 |
− | + | :1st第12話より。[[刹那・F・セイエイ]]の戦い方を評価して。 | |
− | : | + | :アレハンドロのこの発言は一理あるが、後に刹那と直接対決した際には、MSの操縦技術が格段に向上した彼に追い詰められてしまうことに。 |
− | ;「リボンズ…君はまさしく、私の[[ | + | ;「リボンズ…君はまさしく、私の[[天使|エンジェル]]だ」 |
:1st第20話より。量子型演算処理システム・[[ヴェーダ]]を掌握した際の台詞。この頃は得意の絶頂だったが…。 | :1st第20話より。量子型演算処理システム・[[ヴェーダ]]を掌握した際の台詞。この頃は得意の絶頂だったが…。 | ||
;「主役はこの私、アレハンドロ・コーナーだ!」 | ;「主役はこの私、アレハンドロ・コーナーだ!」 | ||
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:小説版におけるリボンズに裏切られた直後の独白。ちなみに、中略した部分では[[メメントモリ]]の建造計画に着手していた事も語られている。 | :小説版におけるリボンズに裏切られた直後の独白。ちなみに、中略した部分では[[メメントモリ]]の建造計画に着手していた事も語られている。 | ||
− | == | + | == 迷台詞 == |
;「フッハッハッハッハッハッ! 反政府勢力カタロンなど、我々の敵ではない!」<br />「そうとも。世界はアロウズによって統治され、初めて恒久和平を得ることができるのだ!」<br />「ソレスタルビーイング。紛争根絶を掲げる私設武装組織か。しかし! 貴様らの出番は無い! 世界は我々アロウズによって統一された!」 | ;「フッハッハッハッハッハッ! 反政府勢力カタロンなど、我々の敵ではない!」<br />「そうとも。世界はアロウズによって統治され、初めて恒久和平を得ることができるのだ!」<br />「ソレスタルビーイング。紛争根絶を掲げる私設武装組織か。しかし! 貴様らの出番は無い! 世界は我々アロウズによって統一された!」 | ||
− | :…以上が''' | + | :…以上が'''『[[劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-|劇場版]]』における[[ソレスタルビーイング (映画)|映画『ソレスタルビーイング』]]に登場する悪役としての'''アレハンドロの台詞である。しかも、TV版のアレハンドロ・コーナー本人と比較してテンションが高い。 |
− | : | + | :なお、このように戯画化された悪役としてアレハンドロが再登場したことに関しては、視聴者に衝撃(あるいは笑撃)を与えた。 |
== スパロボシリーズの名台詞 == | == スパロボシリーズの名台詞 == | ||
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;「黄金は永遠の色…! それは私だけに許される!」 | ;「黄金は永遠の色…! それは私だけに許される!」 | ||
:[[百式]]、[[スモー (ゴールドタイプ)|スモー]]との[[特殊戦闘台詞]]。 | :[[百式]]、[[スモー (ゴールドタイプ)|スモー]]との[[特殊戦闘台詞]]。 | ||
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;「確かに次元獣は強力だが、数的な限界がある以上、最終的には量の戦力の前に屈するさ」 | ;「確かに次元獣は強力だが、数的な限界がある以上、最終的には量の戦力の前に屈するさ」 | ||
− | : | + | :リボンズに[[新帝国インペリウム]]を放置しておいてよいのかと尋ねられた時の返答。この自論によりインペリウムよりも[[ZEXIS]]を先に叩くことを決意する。 |
+ | :しかし、その気になれば[[ガイオウ]]は[[次元獣]]を際限なく増やすことができる上に、彼一人の力でも[[国連|国連軍]]を潰す事は容易であり、この見解は完全な誤りであった。 | ||
;「[[ZEXIS]]にもそのような機体があるはずだが?」 | ;「[[ZEXIS]]にもそのような機体があるはずだが?」 | ||
:[[クロウ・ブルースト|クロウ]]との[[戦闘前会話]]でアルヴァアロンに難色を示す様子を見せたクロウに対しての一言。言うまでもなく、百式やスモーの事を言っているが、クロウからは「比較するな」と一蹴される。 | :[[クロウ・ブルースト|クロウ]]との[[戦闘前会話]]でアルヴァアロンに難色を示す様子を見せたクロウに対しての一言。言うまでもなく、百式やスモーの事を言っているが、クロウからは「比較するな」と一蹴される。 | ||
:ちなみに、[[クワトロ・バジーナ|その機体の]][[ハリー・オード|パイロット]]との戦闘前会話は、残念ながら設定されていない([[乗り換え]]により、それらの機体に乗っていない可能性もあるため)。 | :ちなみに、[[クワトロ・バジーナ|その機体の]][[ハリー・オード|パイロット]]との戦闘前会話は、残念ながら設定されていない([[乗り換え]]により、それらの機体に乗っていない可能性もあるため)。 | ||
+ | ;「き、貴様は世界を敵にして、まだ戦うというのか!」 | ||
+ | :[[刹那・F・セイエイ|刹那]]に撃墜された際の[[特殊戦闘台詞]]。 | ||
== 搭乗機体・関連機体 == | == 搭乗機体・関連機体 == | ||
214行目: | 190行目: | ||
== 余談 == | == 余談 == | ||
− | * | + | *専用機のアルヴァトーレだけでなくパイロットスーツや拳銃も金色であるため、視聴者から「金色好き」とネタにされている。アルヴァトーレの金色は'''本人の趣味'''とは別に、ビームコーディングが施されているとされているが真相は不明。仮にコーティングが施されていても機体が目立つ為、その後のモビルスーツでは採用されなかった。 |
− | + | **実は[[声優]]の松本保典氏は、かつて「[[SDガンダム外伝]]」で黄金神「[[騎士スペリオルドラゴン|スペリオルドラゴン]]」を演じている。その為、金色好きはある意味[[声優ネタ]]である。 | |
− | ** | + | *キャラクターデザインの千葉道徳氏は、アレハンドロを「織田信長のような傑物になるのでは、と思ってデザインした」とコメントしている。ちなみに、彼の従者のリボンズは信長の小姓・森蘭丸とのことである。 ……結果は御覧の通りであるが(ただし、己の野望実現を目前にして部下に裏切られて最期を遂げたという意味では、信長と似てなくもない)。 |
− | *キャラクターデザインの千葉道徳氏は、アレハンドロを「織田信長のような傑物になるのでは、と思ってデザインした」とコメントしている。ちなみに、彼の従者のリボンズは信長の小姓・森蘭丸とのことである。 | ||
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== 資料リンク == | == 資料リンク == |