リディ・マーセナス
2014年4月30日 (水) 21:24時点における120.51.110.224 (トーク)による版
リディ・マーセナス(Riddhe Marcenas)
地球連邦軍ロンド・ベル隊のMSパイロット。『機動戦士ガンダムUC』における、もう1人の主人公。
連邦政府初代首相でラプラス事件で非業の死を遂げたリカルド・マーセナスの後裔であり、ローナン・マーセナスの嫡男。
理想や家族を捨てて政治家になった父ローナンとマーセナス家に反発し、連邦軍に入った。家の七光りではなく、自分の腕だけで名をあげようとパイロットになるも、いつまでもついてまわる家の影響に辟易している。内心はモビルスーツよりも航空機に憧れを抱いており、常にかの伝説的なエースパイロットが搭乗していた複葉機のプラモデルを持ち歩ている。
OVA版では透明な容器に小さな複葉機が入った「お守り」を左腕に付けているという設定に変更している。
宇宙世紀の物語ではニュータイプとして覚醒した現実を受け入れ、順応する人物が多い中、ニュータイプを災厄のように忌み嫌い、自分自身がニュータイプである現実さえも全力で否定しようとした数少ない人物。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品。最初はリゼル(Cタイプ)に乗るが、途中でデルタプラスに乗り換える。
- …のだが、上述の設定の影響かは不明だがニュータイプ技能も無く、エースと比べると見劣りしてしまうのが難点。
- 挙句愛機のデルタプラスも序盤の乗機が貧弱すぎるアムロやカミーユに取られてしまう事も…。
人間関係
- バナージ・リンクス
- 当初は信頼関係を築くが、やがて意見の相違によって憎しみに代わっていく。
- オードリー・バーン
- 自身と同じく血の呪縛に囚われている彼女に対して共感を抱くが、最終的に拒絶される。
- アルベルト・ビスト
- 終盤には共犯関係じみた繋がりになる。
他作品の人間関係
- カミーユ・ビダン
- 第3次Zでは同じロンド・ベルに配属されている。当初は先輩後輩といったフランクな関係を築いていた。
- カツ・コバヤシ
- 第3次Zでは同じロンド・ベルに配属されている。ちなみにリディとは(劇場版での)声優が同じ。
- ヒイロ・ユイ
- 第3次Zでは彼より女心を分かっていると自慢する(直後にデュオから比較対象が低過ぎると突っ込まれた)。
- AG
- 第3次Zにて、デルタプラスに乗ることになった事に対して「知らない事はいい事だ」と呟いた。
名台詞
- 「そうさ・・・囚われているんだよ、逃れられない血の呪縛にな・・・」
- 父の恨みを晴らすべく破壊活動を行うロニに対して。自身と照らし合わせた台詞。
- 「可能性に殺されるぞ!そんな物、捨てちまえぇ!!」
- (お前さえ居なければ、こんな事にはならなかったんだ…)
スパロボシリーズの名台詞
- 「嘘だろ!? どう見てもティーンエイジャーじゃないか!!」
- 第20話にて、テッサを見ての驚愕。顔グラも凄い事になっている。
搭乗機体・関連機体
余談
声優を勤めた浪川大輔氏は『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』のアルフレッド・イズルハをはじめ、『劇場版 機動戦士Ζガンダム』のカツ・コバヤシ、『機動戦士ガンダム00』のミハエル・トリニティ、『機動戦士ガンダムAGE』(SRW未参戦)のゼラ・ギンス等といった役柄を演じており、ガンダムシリーズとは繋がりが強い。