スラスターモジュール
付けた機体の宇宙適応を上げる(AかSの最高ランクにする)強化パーツ。
A止まりの場合は、宇宙では出撃できない機体に付けるという意味合いが強いが、Sに上がる場合は攻撃力等の底上げが可能なので、武器の適応がA止まりの機体に付けるという手もある。作品によっては『パイロットと機体の両方の地形適応を一致させる必要がある』という仕様の為、パイロットの地形適応がSだが機体がA止まりという場合に、このパーツで補う……といった使い方をする事も。一方で出撃の可否が移動タイプの有無で決まる作品では、移動タイプが追加されないせいで宇宙に出撃できない機体に装備しても出撃できないままである。
また、近年では終盤宇宙ステージが多いのにも関わらず、宇宙適応の低いユニット(オーバーマン、ウォーカーマシン、ゾイド等)が多数登場する作品(『Z』や『K』)においては、それらのユニットを宇宙で使用する場合は非常に重要なパーツである。
なお初登場作品の『α外伝』では、殆どが地上、月面上での戦闘であるため、初取得以降に効果が意味を成すマップはノーマルルート専用のラスト1マップのみ。それにも拘らず、宇宙ルートのバザーでは重要アイテムであるかのように高値で売られているという、作中屈指の罠パーツとなっている(更に宇宙ルート終了後には適正価格で売られるようになるという厭らしいオチまで付く)。ただしリセットで発生する値段変化バグを使えば、ブルーストーンを大量に稼げる優良な交易品にもなる。
ゲームシステムと割り切るしかないのだが、宇宙を駆けるバイクやホバートラックなど、珍妙極まりないものを見る事も可能。もっとも「宇宙を車輪で走る描写」は、参戦作品であるJ9シリーズ原作で既にやっていること(ブライサンダー、バクシンガー合体前の宇宙バイク、J9III号)ではあるが、いずれにしろ珍妙には違いない。
関連する用語[編集 | ソースを編集]
- ワルキューレ (電童)
- 『MX』ではこのパーツを付ければ、宇宙を駆けるバイク(しかもベガは生身)という、衝撃的な光景を見る事が出来る。『R』では不可能。
- ガーランド / プロトガーランド
- 装備してもMC形態に変形出来ない。
- 74式ホバートラック
- 『GC』では付けても宇宙に出られない。『XO』では付けると出撃可能になり、宇宙でソナー探知を行うエレドアというシュールな光景を見ることが出来る。
- マゼラアタック
- さすがに戦車は『XO』でも無理だった。
- F-28メッサー
- このパーツを付けて運動性とホーミングミサイルをフル改造すれば、旧式の戦闘機が強力な万能兵器へと変わる。
- トールギスIII
- 宇宙戦を得意とする機体で、機体の改造システムが他作品とは異なる『L』において、ユニットボーナスなどにより一部のファンではゼクス共々「火消しのスラスターモジュール」などと呼ばれていた。詳細は機体項目を参照されたし。