ニルヴァーシュ type ZERO

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ニルヴァーシュ type ZERO
外国語表記 Nirvash type ZERO[1]
登場作品

エウレカセブンシリーズ

初登場SRW スーパーロボット大戦Z
SRWでの分類 機体
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スペック
分類 LFO(TV版)
KLF(劇場版)
動力 コンパク・ドライヴアミダ・ドライヴ搭載)
開発 トレゾア技術研究所(TV版)
主なパイロット エウレカレントン・サーストン(TV版)
レントン・サーストン(劇場版)
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ニルヴァーシュ type ZEROは『エウレカセブンシリーズ』の登場メカ

概要

TV版

人類が最初に発掘した「アーキタイプ」で、後のLFOの原点となった機体。配色は白ベースに赤のライン。

トレゾア技術研究所で研究が進められ、機械部類が取り付けられたが普通の人間が操ることはできず、同じアーキタイプの発掘現場で発見された少女エウレカが乗ることで同調した。そして同研究所でトラパーで浮遊する技術も開発され、そのトラパーの波に乗るニルヴァーシュのリフボードをアクセル・サーストンが開発。そして現在のニルヴァーシュが完成した。

その後、ニルヴァーシュはコンパクドライブにアミダドライブを取り付けることで「サトリプログラム」が開かれ、「セブンスウェル」現象を引き起こし、パイロットとの同調率を向上させた。

当初はエウレカがパイロットを務めていたが、ニルヴァーシュがレントンを早くから認めており、彼と同調。最終的にはレントンがメインパイロットを務め、それに伴いエウレカはサブパイロットとなり、ツインシンクロによりニルヴァーシュを飛躍的に成長させた。その成長に合わせて改良されたのが「ニルヴァーシュ type ZERO spec2」である。

劇場版

レントンが大事にしていたニルヴァーシュの幼生が成長し、KLFとして外部装甲と武装を取り付けた姿。TV版と異なり、配色は白ベースに灰色のラインとなっている。既にアーキタイプと同調していたレントンとのコンビで高い戦果を上げた。TV版にあった「人類が最初に発掘したアーキタイプ」という設定は本作では存在しないため、「type ZERO」という呼称がつかない。

エウレカとレントンとの再会により「ニルヴァーシュ spec2」へと進化する。この辺りの設定はTV版と概ね同じ。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

スーパーロボット大戦Z
初登場作品。最初はエウレカ、中盤にレントンがパイロットを務める。攻撃力に問題がある為、やや非力な面がある。spec2になってから本領を発揮する。
第2次スーパーロボット大戦Z破界篇
劇場版設定で参戦。武装がナイフと突撃だけになってしまった。基本カットインは前作に準じるが、劇場版に合わせた改定が成される。ちなみにこの形態はスポット限定で、正式参戦時にはSpec2になっている。

単独作品

スーパーロボット大戦X-Ω
エウレカがメインパイロットのSSRアタッカー・大器型SSRディフェンダー、レントンがメインパイロットのSSRシューター・ブラスターでそれぞれ登場。
SSRアタッカーは2016年4月のイベント「ビフォアー・イット・スターツ」にて実装され、後にレアリティ覚醒ユニットとしても登場。回避率アップ系のアビリティを2つ持つ典型的リアル系。陸タイプの地形で大幅にスペックがアップするため、陸系のステージで運用したい。
SSRシューターは傾向はアタッカー版に似るが、Zシリーズ同様レントンが回避系の精神を持たないため回避力は劣る。
大器型SSRディフェンダーは2017年9月の「年代別ガシャ 00年代以降」にて実装。WAVE進行ごとに自分とパーティ全体にバフを付与する大器晩成型。
アリーナでは大器型SSRディフェンダーがアビリティ「モーニング・グローリー」によりCRT率、行動力、防御確率がアップするアビリティを持たない味方に対して大きなバフを付与できる強力なユニットとなっている。また、このアビリティは大器ジエンドのアビリティ「バレエ・メカニック」と対になっており、2機をセットで運用することで互いの弱点を補完し合う構成となっている。エウレカ側は回避率が強化されることで「生きてきた事の証」の回復&コア補給効果が生きる他、必殺スキル「カットバックドロップターン」の回避アップ効果と合わせることで高い回避率をキープできる。
また、ジエンド以外にも大器エウレカのバフの恩恵を受けられるユニットは多く、VGアインヴァルト大器ディフェンダー版バイカンフーなど、鈍足なユニットの行動力を補える。大器エウレカの登場後は、同ユニットとのセット運用を前提にしたような性能のユニットが実装されることも増えてきている。

装備・機能

武装・必殺武器

武装

ブーメラン型ナイフ
ニルヴァーシュの主力武器。TV版では二又、劇場版では三又式。
『X-Ω』では通常攻撃に採用。アタッカー・ディフェンダータイプは近接、シューター・ブラスタータイプは投擲となっている。

必殺技

カットバックドロップターン
リフボードを使った難易度が高い技で、レントンの憧れでもあった。リフテクニックの一種であるためか、レントンが軍属となっている劇場版仕様では使っていない。
『Z』ではドロップターン後の落下の勢いを乗せたナイフで敵を両断する技。リフテクニックのレベルが条件となっているが要求は『レベル1』のため、エウレカ・レントンともに参戦時点で使用可能。
『X-Ω』ではアタッカー・ディフェンダータイプの必殺スキルに採用。
かく乱戦法
スカイフィッシュを呼び寄せ、攻撃する。トライチャージ属性。劇場版では未使用。
突撃
『Z』ではブーメランナイフで敵小隊を切り刻む全体攻撃。対地攻撃で使った場合、最後の1機にはリフボードを投げつけて両断するが、これは第20話戦闘シーンの再現。
共通ルート12話のイベントで追加されるが、リフテクニック『レベル5』が解禁条件のため、加入当初のエウレカはまだ使えず、正式参戦後もレベルを1~2上げる必要がある。レントンに至ってはよほどレベルを重点的に上げない限り、使えるようになる前にSpec2に乗り換える事になると思われる。
『破界篇』ではシステム変更に伴いカットバックドロップターンの動作がこちらに移植。またニルヴァーシュのリアルカットインが追加された。
『X-Ω』ではディフェンダータイプの必殺スキルに採用。
ブーメラン型ナイフ(連続投擲)
『X-Ω』ディフェンダータイプの必殺スキル。
ブーメラン型ナイフ(乱れ斬り)
『X-Ω』シューター・ブラスタータイプの必殺スキル。

特殊能力

LFO
空中にいても1ターンにつきEN消費をゼロに抑える。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

M

対決・名場面

ライダーズ・ハイ
第20話より。昏睡状態となったエウレカより仕事を優先するホランドに反発するレントン。しかしその仕事はエウレカの治療に必要な人物の救出が目的だった。ホランドが常にエウレカの事を気にかけていた事を知り、改めて自分がガキだという事実に打ちのめされるレントン。ホランドを攻撃していたモンスーノ部隊を壊滅させるが、その戦い方は八つ当たりのような大暴れだった。返り血で真っ赤に染まりながら最後の1機を執拗に叩きのめすが、ふと我に返った瞬間、レントンは肉片となった人間の腕を見てしまう。

関連機体

ニルヴァーシュ
ニルヴァーシュ type ZERO spec2
第2進化。
ニルヴァーシュ spec2
劇場版におけるspec2。外見はTV版と同様だが武装が異なる。
ニルヴァーシュ type ZERO spec3
アーキタイプが進化した最終形。アーキタイプそのもので、言語も話す。
ニルヴァーシュ type ZERO spec-V
劇場版のアーキタイプが進化した最終形。こちらも言語を話す。
ニルヴァーシュ type the END
ニルヴァーシュの名を持つが、全くの別物。

余談

  • TVシリーズの前の話のNEW WAVE(ゲームソフト)では、サムナ・スタージョンが単独での起動・操縦に成功している。その後ホランドに受け渡し、それをエウレカが搭乗することとなる。

商品情報

脚注

  1. Mechanic、交響詩篇エウレカセブン、2022年2月15日閲覧。