アルヴィス
アルヴィス（Alvis）
『蒼穹のファフナー』に登場する、フェストゥムに対抗する為の組織。 竜宮島の人々は殆どがこの組織の所属である。
ファフナーのノートゥングモデルとそのパイロットを有していることから、対フェストゥム戦にあたっては世界でも屈指の戦力を持つ。
日本消滅後、生き残りの日本人達の発動した楽園計画(アーカディアン・プロジェクト)を遂行するための組織の１つ。 その目的は人類をフェストゥムの侵略から守り、平和と文化を次代に伝えること。 フェストゥムに対抗するための兵器の開発はその目的を達成するための手段の１つでしかない。 そのため竜宮島の子供達に『平和という文化』を教えるため『卒業』までは世界の真の姿を知られないように配慮したり、 島のアーカイブに過去の文化データを保存するなどの活動も行っている。
フェストゥム殲滅を掲げる新国連からは「強大な戦力を持ちながら協力しない人類の裏切り者」と見なされているが、ファフナーの世界観では新国連は日本を事実上見捨てて核攻撃で消滅させているため、生き残りの日本人の集団であるアルヴィスにとっては彼らに協力することは感情的にも難しいものの、同じ人間同士戦うべきでないと考え対立を避けており、ある意味フェストゥムよりも厄介な悩みの種となっている。
登場作品
関連人物
- 皆城公蔵
- アルヴィス司令であるが第2話で戦死する。
- 真壁史彦
- アルヴィス司令補佐（後に司令）で平時は陶芸家を営んでいる。
- 遠見千鶴
- フェストゥムおよび同化現象の研究者で平時は診療所を営んでいる。
- 羽佐間容子
- ファフナーの整備関連を担当しており、平時は学校の理科教師をしている。
- 要澄美
- 主にオペレーターを担当しており、平時は学校の体育教師をしている。
- 近藤彩乃
- 生物工学の第一人者で、平時は学校の数学教師をしている。
- 溝口恭介
- アルヴィスの特殊工作員で、春日井夫妻追放後は喫茶店「楽園」の経営者となる。
- 小楯保
- アルヴィスのメカニックチーフでその陰では「大粒あんこ」のペンネームで機動侍ゴウバインの執筆を行っている。
- 西尾行美
- アルヴィスの最古参のメンバーだが、ゼロファフナーの起動実験時に起きた事故で息子夫婦が亡くなってからは一線を退いていた。
他作品の関連人物
- カガリ・ユラ・アスハ
- K及びUXではアルヴィスの支援者。UXではアーカディアンプロジェクトに前後して、対フェストゥム用にモビルスーツの開発に着手したという設定。
- シン・アスカ、ルナマリア・ホーク
- UXでのファフナーパイロット達のよき先輩。