クリム・ニック

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クリム・ニック
外国語表記 Klim Nick
登場作品

ガンダムシリーズ

声優 逢坂良太
本名 クリムトン・ニッキーニ
種族 地球人
性別
所属 アメリア軍
軍階級 中尉→大尉
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概要

後ろ髪を三つ編みにしたアメリア軍のエースパイロット。

アメリアのズッキーニ大統領の息子で、本名は「クリムトン・ニッキーニ」。当初の階級は中尉だが、第10話で大尉に昇進し、新造航宙艦サラマンドラのMS大隊長に就任する。部隊指揮のほか、戦闘においてもその技量は高く、洞察力も鋭い。

自分自身を「天才」と自称し、敵からも(皮肉で)天才と呼ばれることがある。軽い自己陶酔的描写やオーバーリアクション気味な反応をすることもあるが、仲間達からは信頼されており、面倒見も良い好青年である。本名ではなく「クリム・ニック」の愛称で呼ばれることを好むのも、自分を大統領の息子ではなくいちパイロットとして気さくに扱うようにという彼なりの気遣いによるものである。アメリア軍人のミック・ジャックとは気が合う相棒として、2人で行動することが多い。

登場作品

単独作品

スーパーロボット大戦X
初登場作品。担当声優の逢坂良太氏は、今作でSRW初出演。

人間関係

ズッキーニ・ニッキーニ
アメリアの大統領を務める父親。あまり関係は良くない。
ミック・ジャック
大切なパートナーであり、戦友。彼女と共に戦場を駆ける。
ベルリ・ゼナム
天才である自分ですら起動できなかったG-セルフを操縦することができる彼に当初は嫉妬するも、その力を認めて以降よい戦友というべき立場になる。
アイーダ・スルガン
序盤に彼女の救出に向かい、以後も姫様と呼び慕う。
ラライヤ・マンディ
記憶喪失時の彼女にはよく懐かれて絡まれている。
ドニエル・トス
モンテーロの母艦の艦長として、序盤に世話になる。
グシオン・スルガン
アメリア軍の総監。第8話では補給物資を届けた。
マスク
敵対関係にあるが、ドレット軍攻撃の際に共闘した。
サラマンドラ艦長
艦のMS大隊長であるため、話し合うことが多い。

名台詞

「ジャベリンありがとうね!」
第3話。それまでドニエル・トス達に上から目線で怒鳴り散らしていたかと思いきや、急に整備士に自分の機体の整備へのねぎらいの言葉をかける。彼が単なる「自分の才能を鼻にかける傲慢な自称天才」というありがちなキャラとは一味違う事を印象付けるセリフ。
「カーヒル大尉は、アイーダ様恋しさからあそこに潜入した!あの年でふざけているから!」
同話より。キャピタル・タワーに潜入したカーヒルに対し、その行動と年齢を揶揄する。
「ハハハハハッ!!私は天才なのだよっ!」
同話より。迫りくるカットシーを次々と撃墜しながら高笑いをあげる。
「ヤツめ!本気か!?」
同話より。G-セルフのコクピットにて、すぐ側に女子3人(アイーダ、ラライヤ、ノレド)がいるのに、トイレをするベルリを目撃して驚愕する。…確かに凄い勇気だと言わざるを得ない。
「なあ貴様、アメリア軍に入隊しないか?」
ベルリ「中尉の位をくれるのなら、入隊します」
第5話。自分に操縦できないG-セルフを操るベルリに嫉妬していたクリムであるが、彼の実力が確かであることを認め勧誘する。ベルリからは軽口で応じられ、お互い和やかな雰囲気になる。
「私には、無駄死にというチョイスはないんだ!」
第6話。モンテーロが大気圏突入し、まさかの事態になりそうだった所を、G-セルフに助けられる。
「パイロットなど、おだてて使うのがコツだろ?」
第11話。新兵達の教育に際して「この中で手柄を立てた者が王になれる」と煽りつつ。
「初めての宇宙戦で蝶のように舞い!蜂のように刺す!」
同話より。初めての宇宙戦闘においても、ウーシァなどアーミィのMSを軽く撃墜する。
ミック「アイーダ様と一緒に戦えるんで、嬉しいんでしょ?」
「彼女にそれほどの腕はない」
ミック「…G-アルケインなら戦力になりますけど?」
「期待はするな!」
第12話。部下からアイーダが出撃したと知らされるが、彼女のポンコツぶりを語ってしまう。
「手間は手間だったが、移動ポッドのダーマでこのダハックを運び込んで、プランダーと4本のビームサーベルを使って見せれば、天才は天才だろう!」
最終話。ダーマをパージした際に。富野節全開である。

搭乗機体

モンテーロ
序盤の乗機。
宇宙用ジャハナム
中盤の乗機。
ダーマ、ダハック
終盤の乗機。