ドミュナス
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ドミュナス(Dominus)とは、『THE ビッグオー』・『THE ビッグオー 2nd SEASON』に登場するメガデウス、ザ・ビッグシリーズのパイロットのこと。
概要
ザ・ビッグシリーズはそれぞれの機体が自我を持っており、自身の乗り手に相応しい主(=ドミュナス)を選択する。その基準は定かではないが、ザ・ビッグを操るメモリーを持っていることに加え、機体への搭乗期間が長く、機体を的確に操る事が可能な肉体・精神を持つ者を主と認識するようだ。
ドミュナスに選ばれた者はザ・ビッグにとって尊重すべき存在と見做されるらしく、ロジャーがR・Dに殺害されそうになった際にはビッグオーが自動的にロジャーの下に駆け付けて彼の窮地を救った。また、エンジェルの危機を察知した際は自ら機能停止してロジャーに救出に行くよう促すなど、間接的な形でドミュナスをサポートしたこともある。
しかし、搭乗者が精神的に動揺したり、機体が大きく破壊されるなどして「主として相応しくない」と判断されてしまうとドミュナスとしての資格を剥奪されてしまう。こうなるとザ・ビッグはコクピット内部の配線類を触手のようにして搭乗者の身体に突き刺し、搭乗者の肉体を機体の一部として取り込もうとする。アランに至っては、全身を配線に覆いつくされ(恐らくは全身をバラバラに引き裂かれつつ)、機体の外に排出される羽目になった。
ドミュナスに選ばれた者達
- ロジャー・スミス
- ビッグオーのドミュナスとして選ばれる。
- 最終話でビッグファウに敗北した際にはロジャーが機体に取り込まれそうになったが、これまでの信頼関係故か資格が剥奪されることは無かった。
- シュバルツ・バルト
- ビッグデュオのドミュナスとして選ばれる。
- エンジェル
- 漫画版ではビッグフォウのドミュナスとして選ばれ、2nd SEASONではビッグヴィヌスを操った。
ドミュナスの資格を剥奪された者達
- アラン・ゲイブリエル
- ビッグデュオ・インフェルノを操ったが、暴走の末に"YE GUILTY"(汝、罪人なり)と認識され、機体の外へ排出されてしまった。
- アレックス・ローズウォーター
- ビッグファウを操ろうとしたが、一度目は機体のコアメモリーが欠けていたために拒絶され、二度目はパラダイムシティの真実を知ったことで動揺し、機体に取り込まれてしまった。