太虚
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「太虚」。別名「虚空」。宇宙の原初であり、万物の根源。全ての中心に属する。儒仏における「太極」と同じである。
Zシリーズ
インベーダーの中にある因子。理の異なる世界に存在する因子であり、Zシリーズの宇宙における「消滅しようとする力」と同じ力であり、これを取り込んだのがバアルとされるインベーダーである。號曰く「永遠の闇」「生命ある者の最大最強の敵」というのだが、上述のバアルと比較して異質な印象を受ける。名称から想起される言葉が異様さをより引き立てており、御使いは腫物を恐れるように太虚について言及していた。
『第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇』「閃光! 次元の果て!」のマップ背景に存在する次元の裂け目は太虚の源流となる世界に通じているとされるが、その先がどのような世界かは劇中では明らかにはならなかった。 クリア時に「向こう側」から太虚の因子が流れ込んできて宇宙空間を破壊しようとしたことが判明しており(一つの宇宙に死を溜め込み、一気に破壊する御使いとは全く異なるプロセス)、ゴウはこれを行う存在を『生命最大最強の敵』『永遠の闇』と称していた。
関連用語
- 太極
- バアル
- アカシックレコード(虚空)
- 鬼宿
- 彼らの操る「消滅しようとする力」は太虚と同じもの。特に「沈黙の巨蟹」のリアクターである最高司祭・尸空が顕著だが、彼らは『あるべき場所に導き、循環させる』ために力を行使している。
余談
- ゲッター艦隊の存在や號の意味深な反応から「虚無戦記」と結びつけるユーザーも多いが、作中での言及はされていない。
- すべてを滅ぼす存在(消滅しようとする力)として同一存在として位置づけられるのは、異なる空間から現出して宇宙全てを滅ぼすルイーナ(ペルフェクティオ)と思われる。また、ルイーナの設定『スーパーロボット大戦D』にゲッターロボが大きく関係している。