ゴダード

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ゴダード(Goddard)

タイタン調査船アルゴス号のクルー。電子工学の専門家だが、格闘術に秀でており、タカヤとシンヤに子供の頃からボクシング、空手などを教え込んでいた師匠でもある。
ストーリー中盤でラダム母艦内にてテッカマンとして目覚め、テッカマンアックスとなった。

コミックコンプ版ではアックスとなってからは終始唸り声しか挙げていない。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦J
スーパーロボット大戦W
原作では最後までラダムに心を支配されていたが、テッカマンブレードとの一騎討ちの後、死の間際にラダムの支配を脱し、人間の心を取り戻した。

人間関係

Dボゥイ(相羽タカヤ)
人間だった頃と同じように彼の事をタカヤ坊と呼ぶ。敵対関係にありながら、彼の成長を喜ぶ場面もあった。
相羽シンヤ
シンヤ坊と呼んでいたが、テッカマンと化した後はエビル様とも呼ぶ。天才型のタカヤとは違い、努力型の彼には自分の指導が必要だと感じ、タカヤよりも長い時間、つきっきりで指導していた。アルゴス号が地球を旅立つ前、タカヤからシンヤの事を頼まれており、テッカマンと化した後もシンヤを守る事が自分の使命だと考えていた。
相羽孝三
親友であり、彼の助手でもあった。
相羽ケンゴ
彼がラダム総司令官テッカマンオメガと化した後はその指示に従い、ヨーロッパを中心にラダム樹の管理をしていた。彼に人間を殺し過ぎだと叱責される事も。

他作品との人間関係

火麻激
Wにてオービットベースに侵入した際、生身の彼と戦った。

名台詞

「ガラクタが!」
「鬱陶しいガラクタ共め!」
主にソルテッカマンを相手にする時の台詞。所詮テッカマンの模造品でしかないソルテッカマンは彼からすればただのガラクタでしかないようだ。
「タカヤ坊もシンヤ坊も生まれながらにして抜きん出た才能を持つ、鷲と鷹だ。実力に差はない。たった一つの違いは、タカヤ坊は放っておいても才能を伸ばす事ができたが、シンヤ坊の方には、コーチ役が必要だった…」
第34話、ラダム樹に侵食されたイギリスのカンタベリー大聖堂内にて。ナイフで不精髭を剃った後、刃の切れ味を眺めながらゴダードは己が愛弟子であるタカヤとシンヤの思い出に浸る。
「タカヤ坊…思えば、不思議な縁だよな。シンヤ坊もお前も、格闘技を教えてやったのはワシだ。その弟子ともいえる二人がこんな形で、血で血を洗う戦いをするようになるなんてな。さすがのワシも思いもよらなかったわ…が、正直言って、ワシはお前たち二人の戦いを見るのが辛い。そこでだ、ラダムに戻ってくる気はないか?」
「お前だってこれ以上肉親と戦いたくはないだろう?どうだ、この辺ですっきりしないか、タカヤ坊?」
「仲良くやろうじゃないか…昔のように」
第35話にて。ラダムにより運命を歪められたかつての師弟は大聖堂内を歩きながら昔を懐かしむ。コロナの間に辿り着き、ゴダードはその身を下ろしてタカヤにラダムに、そしてアルゴス号に戻ろうと提案する。
「毛嫌いされたものだな。だが、ラダムも人間も宇宙が創った存在。生きる権利に差などない!」
「ラダムが人間を滅ぼすのも、人間が生きるために獣を殺すのも同じ事。自然の営みなのだ!」
「ラダムが選んだのがたまたま地球だっただけの事…ラダムに侵略されるのは、宇宙が定めた運命だったのよ!」
第36話にて。あくまでもラダムに戻る事を拒むタカヤに対して。体育会系の面が強いゴダードの学者としての片鱗が感じられる台詞である。
「強くなったな、タカヤ坊。昔のタカヤ坊とは大違いだ。肉を斬らせて骨を断つ、さすが死線をくぐり抜けてきただけのことはある。師匠ながら惚れ惚れしたぞ」
ブレードの左肩部を斬り裂いたアックスはバーナードの援護で一瞬の隙を突かれてしまい、左胸部の装甲の薄い部分を手刀で突かれてしまう。師である自分に勝利した愛弟子に向け、ゴダードはこの台詞でその成長に微笑む。
「だがな、タカヤ坊。お前を月に行かせる訳には、クリスタルを渡す訳にはいかんのだ。約束を破って済まないが……ボルテッカを使わせてもらう!」
「エビル様のため、死んでもらうぞ!」
自身の敗北、そして死を悟ったアックスは死なばもろとも、とボルテッカを放ち自爆しようと試みる。決闘の際、ボルテッカを戦闘中は使わないと言っていたが、オメガ、そしてエビルを守るための決死の覚悟の現れであろう。

スパロボシリーズでの名台詞

「なめるなよ…!そのサイズでラダムのテッカマンに勝てると思うか!」
Wにて。人間体とは言え腕原種相手に一歩も譲らず言ってのけた。
「気にするな、タカヤ坊…お前が倒したのはラダムのテッカマンアックスだ…」
「ご褒美だ…これを持っていけ…こいつはこれからの戦いにきっと役に立つ…」
「負けるなよ、タカヤ坊…ゾンダーにもラダムにもシンヤ坊にも…そして、宿命にも…」
死の間際にラダムの支配を脱し、正気を取り戻した際の台詞。原作ではシンヤを守るため、捨て身のボルテッカを仕掛け自爆したため、テッククリスタルを得ることは出来なかったが、Wでは自らテッククリスタルをDボゥイに託した(尤も、直後にこのテッククリスタルは失われたが)。