バクシンガー

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バクシンガー
外国語表記 Baxinger
登場作品

J9シリーズ

メカニックデザイン 樋口雄一
全長 48 m
重量 106.8 t
装甲材質 超合金ブライチタニウム
所属 銀河烈風隊
主なパイロット
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概要

銀河烈風隊のトップ5人が駆る宇宙バイク(モンスーン、タイフーン、レップーン、ハリケーン、サイクロン)がシンクロン原理によって巨大化し、シンクロン合身して完成する巨大ロボット。

部分的にシンクロンすることで不要なパーツを内部に収納するという、シリーズでも特殊な合体機構を持つ。J9シリーズ主役機の中で唯一の5本指でもある。また、『銀河~』まで含めた番組名が本編で呼称されるのもバクシンガーのみ。シュテッケンがスリーJを通して開発者達に建造させた(費用は殆ど踏み倒し)。

量産を前提として作られており(『銀河烈風バクシンガー』の時代ではこういったロボットがそこそこ流通している)、1人で5台のバイクを脳波コントロール可能な量産型バクシンガーが5セット量産される筈であったが、時間と資金の不足により1体しか作られなかった。

作中では圧倒的な性能を誇り、パイロットの技量とも相まって殆どの敵を瞬殺した。しかし単騎の強さだけでは新太陽系連合の圧倒的物量を覆すことはできず、銀河烈風隊は連戦連勝を続けるも、同志の裏切り等により次第に戦況は悪化していく。そして物語終盤、ディーゴが故郷を守るために量産型バクシンガーで突撃して死亡、さらに佐馬がジル・クロードの部下に暗殺されたことで合体不可能となり、最終話ではバイク形態のまま突撃して銀河烈風隊は全滅することとなる。なので主人公たちの完全敗北でありながら「バクシンガー」としては負けていないという、二重の意味で異色の結末を辿った主役メカである。

武装は下記の他にも対人用のニードルや腕以外からも発射されるビーム(状況によってはミサイル)、胸部ウイングのブーメラン、OPでのみ使用したフックショット型の兵器なども存在する(いずれもSRW未登場)。

構成機体

レップーン
頭部・胴体部を構成。パイロットは真幌羽士郎
タイフーン
右腕部を構成。パイロットはディーゴ・近藤
ハリケーン
左腕部を構成。パイロットはシュテッケン・ラドクリフ
モンスーン
右脚部を構成。パイロットはライラ・峰里
サイクロン
左脚部を構成。パイロットは佐馬之介・ドーディ

登場作品と操縦者

単独作品

スーパーロボット大戦GC
ブライガーが万能、サスライガーが射撃なら、バクシンガーは格闘。バクソードは使い勝手抜群だが、その分威力が心許無い(というのも、バグで士郎の格闘能力の伸びが悪いせいだが…)。それを上回る威力のニューバクソードもあるが、追加は途中から。さらに途中でディーゴが討ち死にするので、パワーダウンは否めない。合体攻撃でカバーできるが、ユニット制限があるので最後まで使えるかは愛で。なお、加入時点で全項目2段階改造済みである。
スーパーロボット大戦XO
バグが修正されて士郎の格闘・技量が良く伸びるようになり、GCよりも強くなっている。

装備・機能

武装・必殺武器

ハンドブラスター
両腕からビームを発射。
ショルダーカノン
両肩部から伸びるマフラーがビーム砲になる。
スピンファイヤーマックス
背部から伸びているミサイルを発射する。
バクソード
胸部から取り出す両刃の剣。バクシンガーの主力武器。カットインが粋である。原作では敵のビームを刃で跳ね返す戦法も見せている。
ニューバクソード
右手首部から取り出すより強力な剣(原作では外宇宙製)。こちらは片刃。

合体攻撃

J9スペシャル
ブライガーサスライガーとの合体攻撃。
ブライガーのブライカノン、サスライガーのライフルでの集中砲火の援護を受け、バクソードで止めの一太刀を浴びせる。
『GC』ではニューバクソード入手前から使えるのにも関わらずニューバクソードを使用するというミスが発生していたが、『XO』では修正されている。

移動タイプ

飛行可能。

サイズ

L
『GC』では烈風隊は誰も狙撃を覚えず、Sサイズには制限武器があるので注意。

機体BGM

「銀河烈風バクシンガー」
原作OP曲。基本の戦闘BGM
「LETSU」
必殺技使用時の基本BGM。原作では主に後期変形合体シーンで使用された。

余談

  • 当時発売された玩具はレップーンの後輪以外の全てのタイヤが余りパーツ、更になんと腰パーツや合体ジョイントそのものも別パーツというとんでもない代物であった。

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