バイカンフー
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バイカンフー(倍功夫)(Baikanfu)
- 登場作品:マシンロボ クロノスの大逆襲
- 全高:5.79m(57.9m、12mと記載している雑誌媒体も)
- 重量:55.0t
- エネルギー:自然エネルギー
- パイロット:ロム・ストール
「ロムの意思を受け剣狼が空中で光になった時、時を超え、次元を超え、パイルフォーメイションは完成する。バイカンフーは地上全てのエネルギーとシンクロし自然現象さえも変えるパワーを出す事が可能となるのである」
剣狼の意思でバイカンフーを呼び出し、「パイル・フォーメイション」でケンリュウと合身した姿。天空宙心拳を用いて悪党に裁きの鉄槌を下す。
「パイルフォーメイションは完成する」は「メタモルフォーゼするのだ」などのナレーションが存在する。
『マシンロボ ぶっちぎりバトルハッカーズ』(SRW未登場)にも記録映像で登場。
※全高設定は5.79mが正鵠であるが、57.9m、12mと各雑誌ごとに違っており、SRWでは57.9m設定を採用しているが、大きすぎる。その原因は作画スタッフの誇張によるものである(実際にOPからして巨大なバイカンフーとその足元にいるロム達といる)。他のマシンロボやギャンドラー側もも最大全高は5.0m前後である。
登場作品と操縦者
ケンリュウ時にロムの気力130以上で使用可能になる『合身』コマンドを選択する事で、バイカンフーになる。合身後はマップクリアまでバイカンフーのまま。改造段階はケンリュウのものが反映される。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第2部
- 初登場作品。リアル系並みの運動性とスーパー系並みのHPと装甲と攻撃力を持つ。射程も長く、必殺技も有しており強力なユニット。最強武器:ゴッドハンドスマッシュはクリティカル率50%と破格の高さ。サンダースマッシュとライトニングスマッシュは反撃に持ってこいだが、特にライトニングスマッシュは消費EN30と大きく、計画的に使用しないとゴッドハンドスマッシュ分のENがなくなってしまうので注意。
- スーパーロボット大戦COMPACT2第3部
- 第2部から能力的な変化はない。ロムの攻撃力と相成って自軍のボスキラーとして活躍する。
- スーパーロボット大戦IMPACT
- Mサイズで登場。単体での最終的な攻撃力は実は低めだが、ロム自身が強く、魂+統率を修得する上に合体攻撃もあるので、全く気にならない。ケンリュウの時は使えたシールドが無くなるので注意。
- スーパーロボット大戦MX
- 今回はLサイズ。今回からバイカンフーでもシールド防御が出来るようになった為、ゴッドハンドファイナル+シールド防御で更に堅牢になった。『運命両断剣・ツインブレード』が後半で追加されるが、追加前は射程2が穴となる点には注意が必要。先述の堅牢さに加え、運命両断剣の追加による単機の攻撃力の高さ、更にロム自身の強さ……と、合体攻撃無しでも全く穴の無い強さになった。
装備・機能
ケンリュウと比べると殆どの能力が上昇しており、特に攻撃力の上昇が顕著。一方、大型化したことで運動性や移動力は若干下がっている。全体的にスーパーロボット寄りの性能になる。
ケンリュウと同様に陸戦用の機体で、空は飛べない。
武装・攻撃手段
- パンチ
- とりあえずパンチ。
- ロムの即興のセリフで「サンダーパンチ」「サンダーボルトパンチ」「バーニングファイヤー」のバリエーションがある。残念ながら、MXではキック共々削除された。
- キック
- 宙に舞い、相手目掛けて雷を纏った蹴りを喰らわせる。
ロムの即興の台詞で「バーストキック」「サイクロンキック」「サンダーサイクロン」「サンダーボルトスクリュー」「サンライズボンバー」「ストームキック」「バイカンフーボンバー」「ライジングスマッシュ」のバリエーションがある。原作でもこれらの蹴り技を使用しているが、どれも見た目は大差ない。 - IMPACT以降、ゴッドハンドスマッシュの演出でも使われる。MXではキックは登場しないが、演出だけは残っている。
- サンダースマッシュ
- 剣狼から雷を放つ。
- IMPACTでは「天空宙心拳・招雷」を剣狼に受けてから放っていたが、MXではその演出が無くなった。
- サンダークロー
- 「天空宙心拳・招雷」を右腕に受け、雷を纏った右腕で相手をダメージを与える。
- ちなみにIMPACTではサンダークローとサンダースマッシュで「天空宙心拳・招雷」のカットインが微妙に異なる。
- サンダースイング
- 相手を振り回し、雷を纏いて宙に上げ、サイクロンドライバーで真下へ叩きつける。ロムのセリフがサンダースイングではなくショルダースイングとなる事がある。
- ゴッドハンドスマッシュ
- 「天空宙心拳奥義」。宙に舞い、相手目掛けて蹴りを喰らわせ、(IMPACTではさらにアッパー→膝蹴りで敵を吹き飛ばして)拳の連打から右腕で相手を砕く。決め台詞は「成敗!」(この台詞は原作ではほとんど使われていない、スパロボ限定の決め台詞)。本来は右腕のみでも相手を砕く。なお、MXから「成敗!」はトドメ演出となった。
- 運命両断剣・ツインブレード
- 兄ガルディ・ストールの流星(ながせ)と剣狼の柄を繋げ合わせる「天空真剣極意・二刀一刃」を用いた必殺技。決め台詞は「これぞすべてを断つ一刀なり…成敗!」。
本来はロム本人が使う技でバイカンフーが使うという演出はスパロボオリジナル。更にスパロボでは連続回転斬りからキックに繋げ、突きとトドメの縦斬りとなるが、原作では2回しか斬っていない。MXで追加。 - 正義の盾
- 基本的にはケンリュウ用の盾だがMXではバイカンフーも使用可能。余談だが放送当時発売されていた玩具ではバイカンフー用の装備とされ、サイズはかなり大きめになっていた。
合体攻撃
- 天空真剣奥義・重ね鎌鼬(かまいたち)
- ブルー・ジェットとの合体剣技で、相手を前後から鎌鼬で切りつける技。決め台詞はジェットの「斬り捨て御免!」。IMPACTではケンリュウ時も使えたが、MXではバイカンフー時のみ使用可能となった。元々がジェットの技なので、バイカンフー単体では鎌鼬を使わない。射程があり、P属性を持つので扱いやすい。但し、名称は完全な誤植である。
- 稲妻サイクロン岩盤割り
- ロッド・ドリルとの合体技で、ロムがサイクロンドライバーで相手を地面に叩きつけるところに、岩盤を割って出現したドリルによる渾身の拳が打ち込まれる技。威力は重ね鎌鼬より高いが、射程が1固定なので使いづらい。この技はゲームオリジナルであり原作には無い。
特殊能力
- ゴッドハンドファイナル
- バイカンフーの自然エネルギーが実体化し、身を守るバリアとなる。IMPACTでは全属性ダメージを1500まで無効化するのに対し、MXでは同値だが軽減効果となり、パワーアップした。
- 剣装備
- 切り払いを発動する。
- 盾装備
- シールド防御を発動する。MXで使用可能になった。軽減効果になったゴッドハンドファイナルとも効果が重なる為、防御能力が非常に高い。
移動タイプ
サイズ
- M
- L
- MXでのサイズ設定。
機体BGM
- 「マシンロボ・炎」
- IMPACTで採用。
- 「勝利のマシンロボ」
- MXで採用。