カノン・メンフィス
2013年3月10日 (日) 00:30時点における116.81.78.66 (トーク)による版 (→カノン・メンフィス / 羽佐間カノン(Canon Memphis / Canon Hazama))
カノン・メンフィス / 羽佐間カノン(Canon Memphis / Canon Hazama)
- 登場作品
- 声優:小林沙苗
- 種族:地球人
- 性別:女
- 年齢:14歳(TV版)→16歳(劇場版)
- 身長:165 cm
- 体重:49 kg
- スリーサイズ:B83・W60・H82
- 血液型:AB型
- 生年月日:2132年05月27日(双子座)
- 所属:人類軍→アルヴィス
- 出身:アイルランド
- 主な搭乗機:ベイバロン・モデル、マークドライ、マークドライツェン
- キャラクターデザイン:平井久司
人類軍所属のファフナー、ベイバロン・モデルのパイロット。6年前フェストゥムのアイルランド大襲撃で両親を失い孤児となっていたところを日野道生に拾われて人類軍に入る。
寡黙な性格で任務を黙々と忠実にこなすが、それは両親を失ったことによる自己否定の表れで、「自分はここにいない」として意思を持たず他者の命令にただ従い、フェストゥム討伐に明け暮れていた。
人類軍の命令でフェンリルによって竜宮島とともに自爆しようとするが、一騎の必死の説得により「自分の意思」というものを認識させられ、起動ボタンを押せずにアルヴィスに投降する。
投降後はアルヴィスのパイロットとして戦う一方、一騎達と同じ学校に通い、また羽佐間容子の養子となり徐々に人間らしさを取り戻してゆく。北極の決戦の際には容子を母と呼ぶことを約束し、自らの意思でフェストゥムの因子を体内に注入してノートゥングモデルであるマークドライの操縦適正を得る。
最終的に激戦を生き抜き帰還。約束を果たした(その後彼女の養子となり、「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」では「羽佐間カノン」に改姓している)。
その出自・性格ゆえ一般社会とどこかズレており、竜宮島に来てからはしばしば天然ボケのような行動を見せた。人前で裸になる習慣がなく銭湯に困惑する場面も(欧米人では別に珍しくはないが)。
当初は道生に魅かれていたが、後に一騎に思いを寄せるようになる。しかし、真矢を気遣って自ら身を引いた。
「カノン」とは「音が生まれ変わってゆく音楽」という意味をこめて名づけられた。だがそちらの場合本来の綴りは「Kanon」。
登場作品と役柄
- スーパーロボット大戦K
- ゲーム中盤に道生と一緒に仲間になる。能力的には同じくマークドライに乗る咲良とどっこいどっこいで、攻撃力面ではそれほど劣らないものの命中、回避、防御面で不安の残る数値しかない。
仮にメインとして起用するのであれば、命中と回避にしっかりと補強してあげよう。そこまで手が回らない(回す気が無い)人は素直に援護役として。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
- C・コード
- マークドライに乗った時のみ追加される。他のファフナーのパイロットに比べてレベルが低め。また、咲良が復帰した場合はバグでC・コードを持ったままベイバロン・モデルに乗せる事が出来るが、咲良が合体攻撃が使えなくなるという欠点がある。
- 切り払い
- 撃ち落とし
- 援護攻撃
- 援護防御
- アタックコンボ
パイロットBGM
- 「ナイトヘーレ開門」
- ファフナー系汎用。
人間関係
- 日野道生
- 上官であり命の恩人。実は恋心を抱いていた。
- 真壁一騎
- 彼の説得で自分の意思というものを意識する。密かに思いを寄せる。
- 羽佐間容子
- カノンを引き取る。徐々に親子の絆を築いていき、「母」と呼んだ。
- 春日井甲洋
- 翔子の服を着たカノンが、彼の覚醒のきっかけとなる。
- 要咲良
- 剣司に想いを寄せられる彼女を羨ましく思う。何気に剣司の元へ向かう咲良の後をこっそりつけてたりするが、皮肉にもそのために同化現象で倒れた彼女の第一発見者となった。その後、彼女のマークドライを受け継ぐ。
- 小楯衛
- 彼に盆踊り…ではなく、ゴウバインのポーズを教えてもらう。剣司と咲良がラブコメやってる背景で衛とゴウバインのポーズを取っている姿はかなりシュールである。
- 皆城総士
- 生真面目で似たもの同士。合宿では妙に息が合っていた。
- 羽佐間翔子
- 本編中では出会う事はなかったが、竜宮島に来てからは彼女の服を着ている。Kではフラグ次第で翔子が生還するので、義理の姉妹になると思われるが、カノン側の援護台詞以外に特にイベントはなかった。
他作品との人間関係
名台詞
- 「前はいた、今はもういない」
- 一騎に「お前はどこにいるんだ?」と聞かれて。過去の出来事がきっかけで、かつての一騎以上に自己を徹底して否定している。
- 「前は居たが、今はもういない!」
- こちらは甲洋の呼び掛けに対して。自己否定と言うよりは、翔子の事を指していると思われる。彼女のこの一言が切っ掛けとなり甲洋はスレイヴ型フェストゥムとして覚醒する…。
- 「私はここにいることを、この島にいることを、選びたい…!」
- 命令に従うことでしか自己を確かめることができなかったカノンが、初めて自分の意思での選択をしたときの台詞。
- 「前はどこにもいなかった。だが今は、ここにいる!」
- 最終決戦にて、フェストゥムの問いに対して。仲間や義母との触れ合いでカノンは『自己の存在』を確かめることができた。上述の台詞と対になっている。