クダン・ミラ

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クダン・ミラ(Mira Kudan)

名前は漢字表記では「久壇 未良」。

『戦うボーイ・ミーツ・ガール』の冒頭(TVアニメ版第1作第1話)で宗介に保護されたウィスパードの少女。拉致される前はテニス部に所属していた。

国籍は明かされていないが「日本語を理解できる」「『日本に帰す』と言われている」など、日本人である可能性が高い。当初はKGBの施設で人体実験対象となっており、薬漬けで廃人化が危惧されるほどの酷い状態だったが、ミスリルに保護されたのちにリハビリを行った結果、『つどうメイク・マイ・デイ』の時点では通常のコミュニケーションが取れるレベルにまで回復。ウィスパードとしての能力も開花させている。

ベリアルに敗れ機能を停止したアルを再起動させるなど、ARX-8 レーバテインの完成に多大な貢献をしたらしいが、本人は「手伝っただけ」と控え目であった。その後、かなめが残したデータから「妖精の羽」を完成させている。以前宗介に助けられた事を覚えており、レーバテインの開発には宗介への恩返しの意味もあった。非常に優秀なウィスパードであるが、レナードのように一般人を見下したりせず、テッサと同じく対等に接している。

自分を救出した宗介には特別な想いを抱いている節があり、インターネット上で見つけた陣代高校のクラスメート達の映像を、自筆の手紙と共にメモリーカードに入れて手渡した。アマルガムとの決戦後は平穏な日々を過ごしているが、テッサやアルとの親交は続いており、アマルガムの施設から接収したアラストルのパーツを組み上げ、ASのボディを失ったアルの新たな体としてプレゼントしている。

登場作品と役柄

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
初登場作品。ミスリルルート第37話『世界への挑戦』でレイステッサが彼女の存在に言及している。
実は本人が出てくるのは最終話戦闘中のイベントのみで、それ以前だとDLC『目覚めるふもっふ』でしか出て来ない。

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦W
未登場だが、本編以前にヒイロプリベンターの任務で保護したらしいことが語られている。
…と同時に、それ故にフルメタ原作終盤に繋がる諸々のフラグが折れてしまっている(『W』の発売時期を思えば仕方ない事ではあるが)。

人間関係

相良宗介
人体実験をされていたところを彼に保護される。ミスリルに協力しているのは彼への恩返し。
アル
再起動させたり新しい体を用意するなど、宗介の相棒である彼を献身的に支える。
マット・シェイド
ミスリル情報部のエージェント。情が深い性格で、『戦うボーイ・ミーツ・ガール』の冒頭において、本来の任務である研究データの奪取の際、KGBのウィスパード研究施設から偶然見つけたミラを救出した。宗介らと合流するために車で移動中、追撃を受け死亡。
スミノフ
KGB所属の大佐。彼女を人体実験に利用していた。

搭乗機体・関連機体

ARX-8 レーバテイン
ウィスパードとしての力を生かし、完成に貢献した。