問川さきる
問川さきる | |
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読み | とんかわ さきる |
登場作品 | SSSS.GRIDMAN |
声優 | 湯浅かえで |
デザイン | 坂本勝 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
プロフィール | |
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種族 | 地球人 |
性別 | 女 |
生年月日 | 2003年2月24日 |
星座 | うお座 |
年齢 | 15歳 |
身長 | 160cm |
血液型 | O型 |
所属 | ツツジ台高校 |
問川さきるは『SSSS.GRIDMAN』の登場人物。
概要
響裕太や宝多六花のクラスメイト。腰には『ウルトラマンネクサス』に登場したマスコットキャラ「ガンバルクイナくん」に似たポーチを着用している。
バレーボール部に所属しておりクラス内にも部活仲間がいるなど、誰とでも打ち解ける明るい性格から交友関係は広い。しかし、部活動の先輩の四葉がいないとサボるなど態度は良くない。裕太や六花、内海将達とは特に親しいという訳でもなく、単なるクラスメイトの一人という関係だった。
ある日、教室内でボール遊びをしていたところ、ボールが跳ねて新条アカネが裕太のために持ってきたスペシャルドッグに当たり、パンが潰れてしまう(その件でアカネに殺意を抱かれる)。その後、部活動をサボり体育館の外にいたところ、出現したグールギラスが放った火球の直撃を受け、部員の友人達と共に死亡する。
翌日、グリッドマン同盟の面々はさきるを含めたバレーボール部員の存在が学校から消えている事を不審がり、サムライ・キャリバーに連れられて彼女らの家に訪問するが、さきる達は中学生の時に事故で亡くなっていた事になっていた。
直接的な登場こそ第1回の「たった1話のみ」という少なさだが、オープニングアニメにおいてさきる達が毎回映し出されている他、彼女の存在が消えた件がグリッドマン同盟が戦う切欠となり、六花はその死にショックを受け、裕太も彼女がいなくなった一件を後々まで引きずるなど、以後もさきるの存在は作中で大きく扱われている。
最終回ではゼッガーと変貌したアカネの精神の中で怨嗟の声すら上げずにただ笑うだけの幻の1人として登場。アレクシスとの決戦後のツツジ台高校ではバレーボール部が活動していたが彼女がどうなっているのかは不明。
登場作品
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。最速登場は地上ルート「覚・醒」。他のバレーボール部員と映った専用グラフィックも用意されている。グールギラスの手で原作通りの展開を迎える。
- 彼女に纏わるワードとしては、件のスペシャルドッグが強化パーツとして登場。また、オリジナルの上位版として「スペシャルダブルドッグ」も登場する。
人間関係
家族
- 父親
- 中華料理店を営んでいる。後にグリッドマン同盟の面々が店を訪れる。
ツツジ台高校
- 戸井田光、高良奈々、毛苗村里香、土居ハコ
- さきるの友人達。グールギラスの火球で共に命を落とす。
- 新条アカネ
- クラスメイト。彼女のスペシャルドッグを潰してしまった事で殺害対象となる。
- 宝多六花
- クラスメイト。特に仲が良かったわけではないが、さきるの存在が消えた事を大きく受け止める。
- 響裕太
- クラスメイト。六花と同じく親しくはなかったが、さきるの存在が消えたことを忘れずにいる。
名台詞
- 「ごめん! マジでごめん!」
「マジ反省します…しました…」 - 第1回より。昼休みの際にスペシャルドッグを誤って潰した際に。急いで謝るも、アカネの怒りを買い…。
- 「あ、ねえアカネも一緒にやらない?」
- 第10回。教室に入ってきてアカネに話しかけるのだが…。それはアカネが見た夢だった。
- 「あ~あ、昼間はやっちゃったなぁ~~…」
「アカネ怒ってるかな~~…怒ってるよなぁ~~…」
「んんんン~~」
「よし!」
「明日もう一回謝ろう!」 - 漫画版では夕方の学校内にいる際にこの独り言が入る。彼女なりに反省している事が伺えるのだが、そう決めた時には既にグールギラスが放った火球が眼前にまで迫っていた…。
余談
- キャラクターの原型は、『小説家になろう』で2017年に掲載された短編小説「中、見ないでよ」の登場人物から。後に同小説の作者は『SSSS.GRIDMAN』監督の雨宮哲本人だったことが公表されている。
- 彼女のトレードマークとも言えるガンバルクイナくんだが、その可愛い見た目に反して初出作品の『ウルトラマンネクサス』や本作での扱いから「不吉の象徴」として扱われる事が多い。
- 『SSSS.DYNAZENON』にも登場しているが、故人の部屋に置かれているため、やはり不吉なアイテムなのかもしれない。
- 彼女が潰してしまったスペシャルドッグは『電光超人グリッドマン』第5話「男の意地の必殺剣!」に登場する同名のホットドッグが由来。馬場一平の好物という設定であり、これがバリアシールドとプラズマブレード誕生の切っ掛けとなった。
- 担当声優の湯浅氏は、『怪獣娘 〜ウルトラ怪獣擬人化計画〜』や『ウルトラマンR/B』、『ウルトラマントリガー』といった円谷作品に数多く出演している。
- 名前の元ネタはトンカ社が展開していた海外版マシンロボ、ゴーボッツの悪側リーダー、サイ=キル。(「トンカ」の「サイキル」)。胸元のマークがサイ=キルの胸模様と同じ。またサイ=キルがコミックのトランスフォーマーに出演した際にわずか一コマで死亡する、という扱いからと言われている。なお、初期デザインでの仮名称は万代夢(バンダム)とバンダイナムコを意識した名称となっている
- また、彼女の友人で命を落とす4人全員(戸井田光、高良奈々、毛苗村里香、土居ハコ)の名前の元ネタはトランスフォーマーに何らかの関わりがある玩具メーカーの名前(戸井田光:トイコープス社(初期TFとなった玩具の一部を生産)、高良奈々:セブン社(タカラの子会社であり廉価版TFを展開)、毛苗村里香:ケナー社(ビーストウォーズ当時のTF主導メーカー)、土居ハコ:トイボックス社(初期TFとなった玩具の一部を生産))が元になっており5社とも倒産か子会社化扱いとされている。