ブルース
ナビゲーションに移動
検索に移動
ブルース | |
---|---|
外国語表記 | Blues / Proto Man |
登場作品 | ロックマン |
声優 | |
型式番号 | DRN.000 |
エネルギー | 原子力エネルギー |
開発者 | トーマス・ライト |
概要
ライト博士が最初に開発した人型ロボット。ロックマン達ライトナンバーズのプロトタイプにあたるが、ロック達はその事を知らない。
完成直後に動力炉に欠陥がある事が判明し、改良される予定だったが、その手術で人格を変えられると誤解して行方をくらます[1]。そして、機能停止直前にワイリーに拾われ、動力を太陽エネルギーから原子力エネルギーに改造された。これにより、機能停止を免れたものの短時間しかパワーを発揮できなくなった。また、試作型ゆえに防御力が低いという弱点を持つ。
なお、動力炉交換の際のブルースの解析時にライト博士の技術がワイリーに渡っており、後のワイリーナンバーズ開発につながることとなる。
『3』においてロックマンの前に姿を現し、時に彼の進む道を切り拓き、時に彼の力を試すかのように立ちはだかる。最後は崩壊するワイリー城からロックマンを救出し、その後もたびたびロックマンに力を貸すようになる。
なお、動力炉の欠陥については『パワーファイターズ』にて再会したライト博士に動力炉の修理を提案された際は断って立ち去ったものの、『ロックマン&フォルテ』にてキングに倒された際にライト研究所にて修理を受けているため解消している可能性もある。
現れる際に吹く口笛と黄色いマフラー、そして正体を隠すためにワイリーに付けさせられたサングラスが特徴で、サングラスの下の素顔はいまだ披露していない。『5』で偽物が現れた際は口笛の音階の違いが本物と偽物を分ける差となった。
海外での名称はProto Man。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 期間限定参戦。
装備・機能
武装・必殺武器
- ブルースバスター
- ロックバスターの試作型と言える装備。ただし、ロックバスターと違って通常の腕に変形できない固定装備となっている。ロックバスターより連射性能で劣る。
- ブルースストライク
- 『7』から登場したチャージショット機能。『ロックマンロックマン』では単発高火力の通常攻撃となっている。
- ビッグバンストライク
- 『ロックマン&フォルテ』で使用した限界までチャージして放ったチャージショット。発射後は力を使い果たすリスキーな技。
- ブルースシールド
- 身の丈もある大きなシールドで、彼の防御力の低さを補う装備。『7』ではロックマンに貸し与えた。
特殊機能
- 武器可変システム
- ロックマン同様に敵の特殊武器を奪って使用する事が出来る。『9』『10』で披露。
人間関係
- トーマス・ライト
- 製作者。上記の勘違いから当初は恨んでいたものの、後に和解。和解前の時系列になる『1』のリメイクである『ロックマンロックマン』では手助けしながらも彼に恨み節を吐いている。
- ロックマン
- 弟分ともいうべき存在。兄として厳しく接することもあるが、毎回手助けしている。
- ロール
- ロックと同じお手伝いロボット。妹分ともいうべき存在。
- アルバート・W・ワイリー
- 一応命の恩人ではあるもののその野望は否定しており、彼が改心したフリをしている時でも怪しんでいる。
- ダークマン4
- ワイリーが開発した戦闘ロボット。『5』でブルースに成りすまし、ライト博士を浚ったが、本物によって正体を暴かれる。
- ミハイル・セルゲイビッチ・コサック、カリンカ・ミハイロヴナ・コサック
- ライトと肩を並べる科学者とその1人娘。ワイリーにカリンカを人質に捕られた為、コサックはロックマンに戦いを挑むことになるが、ブルースがカリンカを助け出したことで事なきを得る。
名台詞
- 「ワイリーはかせは…だめだ まにあわない!」
- 『ロックマン3』のエンディングにて。崩れてきた天井の下敷きになったロックを救出する際に発言した。同作におけるブルースの唯一の台詞であり、シリーズ全体を通しての初台詞でもある。
関連機体
- ブレイクマン
- 『3』の中間ステージに登場したブルースそっくりのロボット。マスクをしてモノアイになっているのが違い。
- 開発中はブルースがブレイクマンに変身する予定だったが、実際のゲーム中では再現されなかった。PS版『3』パッケージのブルースのサングラスに映る緑の光はブレイクマンを意識したものである。
- スナイパージョー
- ブルースをベースに開発された量産型ロボット。こちらもモノアイ。ブルースのものと同形状のシールドを装備している。
余談
- 名前の由来は音楽の「ブルース」から。
- 「ロックマン」シリーズではバスターを武器としているが、ネットナビという設定でレギュラーとして客演した「ロックマンエグゼ」シリーズでは右腕から伸びるソードを武器とし、バスターは一切使用していない。更にヘルメットから長髪を覗かせているなど『X』シリーズのゼロの要素が多分に含まれている。
- ロックマンのように人間態になれるかどうかは不明だが、ファミコン版『ロックマン3』の取扱説明書には「ヘルメットを被らずにロックマンと対決しているイラスト」が掲載されており、人間同様の髪の毛が描かれている。
- 有賀ヒトシによる漫画版では、コートを纏った人間態を披露している。また、同作品内においては、ロックマン用のサポートメカ・タンゴが独断でブルースをサポートしている。
商品情報
脚注
- ↑ 「自らの死期を悟って行方をくらました」とされていたも時期もある。