アデルトルート・オルター

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アデルトルート・オルター
外国語表記 Adeltrud Alter
登場作品 ナイツ&マジック
声優 大橋彩香
デザイン 黒銀(原案)
桂憲一郎(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦30
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プロフィール
愛称 アディ
種族 徒人
性別
所属 フレメヴィーラ王国
所属部隊 銀鳳騎士団
役職 団長補佐
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アデルトルート・オルターは『ナイツ&マジック』の登場人物。

概要

エルネスティ・エチェバルリアの幼馴染の一人。通称は「アディ」。

アーキッド・オルターの双子の妹で、8歳時にエルと出会い、以後は兄と共に彼のかけがえのない友人となる。可愛い物が好きだが、可愛いの基準は彼女の感性に基づくものであり、幻晶騎士もその対象になる場合もある。当然のようにエルのことも気に入っており、彼に抱きついたり、膝枕を要求するのは日常茶飯事。

エルへの想いは次第に恋心へと変わっていき、エルと一緒にいたいという理由から幻晶騎士の操縦もこなすようになり、銀鳳騎士団の結成後は団長補佐としてエルの側に立つ。

魔法については綿密な制御が得意で、特に制御の難しいとされる雷の魔法を多用する。ただし、理論より感覚に頼る所が多く、人に説明するのが恐ろしく下手なのが欠点。また、幻晶騎士に対して独自の愛称を付ける事が多い(ツェンドルグ=ツェンちゃんなど)。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦30
初登場作品。ツェンドルグに搭乗し、キッドとメインパイロットを交代できる。
エースパイロット認定時の獲得スキルプログラムは「回避アップ」。

パイロットステータス

精神コマンド

30
閃き集中祝福加速期待
消費SPは全体的に重めだが優秀なラインナップ。特に早い段階で祝福を習得するのがありがたい。はエルネスティに捧げられたものと見て良いだろう。
また同乗している兄が不屈や勇気を習得するため、こちらのSPは支援に専念させられる。
グレートエースまで行ってしまえば開幕からSPが95%(エースボーナスで+20%、グレートエースで+25%)になる。キッドのエースボーナスも取得すれば唯一の開幕からSP満タンの「期待」持ちになる。ある程度進行したらSPアップを習得させれば盤石。

特殊スキル

30
騎操士L8、底力L5、援護防御L1

エースボーナス

出撃時、気力+10、自身とキッドのSPに最大値の+20%が足される。
30』で採用。キッドと類似したボーナスだが、初期気力上昇値が低い代わりに初期SP上昇値が高い。キッドの気力は変動しない。
出撃時の配置がサブでも適用されるため、どちらを主体で使うにしても二人ともエースにしたい。初期気力が低い分、ボーナス取得後はキッドの方にメイン適性があるため、アディはサブ寄りに育成するのも一手であろう。

人間関係

家族

アーキッド・オルター
仲が良い双子の兄。
ヨアキム・セラーティ
父親。フレメヴィーラ王国の侯爵。
イルマタル・オルター
母親。ヨアキムの妾。
ステファニア・セラーティ
異母姉。ライヒアラ騎操士学園の生徒会長。可愛いものに抱きつきたがるという性格は姉妹共通。
バルトサール・セラーティ
異母兄。ステファニアの弟。

ライヒアラ騎操士学園

エルネスティ・エチェバルリア
幼馴染。彼に抱きつくのが日常茶飯事となっているが、次第に彼に恋心を抱くようになる。
エドガー・C・ブランシュ、ディートリヒ・クーニッツ、ヘルヴィ・オーバーリ
騎操士学科の先輩達。
バトソン・テルモネンダーヴィド・ヘプケン
同期と先輩。
ノーラ・フリュクバリ
学園の後輩。エルと密談を行っている事に危機感を覚えていたが、それを知った彼女はアディに対して早々に正体を明かし、諜報工作任務担当の藍鷹騎士団所属であることを他の面々に先んじて知ることに。

フレメヴィーラ王国

エムリス・イェイエル・フレメヴィーラ
アニメでは彼を脳筋と評した。

クシェペルカ王国

エレオノーラ・ミランダ・クシェペルカ
彼女とキッドの関係の進展を見守る。

ジャロウデク王国

クリストバル・ハスロ・ジャロウデク
エレオノーラ誘拐の一件に腹を立て、ヘルヴィと共に彼を「馬鹿王子」と呼んだ。

他作品との人間関係

獅堂光龍咲海鳳凰寺風
30』ではセフィーロに召喚された彼女たちと異世界で知り合っている。初めて会った際は、互いに敵を警戒していたためかすれ違いで戦闘にまで発展したが、後に誤解が解け協力関係を築いている。特にアディにとっては、ドライクロイツ合流前からの同性の知り合い。

名台詞

「女の子?」
エル「ええと、僕はエルネスティと言います」
「男の子?」
第1話。エルとの出会い。足を滑らせ落ちた所を彼に助けられ、その容姿に見入ってしまう。
エル「早く大きくなりたいです!」
「だめー!エル君はエル君のままがいいのー!」
同話より。成長を望むエルを嫌がる。このアディの発言がエルに専用機を造ることを思い立たせた。
「ほら~やっぱりエル君、幻晶騎士を奪ってた~♪」
第2話。自分とキッドの予想通り、エルがグゥエールに乗り込んでいたことが当たって。
「エル君!私達にも幻晶騎士での戦い方を教えて」
「エル君一人で戦うなんて、もう絶対駄目だからね!」
第3話。自分達も共に戦いたいと、キッドと一緒にエルへ頼み込む。
「んぬぬ~。エル君が固くて大きくて冷たいのばかり愛でてるよ~」
同話より。完成した幻晶甲冑を撫でるエルへ文句を零す。
「はぁ~。エル君成分が足りないよ~」
「もう1週間もハグハグしてないよ~」
第4話。テレスターレとカザドシュ砦へ向かってしまったエルに会えずゲンナリする。
「だって、エル君のがないと、一緒に遊べないもん」
第5話。エルの分の幻晶甲冑も持って行くことに驚いたダーヴィドに対し。…遊ぶと申しますか。
「あんな罠を仕掛けてたなんて!やるわねキッド!」
同話より。キッドがばらまいたワイヤーで、湖に転落した敵が乗るカルダトアを見て。偶然です。
「そう言ってる割りには、エル君すっごく楽しそう♪」
第6話。カルダトア二個中隊の差し入れに、笑みを浮かべながら大変だと話すエルの感情を察する。
「二人っきりで何話してたんだろ」
「結構長かったし、盛り上がってたとか?」
「もしかして、エル君てああいう格好良い女の子が好みなの~?」
同話より。エルとノーラの密会を目撃して焦り、私も幻晶騎士に乗りたいとエルへ懇願する。
「ツェンちゃん、行っくよ~!」
第7話。模擬試合にてツェンドルグを「ツェンちゃん」呼びしながら駆ける。
「だからね?体を傾けて、グッとして、こうグッと体を戻せば、いけるわ!」
ヘルヴィ「…ごめん、全然分からない」
同話より。ツェンドリンブルの操縦法をヘルヴィに教えるが、あまりにも抽象的過ぎた…。
「エル君専用のおもちゃ箱だもんね~」
第8話。様々な改造を施したエルが乗るトイボックスへの感想。
「エル君が出たと思ったら、あっという間に終わっちゃったね…」
第9話。エルのイカルガが敵のティラントー部隊を即座に全滅させたことに驚き呆れる。
「ほんと最悪その馬鹿王子!」
ヘルヴィ「絶対懲らしめてやるわ!」
同話より。ノーラから囚われのエレオノーラ王女の近況を聞き、クリストバルに激怒する。
「やーあ!おまたせっ!銀鳳騎士団、ここに参上ぉーって、あっれー?」
第10話。エル達とエレオノーラ王女らの救出に向かうが、飛び込んだ先は誰もいなかった…。
「騎士様?じーっ」
同話より。エレオノーラから騎士様と呼ばれたキッドが気になり、ニヤニヤしてしまう。
「敵も災難よね~」
第11話。エルのイカルガの活躍で次々と損害を受けていくジャロウデク軍を哀れんで。
「そう!敵を追撃しようとして、ツェンちゃんの足をけっ躓かせて、ごっつんこ!」
同話より。エレオノーラ王女にキッドが軽い怪我を負った理由を説明する。
「食いついてきたぁ♪」
キッド「エルの計画通り!」
最終話。飛竜戦艦がエルの策に乗ってきたことを喜ぶ。
「もうキッドの馬鹿!そうじゃないでしょ!」
エル「キッドが幻晶騎士なら、魔法術式を書き換える所です」
「エル君が人のこと言える?」
同話より。キッドとエレオノーラの会話を覗き見しながらのエルとのやり取り。
「エル君たら、夢ばっかり見てないで、少しは周りのことも見てよね~」
同話より。自分の夢を熱く長々と語って周囲を呆れさせたエルへの小言。

迷台詞

キッド「ちょっと待てよ!鍛錬ってこんなところでか?」
「怪しくない?っていうか、可愛すぎるし怪しいよね!」
第1話。エルに助けられた後のやり取り。この時点で既に後の偏愛の片鱗が見られる。
「やば!シュンとしているエル君可愛い~♪」
キッド「はぁ?」
第6話。実験の失敗でダーヴィドに激怒されて凹むエルの姿に興奮する。凄いな…。
「あっ!だったらエル君も誘えば良かった!」
ヘルヴィ「本気?男の子と一緒に水浴びなんて」
「何を言ってるんですか!エル君は男の子なんかじゃありません!」
ヘルヴィ「え?」
「エル君はエル君です!」
ヘルヴィ「ああ…そう」
同話より。ヘルヴィと水浴びの際にエルと一緒に来たかったと熱弁する。性別:エル君爆誕。
「…脳筋?」
第7話。エムリスが何よりもパワーがある機体が欲しいとエルに要望する様子に呆れてしまう。
『30』でも中断メッセージで同様の発言をしたエムリスに呆れる場面があり、その時の台詞は「うわぁ、脳筋…」。
「イカルガだから イカちゃん」
エル「アディ! 今回は愛称禁止です」
公式サイトに存在する、第8話おまけイラストより。イカルガにもいつも通り略称をつけようとするが遮るがごとくエルに拒絶される。確かに色々とよろしくない。
「お姫様を元気にすればいいんでしょ?添い寝してぇ、抱き…」
エル「却下です」
「え?」
エル「なんだか、もの凄く駄目そうな匂いがします」
「ええ~!?」
第10話。エレオノーラ王女を元気付けるための対策を提案するが、エルに即却下された。

スパロボシリーズの名台詞

「ねえねえ、エル君! じゃあ、そのデータってのをいじれば、すごい事になるんじゃない!?」
「ツェンちゃんの足を6本にしたり、翼を生やしたり…」
「エル君のイカルガと合体するのもいいね!」
艦内ミッション「Speed&Strong」にて、シミュレータ実行中、自分達の機体をデータで再現していることの説明をエルから受けて。キッドからは「メチャクチャなこと言ってんなよ…」と突っ込まれているが、実際この台詞の中にはアニメで登場しない範囲の原作ネタが含まれており、「翼を生やす」「イカルガと合体」はエルとアディで共に搭乗するマガツイカルガ(ニシキ)を指していると思われる。なお、エルの方もその発想を求めていたと発言しているが、展開から推測すると「データってのをいじれば、すごい事になる」の部分を指しての発言だと思われる。
「ツェンちゃんがゲッタービームを撃ったり、ビーム・ライフルを装備したり…」
同上。アムロ竜馬が加入している場合は二行目がこちらになる。なんだかどこかで聞いたような…

スパロボシリーズの迷台詞

「だって、私…可愛い子が大好きだし…。エル君とか、エル君とか、エル君とか…」
DLC「騎士と騎士の出会い」より、素性の分からない魔法騎士達と遭遇し一触即発の状態から、モコナの登場で雰囲気が崩れた際、突っ込みを入れてきたキッドに対して。約一名のことしか言っていないので、モコナに可愛いと反応したことへの弁明にもなっていない。

搭乗機体

ツェンドルグ
エルが開発した人馬型の復座機。
ツェンドリンブル / ツェンドリンブル・キール
ツェンドルグを1人乗りに改修した量産機。Web版設定資料集ではアディの機体に後者のネームが割り振られている(本編では使われていないので没設定とみるべきであろう)。
シルフィアーネ(セカンド)
空戦仕様の飛翔騎士。ファーストが完全な失敗作だったのでシルフィアーネといえば基本的にセカンドを指す。
イカルガ
アニメより後の話で搭乗。ただし、このイカルガは先の戦闘で大破したエル機ではなく、イカルガの予備パーツと、同じく大破したアディのシルフィアーネの魔力転換炉を使用して現地で組み上げた事実上の2号機で、魔力転換炉の出力不足で元のイカルガのスペックは発揮できない仕様。後にカササギに使用していた本来の魔力転換炉を搭載したエル専用の通常仕様に改修された。
マガツイカルガ
アディ搭乗時のイカルガに、エルが搭乗していたカササギを緊急で接続した合体形態。
シルフィアーネ・カササギ三世・エンゲージ
カササギの機能を追加し再建造された、シルフィアーネの後継機。設計段階でアディの専用機であり、イカルガとの合体を前提に建造された。