クレヨンしんちゃん
- 1992年4月13日 ~ 放送中(テレビ朝日)
- 連載『漫画アクション』→『まんがタウン』(双葉社・刊) 1990年~2010年
- 『新クレヨンしんちゃん』 連載『まんがタウン』(双葉社・刊) 2010年~連載中
- 初参戦スパロボ:スーパーロボット大戦X-Ω(2016年)
概要
埼玉県春日部市に住む幼稚園児・野原しんのすけが巻き起こす騒動を描くギャグコメディ作品。基本的にロボットとは全く関係のない日常系作品ではあるが、映画や番外編では非日常を舞台としたシリアスなストーリーになる事が多い。また、劇中劇としてロボットアニメ『超電導カンタム・ロボ』が放送されている。
上記の通り、歴代スパロボ参戦作品の中では最もアニメ放送期間が長く、現在も記録更新中である。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
野原家
- 野原しんのすけ
- 主人公。通称「嵐を呼ぶ5歳児」。
- 野原みさえ
- しんのすけの母親。
- 野原ひろし
- しんのすけの父親。
- 野原ひまわり
- 1996年度のTVスペシャル14から登場したしんのすけの妹。
- シロ
- 野原家のペットの雄犬。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- カンタム・ロボ
- 劇中劇『超電導カンタム・ロボ』の主役メカ。
- 番外編や映画といった長編作品ではアクション仮面やぶりぶりざえもんといった他の劇中劇のヒーローたちと共に現実世界に現れ、しんのすけのために戦う事が多い。
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初参戦作品。2016年4月開催のイベント「嵐を呼ぶ! 銀河ロボット大決戦」限定の参戦となる。
- スパロボ史上初となる基本的にメカ要素のない正真正銘のロボアニメでない作品の参戦[1]であり、映画において主人公が乗ったことがあるとはいえ、事実上劇中劇からの参戦のため衝撃を受けたユーザーは多い。
- 参戦シナリオについてはイベント開始前より「しんのすけの夢の中の出来事」であるという説明がされ、「夢オチ」となることが明言されており、シナリオでは『STAR DRIVER 輝きのタクト』とクロスオーバーする。
主要スタッフ
- 原作
- 臼井儀人
- 制作
- テレビ朝日、アサツーディ・ケイ、シンエイ動画
- 監督
- 本郷みつる→原恵一→ムトウユージ
- キャラクターデザイン
- 小川博司
- 音楽
- 荒川敏行
余談
- 原作漫画が当初青年誌での連載であったためか、大人向けの際どい表現が多かったが、アニメ化に伴い、そういった表現はマイルドになっていき、まんがタウンへ移籍する頃にはほぼ無くなっていた。
- とはいえ、路線変更後も「シロが仲良くなった猫や犬たちが人間の都合で無残な最期を遂げる」「まつざか先生の恋人の行田徳郎がテロで死亡」といったハードな話も描かれており、後者に至っては当時のニュースやワイドショーで取り上げられる程の衝撃を読者に与えていた。
- この影響で原作初期の話のいくつかは単行本に収録されておらず[2]、無残な死もアニメ版では放送されていない。
- 映画ではサブタイトルに『嵐を呼ぶ』が付けられる事が多いが[3]、『超時空! 嵐を呼ぶオラの花嫁』や『ガチンコ! 逆襲のロボとーちゃん』と、スパロボ参戦作品を彷彿とさせるサブタイトルが付けられた事もある。
- アニメ版は同局繋がりで特撮作品の『仮面ライダー電王』[4]と『仮面ライダーフォーゼ』とのコラボが描かれた。
- 外伝作品『クレヨンしんちゃん外伝 おもちゃウォーズ』では、プライムビデオ限定作品繋がりで『仮面ライダーアマゾンズ』が玩具として登場している。
脚注
- ↑ 寺田プロデューサー曰く「出そうと思った事もない」「え?出すの!?と思った」とのこと。2016年4月20日にニコニコ生放送で放送された『スーパーロボット大戦生誕25周年記念番組!生スパロボチャンネル』によれば、スパロボとクレヨンしんちゃんが共に25周年を迎えたという繋がりから始まった企画で、双葉社の担当者からは「まぁお互いに25周年ですし、盛り上がっていきましょう」と快諾されたことが明かされている。
- ↑ あろう事か原作第1話が単行本未収録である。ちなみにこの1話はしんのすけが幼稚園へ転入する場面から始まっているなど、設定が現在定着しているものとは異なっている。
- ↑ これは第8作『嵐を呼ぶジャングル』で下降傾向にあった収益が上がった為、縁起をかついでのもの。「嵐を呼ぶ」というフレーズではない作品も17作目を除いて20作目までには『~呼ぶ』というフレーズが使用されている(「嵐を呼ぶ」でないものはどちらも「伝説を呼ぶ」というフレーズ)。
- ↑ 『電王』では、しんのすけがぶりぶりざえもんの力で、仮面ライダーしん王に変身した。尚、ぶりぶりざえもんは「喋ろうとすると、砂になってしまう」設定は、ぶりぶりざえもん役の塩沢兼人氏が亡くなっており、後任を起用しなかった事が関係している。後に神谷浩史氏がぶりぶりざえもん役を受け継いだ。