バトリング
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バトリング(Battling)とは、ボトムズシリーズに登場する娯楽。
概要
アストラギウス銀河にて広く普及している娯楽の一つで、AT同士の賭けバトルのことを指す。
百年戦争によって大衆娯楽の多くが廃れたため、数少ない娯楽として絶大な人気を持つが、パイロットだけでなく時には観客までも死と隣り合わせの極めて危険な競技でもある。しかし、数多くの戦場を生き延び何度も地獄を見てきた者達からすれば、戦場と比べてはるかに和気藹々としたものであり、「所詮は遊びだ」という感想を異口同音に漏らしてる。が、外伝作品『青の騎士ベルゼルガ伝説』(SRW未参戦)においては「実戦以上の緊張感を強いられる」と評している者も存在する。
軍から放出されたATをベースとした多種多様な改造機や、様々な経歴のAT乗りが集まっているため、試作兵器のテストの隠れ蓑とするにもうってつけであり、ウドの街のバトリング場は、パーフェクトソルジャーことプロト・ワンの戦闘学習に利用されていた。その後もア・コバの街においてバララント軍がラダァ・ニーバとエクルビスのテストを行っていた。
外伝作品ではバトリングが舞台となっている作品が数多く存在している。
主なバトリングの形式
- レギュラーバトル
- AT同士の徒手格闘戦。アームパンチでの殴り合いが主体となるが、劇中では傾斜を利用してアクロバティックなドロップキックを見舞う場面も見られた。
- 『第2次Z破界篇』内で、シンジュクゲットーにてキリコとカレンが行ったバトルもこの形式である。
- ブロウバトル
- 白兵戦用の武器のみ装備可能な形式のバトル。パイルバンカーやアイアンクローを用いるのが一般的。
- リアルバトル
- 重火器の使用が許可された実戦同様の殺しあい。流れ弾で観客に犠牲が出る危険性も極めて高いが、それも醍醐味として受け入れられてしまっている。
- 邪魔なAT乗りの排除が目的となることも多い。
- ハンディキャップマッチ
- ATとそれ以外の兵器が戦うハンディキャップマッチ。ATvs地上戦艦の「ビッグバトル」や、ATvs機甲猟兵(生身の人間)という変則バトルが例としてあげられる。
関連機体
余談
- 「ロボットを利用した闘技場」というアイデアは後発の作品にも多大な影響を与えており、『フルメタル・パニック!』の闘技場(アレーヌ)などが類似した存在として挙げられる。