ノアル・ベルース

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ノアル・ベルース(Noal Vereuse)

宇宙の騎士テッカマンブレード

スペースナイツの一員。軍の名家の出だが、それに反発しフリーマンの誘いで外宇宙開発機構に入った為に父親からは勘当されてしまっている(後に物語後半で実家に戻ったが、ラダム襲撃のために父と死に別れた事が発覚する)。軽い性格で斜に構えた所があるが、義理堅く情に厚い。アキに気があるが、軽くあしらわれている。

Dボゥイの名付け親であり、当初は問題ばかり起こす彼を嫌い、お互い反目しあっていたが、徐々に打ち解け親友となる。

宇宙の騎士テッカマンブレードII

スペースナイツ解散後、フリーマンの提案により連合軍に戻るが、とある事情により軟禁状態におかれる。しかも回想シーンにしか登場しない。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦J
序盤はブルーアース号のメインパイロットだが、後にソルテッカマン2号機のパイロットになる。カットインソルテッカマン時のみで、ノアル本人ではなくソルテッカマンカットインが大写しになる(テッカマン達は基本的にみんなそうだが)。ひらめき不屈を習得しないのは命中=撃墜なソルテッカマンのパイロットとしては致命的。
スーパーロボット大戦W
前作と同様。ソルテッカマン時は勿論、ブルーアース号搭乗時にもカットインがついた(こちらはノアル本人の姿が出る)ため、都合カットインが二種類ある。

パイロットBGM

「REASON」

人間関係

Dボゥイ
当初はあまりに不審な点が多い事とDボゥイ自身の態度の悪さから反目しあうも、後々に親友に。
如月アキ
同僚。当初は彼女を口説いていたが、Dボゥイと惹かれ合うようになってからは、2人を後押しする。
ハインリッヒ・フォン・フリーマン
上司。時に彼の冷徹ともとれる態度に反発するが、後にその真意を知り納得と言うパターンが多い。
本田
同僚であり、ノアルは彼を「おやっさん」と呼んでいる。
レビン
同僚。ノアル、本田と暇を見つけてはポーカーで賭けをすることも。
ミレッタ・ルルージュ
同僚。愛称は『ミリィ』。
バルザック・アシモフ
従軍記者時代から『胡散臭い奴』と危惧しており、リルルの農場で再会した時にもその疑念は晴れていなかった。しかし、共に戦っていく中でDボゥイに次ぐ相棒となっていく。
クリストフ
第30話「父の面影」ゲスト。ノアルの父に仕えていた執事。ノアルがベルース邸に帰宅した際、彼に父の死を伝えた。SRW未登場。
ソフィア
上に同じく第30話ゲスト。ノアルの幼馴染であり、クリストフの孫娘。帰郷した際に再会し、孤児達のためにベルース邸を崩してサッカー場を作ることを提案した。今でこそ思慮深い女性だが、幼い頃はかなりの『お転婆娘』(ノアル談)だったらしい。SRW未登場。
ダービット・クリューゲル
原作では関連はないが、Wではロンゲーズ(ノアルはロン毛ではないが)。デッド・エンドと仲睦まじく話すダービットに「友情と愛情は紙一重だ。それを超えちまったのかも知れないぜ」と危ない台詞を口走る。

他作品との人間関係

アカツキ・ナガレタカスギ・サブロウタクルツ・ウェーバー
彼らロンゲーズと仲が良い。
シャピロ・キーツ
Jでは士官学校の教官であった。戦闘前会話がある。
アオイ・ジュン
Jでは無言で肩を叩かれて励まされる場面があった。二人とも意中の女性が他の男性に夢中になっているという共通点がある。

名台詞

「やれやれ…この分じゃ、人類も長かぁないよなぁ。どうだい、アキ?今の内に2人で、火星へでも逃げる方法を考えないか?」
「俺達だけでも生き延びれば、人類は滅びない。2人で新しいアダムとイヴになるってアイディア、どう?買いだと思わない?」
第1話冒頭、ラダムに占拠されたオービタルリングの衛星レーザー砲が街の一つを破壊する様を見た後、ラダム樹を分析するアキに話しかける。ややナンパ風に見えるが、この頃は半分真剣だった様子である。
「まったく、とんでもない『Dボゥイ』だぜ」
第1話、アキとノアルが介抱した青年は治療室から飛び出してスペースシップを求めて地下8階の第3格納庫に向かう。エレベーターで追う最中、ノアルは彼を『D(デンジャラス)ボゥイ』と呼ぶのだった。
「俺はお前を信じちゃいない。テッカマンが…いや、お前が地球の敵になった時は、俺はいつでもお前を殺す」
「…が、そん時までにゃいい時計を買っとくぜ」
第5話ラストより。『成層圏の悪魔』こと飛行ラダム獣迎撃の任務は完了し、前話で意識不明の重態になったアキの容態も回復した。Dボゥイとノアルは基地の外で月を眺めながら誓いを交わす。不器用ながらも、戦士と戦士の信頼が築かれた瞬間でもあった。
「馬鹿、あきらめるな!男はどんな時でも決してあきらめちゃ駄目だ!」
「白い魔人に頼るな!自分の力で切り開くんだ!」
第28話より。テッカマンアックスの襲来を迎え撃つノアルだが、力の差は歴然としていた。悪魔のごとく地上を蹂躙するラダム獣を倒すという『白い魔人』の伝説を信じる少年ラルフはどこにいるかも不明な『白い魔人』ことテッカマンブレードに救いを呼びかけるが、ノアルはこの台詞で激励、勝てるはずのない決闘に挑んでいく。
「ゆっくり休んでくれ。何もかも忘れて…」
最終話ラストにて。戦いの末、全ての記憶を失くしたDボゥイと彼に付き添うアキを海辺のバンガローでフリーマンと共に見届け、彼は戦いに疲れ果てた戦友に慰労の思いをかけるのだった。

迷台詞

「まるで声優の松本保典か堀内賢雄みたいな人だ」
LD購入特典でのドラマCD1「ザ・宴会」で、死んでなお宴会にきたバルザックを評して。

話題まとめ

資料リンク