石田五郎

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石田五郎(Gorou Ishida)

ザウラーズの委員長で、ザウラージェットのメインパイロットを担当する。ザウラージェットが分離するとサンダーブラキオの砲手となり、ゴウザウラーに合体すると教室に移動する、忙しい人。教室では一人だけパイロットスーツなので浮いてしまっている。

普段は真面目で大人しいがクラス内が騒ぐと自分が注意しても無視され、それが引き金となって激怒してしまうため、クラスから恐れられている。その際には顔が崩れ、口調が荒々しくなり、暴走の限りを尽くしてしまう。 特に原作の36話では、「大噴火!ばくはつ五郎」というインパクトのある同話タイトルに恥じず、いつも以上に激怒してしまい(ひろみ曰く、ある事件を起こした事で怒るにも怒る事ができず、顔がフランケンみたいな顔になって奇行が目立つほど随分我慢してたとのこと)、その状態でゴウザウラーマグナザウラーグランザウラーを完璧に乗りこなすという偉業を達成した(他の三人は乗り換えた機体を上手く扱えなかった)。

余談だが1970年に『ばくはつ五郎』というアニメ作品が放映されており、上記の第36話タイトルはそのパロディと思われる。

登場作品と役柄

単独作品

スーパーロボット大戦NEO
初参戦作品。声付きで登場し、中断メッセージにも出演。しかし本作ではザウラージェット形態は未採用であり、乗り換えシステムや原作第36話の再現は無いため、パイロットとしての出番は無い。
ばくはつ五郎イベントが再現されているが、原作に比べると顔の崩れっぷり等は通常時どまり。

人間関係

峯崎拳一
五郎を「ザウラージェット飛ばすしか能のない奴」と見下したため、五郎が激怒する原因の一人かつばくはつ五郎の犠牲者の一人となった。
立花浩美
原作の36話にて、怒るに怒れなくなった五郎の異変に気付き、とても心配していた。
朝岡しのぶ
サンダーブラキオを操縦するパートナー。
光主エリカ
学級副委員長だが、五郎が止めにかかっても委員長だからという理由で黙るよう口走ったため、五郎が激怒する原因の一人になっている。
白金太郎火山洋二
ばくはつ五郎の犠牲者の一人。
中島辰男
6年2組の担任である教師。

他作品との人間関係

日向仁
他作品キャラでは記念すべきばくはつ五郎の犠牲者第1号。皮肉にも原因は拳一と意地の張り合いがエスカレートしたためだった。

名台詞

「ザウラージェット、発進!!」
ザウラージェットを発進させるための掛け声。
「ザウラージェット!」
洋二「グランジェット!」
2人「発進!」
グランザウラー加入後の第27話からの掛け声。
「どうして…どうして僕の話を聞かないんだ!!!」
「怖いのは分かるけど。落ち着けよ、みんな。泣いたりしている場合じゃないだろ!!!」
原作の第7話にて、ゴウザウラーが絶体絶命の危機に陥ったにも関わらず、自分の話を聴こうとしないクラスメイトに対する叫び。
「漫才するな!」
「お、俺はキレてるんだぞぉーっ!」
「い、委員長なのに…」
ドラマCD「SAURERS NOTE.3 冬・てなもんだミステリー」よりワンツーと一緒に体育館の調査に行くが、二人はバスケットボールで遊んだり、舞台の上で漫才したりと自分の言うことを聞かない二人に振り回される。「キレてる」といいつつも、文章では分かりにくいが口調からは、疲れた様子であり、諦めムードが漂っている。
「おいおいおい、勝手に行くな! 引率は僕だと言ってるだろ! 俺の話を聞け!!」
事件解決後。拳一の発案でスケートに行くことになるが、誰もが自分たちで勝手に行き始め、叫ぶ。冒頭でも争論になる拳一達に怒鳴り、最後までお疲れ様でした。

「ばくはつ五郎」の台詞

「ウラウラウラウラァ!!」
大激怒した五郎の叫び。キャラクター辞典でもしっかり収録されている。
「無理だぁ!? できねぇ!? やりゃあいいんだよ!!」
大激怒した五郎が為せば成る的な趣旨で口走り、拳一達を元のコクピットに戻す台詞。
「ハハハハハ…しょうがないよ、このまま行こ」
「怒っちゃダメだ…怒っちゃ…」
「怒っちゃいや~ な~んちゃって」
36話のオチ台詞。怒るに怒れず、フランケン顔になっている状態の迷言の数々。
「CMいってみよ~!!」
総集編である第44話より。

スパロボシリーズの名台詞

「頭に血が上ったプレイをすると周りが見えなくなって…」「とんでもない結果を招く可能性がありますので!」
中断メッセージだが、そう言う五郎本人も人の事を言える立場ではない。エリーにもしっかりとツッコミを入れられている。
「ケンカを止めろって!言ってんだよおぉぉぉぉぉっ!!」
NEO』第5話(共通)にて、拳一の言い争いに激怒した五郎の叫び。