ドリームキャスト

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ドリームキャスト(Dreamcast)

1998年にセガ・エンタープライゼス(現セガ)が発売した、セガサターン(SS)の次世代機種。一般的な略称は『DC』と『ドリキャス』である。SSとの互換性はないが、性能は大きく上回り、初期販売価格も29,900円と低めに抑えられた。

ソフトの供給媒体は、GD-ROMと呼ばれるCDと同じ形状の独自メディア。外部記憶媒体はポケットステーションと似た簡易ゲーム機のビジュアルメモリだが、後に記憶容量を増加させた純粋なメモリーカードも発売されている。アナログモデムを内蔵し、標準でインターネット接続を可能としたのが最大の特徴。この試みにより、ゲームデータのダウンロードや多人数でのオンラインゲームがコンシューマー機で本格的に実現し、後のゲーム業界にも多大な影響を与えた。

しかしハードとソフトの売り上げが伸び悩み、2001年3月にセガはコンシューマー用ゲーム機からの撤退とドリームキャストの製造中止を宣言。現時点で、セガ最後のコンシューマーゲーム機となった。なおこの時に本体価格が投げ売り同然の9,900円に引き下げられ、残った本体の在庫は爆発的に売れた。

2007年に発売された某シューティングゲームを最後にソフト販売も終了したが、移植されない名作が多いことで隠れファンは今なお多い。なおCMでも人気を博した湯川専務はその後セガでは降格するも、最終的にはセガの親会社であったCSKの代表取締になるなどの出世をしている。

商品情報

本ハードで出たスパロボはαforDC1作のみ。このゲームの発売時期には、既にセガはコンシューマー用ゲーム機事業からの撤退を発表した後で、ドリームキャストも生産中止となってしまっている。

関連作品

電脳戦機バーチャロン オラトリオ・タングラム
人気業務用3DロボットアクションゲームのDC移植作で、現在ではXbox 360でもダウンロード販売されている。スパロボでは第3次スーパーロボット大戦αに参戦した。

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