「デッカード」の版間の差分
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:勇太に教えてもらった決め台詞。右手で銃を向け、左手に警察手帳を構えるポーズを決めながら言う。何度も練習していたらしい。 | :勇太に教えてもらった決め台詞。右手で銃を向け、左手に警察手帳を構えるポーズを決めながら言う。何度も練習していたらしい。 | ||
− | : | + | :『30』では専用の立ち絵グラフィックが用意されている。……が、DVEは収録されていない。 |
;「それは…出来ない。私は人々の平和を守るために造られた。私は、その使命を果たさねばならない。勇太、私の言っている意味が分かるな?」 | ;「それは…出来ない。私は人々の平和を守るために造られた。私は、その使命を果たさねばならない。勇太、私の言っている意味が分かるな?」 | ||
:第1話より。お披露目直前にメモリーを消去され、勇太の事を忘れてしまうと語り、ずっと今のままでいてほしいと言う勇太に対して優しく諭す。 | :第1話より。お披露目直前にメモリーを消去され、勇太の事を忘れてしまうと語り、ずっと今のままでいてほしいと言う勇太に対して優しく諭す。 |
2021年11月8日 (月) 04:41時点における版
デッカード | |
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外国語表記 | Deckerd |
登場作品 | 勇者警察ジェイデッカー |
声優 | 古澤徹(現・古澤融) |
デザイン | 大河原邦男 |
初登場SRW | スーパーロボット大戦30 |
スペック | |
---|---|
異名 | 勇者刑事 |
愛称 | 友永パト吉 |
型式番号 | BP110型 |
全長 |
5.12m(ロボットモード) 4.49m(パトカーモード) |
重量 | 2.15t |
最大出力 | 3200ps |
最高速度 |
87km/h(ロボットモード) 427km/h(パトカーモード) |
合体形態 | ジェイデッカー |
所属組織 | 警視庁 |
所属部隊 | ブレイブポリス |
デッカードは『勇者警察ジェイデッカー』の主役メカ。
概要
警視庁が極秘裏に開発したブレイブポリスの1号機で、「勇者刑事」の異名を持つ。パトカー形態から変形する史上初の超AIを搭載したロボット刑事。トレーラー型のサポートマシンである「ジェイローダー」にコアユニットとして合体する事で、合体形態である「ジェイデッカー」となる。
友永勇太少年との出会いを機に心に目覚め、少年刑事に任命された勇太のパートナーとして、ブレイブポリスのリーダー格として、仲間達を引っ張っていきながら犯罪に立ち向かう。
性格
警察官及びブレイブポリスのリーダーに相応しい真面目で優しく実直な性格の持ち主。それ故に、多少融通の利かない面も持ち合わせているが、他者への気配りに長けており、大切な者を守る為に自身が傷つく事も壊れる事さえも厭わないという健気なまでに献身的な面も見せ、人々からの信頼は厚い。普段は勇太のボディガードも兼ねて友永家に居候しており、近所からは「友永パト吉」の通称で呼ばれ、後に勇太の両親からも同様の名で呼ばれた結果、実質的に友永家の一員となっている。
一方、まだ生まれて間もない事もあってか、意外に寂しがり屋な面も持ち合わせ、勇太が一時帰省した両親と共に家族水入らずの時間を楽しむあまり自分を鬱陶しがった際には、落ち込んで家出してしまった事もある。また、新型射撃システムを組み込むブレイブポリス強化計画に対して、強化パーツなどでの性能向上より自分たちで鍛錬(つまりは経験や学習、最適化によるアップデート)によって成長する方を選ぶ等、人間と同等に見て欲しいとも考えている[1]。
劇中の様相
まだ開発中であった時期(1話の半年前)に、偶然秘密工場に迷い込んで来た勇太と出会う事になり、彼の秘密の友達となる。勇太との触れ合いを過ごしていく中で、いつしか勇太が帰るのを「寂しい」と感じるようになり、自我と心に目覚める事になった。
正式運用の前に一度メモリーを消去されたのだが、「勇太と共に過ごした日々を忘れたくない」という想いから超AIの最深部(人間で言うなら深層意識)にメモリーが圧縮されていたらしく、お披露目パレードの最中にデッカードを強奪しようとしたドクトル・ガウスのデスマグネの前に立ちはだかった勇太の叫び声で記憶を取り戻し、この事件が冴島警視総監に勇太を重要視させる事となった。
登場作品と操縦者
単独作品
- スーパーロボット大戦30
- 初登場作品。最速登場は地上ルート「ブレイブアップ」。機体としては常にジェイデッカーであり、シナリオのみに登場する。マップアイコンは用意されている。
- ボイスも収録されており、中断メッセージではこちらの姿で登場。なお、担当声優の古澤氏は2021年4月に芸名を改名したが、本作では旧芸名のままクレジットされている。
装備・機能
武装・必殺武器
- 制式拳銃
- サイドアーマーに収納されているブレイブポリス共通装備のリボルバー拳銃。その命中率は98.91%[2]。
人間関係
- 友永勇太
- ブレイブポリスのボスで一番の友達。
- デューク
- スコットランドヤード・ブレイブポリスから来た仲間。ファイヤージェイデッカーに合体する相棒となる。
- ガンマックス
- ハイウェイパトロールから異動してきた仲間で必殺武器マックスキャノンに変形する相棒。
- マクレーン、パワージョー、ダンプソン、ドリルボーイ、シャドウ丸
- 後輩でブレイブポリスの仲間。
- 冴島十三
- 上司。
- 東一門
- ブレイブポリスをよく思っていない彼からたびたび詰られるが、互いに複雑な気持ちを抱くことに。
- 友永あずき、友永くるみ
- 勇太の姉たち。居候させてもらう。
- 友永勇一郎、友永亜真美
- 勇太の両親。帰って来た彼らから友永家の一員と認められる。
名(迷)台詞
- 「ホールドアップ! ブレイブポリス、デッカードだ!」
- 勇太に教えてもらった決め台詞。右手で銃を向け、左手に警察手帳を構えるポーズを決めながら言う。何度も練習していたらしい。
- 『30』では専用の立ち絵グラフィックが用意されている。……が、DVEは収録されていない。
- 「それは…出来ない。私は人々の平和を守るために造られた。私は、その使命を果たさねばならない。勇太、私の言っている意味が分かるな?」
- 第1話より。お披露目直前にメモリーを消去され、勇太の事を忘れてしまうと語り、ずっと今のままでいてほしいと言う勇太に対して優しく諭す。
- 「勇太!!」
- デッカードを強奪しようとするドクトルガウスの前に立ちはだかった勇太の叫びに呼応して覚醒する。
- 「すいません、私のメモリーの中に合体に関するデータがないんです…」
- 第2話より。勇太との記憶を取り戻した代償によりデータに欠落が発生してしまう。この問題、後々まで尾を引くこととなる。
- 「総監! 私は今ここで、合体を試してみたいと思います!」
「勇太が合体シミュレーションに失敗したのは相手がコンピューターだったからです! 私が相手なら!」
藤堂「デッカード、お前だってロボットだろう?」
「けれど、私には『心』があります!」
勇太「デッカード…」
「私は、心を持ったロボットです。私なら、勇太と呼吸を合わせることが可能です! 私と勇太を信じてください!」 - 東京を襲撃しようとするキャトー・ノリヤスのフライトバトラー部隊と戦いながらシミュレーションでは失敗した合体も自分と勇太なら出来ると語る。
- 「ジェイデッカー!!」
- そして敵の激しい攻撃の中、ついに合体を成功するのだった。
- 「いえ、これはガンマックスではありません! 私は信じています!」
- 第21話より。ガンマックスが深夜に暴走行為をしたという新聞記事を突き付けられて。
- 「これで、お前が本当のことを話してくれるまで離れられないな」
- 何も言わずにどこかへ行こうとするガンマックスと自分の腕に手錠をはめて。しかしガンマックスを疑いつづける東が現れ、ガンマックスと一緒に逃亡することになってしまう。
- 「こんなに超AIがスパークしたのは初めてだ、まだ緊張している」
- 逃亡先で燃料が残り少なくなり、ガンマックスが所持していた燃料も残っていなかったため倉庫から拝借して。管理人に見つかったため嘘を吐いたりと、優等生のデッカードには刺激が強かった模様。この後、二人で燃料をラッパ飲みし、絆を深めた。
- 「ゆ、勇太…その姿は一体…」
- 第31話より。女子高に潜入するため女装させられた勇太を見て。この場面では珍しく目を丸くしている。
- 「そ、総監?!」
- 事件解決後、今度はデッカード(と冴島)が女装して潜入したらいいと勇太に言われ冴島が「考えておこう」と大真面目な顔で発言した時の台詞。よほど驚いたのか声が裏返っている。
- この時、想像上の姿ではあるが女装したデッカードの姿が描かれている他、この女装したデッカードの姿はLDのジャケットにもなっている。
- 「私たちはロボットだ。だから部品を交換すれば性能は向上する。けれど、私たちはそれが悲しいんだ。人間のように努力して銃の腕が上がるなら、その方がどれだけ嬉しいか…」
- 第35話。射撃の腕を100%にするために「ガンピュレーター・システム」の導入が提案され、無邪気に喜ぶ勇太に対し心境を話す。これを受けた勇太はデッカードたちブレイブポリスの意を汲み導入を拒否する事にした。
関連機体
余談
- 外見のデザインは警察官の制服を元にしており、制帽やネクタイなどの造形が存在する。
- 警視庁駐車違反撲滅キャンペーン用に着ぐるみが作られ、ビデオソフトの特典であるDX玩具変形実演にも出演した。
脚注
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