「皆城乙姫」の版間の差分

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母の胎内にいる時に母体が[[ミール]]の暴走によって同化されるも、人工子宮に移され出生した[[フェストゥム]]と人間の融合独立固体。<br />物語開始時は、ワルキューレの岩戸と呼ばれる場所にて休眠状態にあった。竜宮島に存在する人類側ミールに干渉することができるため、彼女をコアとして島の防衛システム「ブリュンヒルデ・システム」が作られている。<br />人類軍の竜宮島制圧の直前にワルキューレの岩戸から解放されて目覚める。その際に立上芹らと友人になり、自ら「生きる」ことを選択し、行動する。
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母の胎内にいる時に母体が[[ミール]]の暴走によって[[同化]]されるも、人工子宮に移され出生した[[フェストゥム]]と人間の融合独立固体。<br />物語開始時は、[[アルヴィス]]内部の「ワルキューレの岩戸」と呼ばれる場所にて休眠状態にあった。竜宮島に存在する人類側ミールに干渉することができるため、彼女をコアとして島の防衛システム「ブリュンヒルデ・システム」が作られている。<br />人類軍の竜宮島制圧の直前にワルキューレの岩戸から解放されて目覚める。その際に[[立上芹]]らと友人になり、自ら「生きる」ことを選択し、行動する。
  
 
人間でもありフェストゥムでもあるため、双方を公平な視点で見る達観したような感覚を持ち、親友の芹と里奈以外は名前を呼び捨てにする。
 
人間でもありフェストゥムでもあるため、双方を公平な視点で見る達観したような感覚を持ち、親友の芹と里奈以外は名前を呼び捨てにする。
  
フェストゥムとの戦闘時はノルン(無人戦闘機)を操って一騎たちの手助けをしており、また島での戦闘を通して島のミールに「生」や「死」、「悲しみ」を教えるため、戦闘を常に肉眼で見ていた。
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フェストゥムとの戦闘時はノルン(無人戦闘機)を操って手助けをしており、また島での戦闘を通して島のミールに「生」や「死」、「悲しみ」を教えるため、戦闘を常に肉眼で見ていた。
  
 
[[蒼穹作戦]]の直前に人間としての生存活動の限界が訪れてしまい、島との最後の同化により親しい人たちとの別れを迎える際、ひたすら抱きとめてくれた[[遠見千鶴|千鶴]]の温かさに、亡き母を感じ取った乙姫は「私もこんな風に皆のお母さんになればいいんだ」と決意して、ワルキューレの岩戸の中で、島のミールと一体化し、消えていったのであった…
 
[[蒼穹作戦]]の直前に人間としての生存活動の限界が訪れてしまい、島との最後の同化により親しい人たちとの別れを迎える際、ひたすら抱きとめてくれた[[遠見千鶴|千鶴]]の温かさに、亡き母を感じ取った乙姫は「私もこんな風に皆のお母さんになればいいんだ」と決意して、ワルキューレの岩戸の中で、島のミールと一体化し、消えていったのであった…
  
前日談の「RIGHT OF LEFT」(SRW未参戦)では島のコアとして何度か大人たちの話題に上がるほか、総士が彼女に語りかけるシーンがあった。
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前日談の『RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)では島のコアとして何度か大人たちの話題に上がるほか、総士が彼女に語りかけるシーンがあった。
  
劇場版「[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HEAVEN AND EARTH]]」では意識は残っている描写がされた。
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[[蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH|HEAVEN AND EARTH]]』では意識体として存在しており、コアの代替となった芹と再会を果たすが、第二次蒼穹作戦の終了と共にコアが成長期を乗り越えたことで完全に消滅してしまった。
  
 
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:兄。呼び方は「総士」と呼び捨てであり、兄である以前に竜宮島の住人として等しく扱い、愛すべき存在と考えていることがある。尤も、総士に「私達、とうとう本当の兄妹になれなかったね」とも言っており、妹として総士に接する事が出来なかった事には思うところがあったようである。
 
:兄。呼び方は「総士」と呼び捨てであり、兄である以前に竜宮島の住人として等しく扱い、愛すべき存在と考えていることがある。尤も、総士に「私達、とうとう本当の兄妹になれなかったね」とも言っており、妹として総士に接する事が出来なかった事には思うところがあったようである。
 
;[[皆城公蔵]]
 
;[[皆城公蔵]]
:父親。[[アルヴィス]]前司令。[[フェストゥム]]との戦いで死亡。
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:父親。目覚めた頃には既に死亡しており、直接対面することはなかった。
 
;[[立上芹]]
 
;[[立上芹]]
:目覚めたばかりで森を彷徨っていた時に偶然出会った中一女子。覚醒直後に彼女と交わした会話が乙姫の人間としての価値観の構成に強く影響を与えている。乙姫の初めての友達。誰よりも乙姫を案じている純な少女。
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:目覚めたばかりで森を彷徨っていた時に偶然出会った「初めての友達」。覚醒直後に彼女と交わした会話が乙姫の人間としての価値観の構成に強く影響を与えている。
 
;[[西尾里奈]]
 
;[[西尾里奈]]
:アルヴィスのオペレーターを務める中一女子。乙姫が竜宮島中学校に転校してきたときに芹とともにクラスメートとなる。乙姫の二番目の友達。
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:乙姫が中学校に転校してきたことで芹とともにクラスメートとなり、乙姫の二番目の友達となる。
 
:乙姫は芹と里奈のみは呼び捨てではなく「ちゃん」付けで呼ぶため、この二人は乙姫にとっての「人間」としての象徴である。
 
:乙姫は芹と里奈のみは呼び捨てではなく「ちゃん」付けで呼ぶため、この二人は乙姫にとっての「人間」としての象徴である。
 
;[[堂馬広登]]
 
;[[堂馬広登]]
:クラスメート。<!--UXでは彼も芹や里奈と共に乙姫の最後の同化に立ち会った。-->
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:クラスメート。芹・里奈に比べると絡みは少なめ。
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:UXでは彼も芹や里奈と共に乙姫の最後の同化に立ち会った。
 
;[[遠見千鶴]]
 
;[[遠見千鶴]]
:彼女をワルキューレの岩戸に入れて、管理していた研究者。乙姫はそれを恨みには思っていないどころか、むしろ「人生をくれた」と感謝し、母のように慕っている。<br />ミールと同化する際に抱きしめてもらい、彼女は同化する決意を決めた。
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:彼女をワルキューレの岩戸に入れて管理していた研究者。乙姫はそれを恨みには思っていないどころか、むしろ「人生をくれた」と感謝し、母のように慕っている。
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;[[真壁史彦]]
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:アルヴィス司令という立場から、度々会話を交わす。最後の同化にも立ち会った。
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;[[春日井甲洋]]
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:同化後の彼をあえてICUから脱走させた。
  
 
== 他作品との人間関係 ==
 
== 他作品との人間関係 ==
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;[[シン・アスカ]]
 
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:UXにて仲間の危機に戦うことを選んだ彼に修復されたデスティニーガンダムを届ける。
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:UXにて仲間の危機に戦うことを選んだ彼に修復された[[デスティニーガンダム]]を届ける。
 
;[[アスラン・ザラ]]
 
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:UXでは人類軍の襲撃の時に彼に助けられる。その際、名前を明かした彼の次の選択に期待した。
 
:UXでは人類軍の襲撃の時に彼に助けられる。その際、名前を明かした彼の次の選択に期待した。
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=== スーパー系 ===
 
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;[[マシュー・デントン]]、[[ライカ・クルセイド]]
 
;[[マシュー・デントン]]、[[ライカ・クルセイド]]
:UXにて乙姫の最後の同化に立ち会う。ちなみに、デントンの立ち位置は原作での[[真壁史彦|史彦]]の立ち位置と同一である。
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:UXにて乙姫の最後の同化に立ち会う。デントンの立ち位置は原作での[[真壁史彦|史彦]]の立ち位置と同一である。
 
;[[エンネア]]
 
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:記憶喪失を自称する彼女に選択しないのかと問いかける。
 
:記憶喪失を自称する彼女に選択しないのかと問いかける。
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=== [[バンプレストオリジナル]] ===
 
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;[[サヤ・クルーガー]]
 
;[[サヤ・クルーガー]]
:彼女について何か知っているようで、しばしば彼女に問いかけをする。
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:彼女の素性を感づいており、しばしば彼女に問いかけをする。
  
 
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
 
;「でも大丈夫…おかえり」
 
;「でも大丈夫…おかえり」
 
:プレアデス型のフェストゥムが迫る中、しかしそれに動ずることなく呟く。そして、[[真壁一騎|彼]]は帰ってきた…
 
:プレアデス型のフェストゥムが迫る中、しかしそれに動ずることなく呟く。そして、[[真壁一騎|彼]]は帰ってきた…
 
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;「やめて……人は、憎しみばかりじゃないのよ! お願い、わかってぇぇぇーっ!!」
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:[[狩谷由紀恵]]との[[同化]]で「憎しみ」を理解してしまったフェストゥムによって島が蹂躙され、叫びを上げる。
 
;「怖い…怖いよぉ」「ここにいたい、ここにいたいよおっ…」
 
;「怖い…怖いよぉ」「ここにいたい、ここにいたいよおっ…」
 
:寿命を迎えミールと再同化する段階に至って、ついに一人の人間として少女として当然のわがままを吐露する。そんな彼女を千鶴は優しく抱きしめるのであった。
 
:寿命を迎えミールと再同化する段階に至って、ついに一人の人間として少女として当然のわがままを吐露する。そんな彼女を千鶴は優しく抱きしめるのであった。
  
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
 
== スパロボシリーズの名台詞 ==
;「大丈夫、運命はあなたの味方だよ…」
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;「あたし、行かなくちゃ…」
;「それが、あなたの選んだ答え…。あなたが望んだ…運命の翼!」  
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:UX第25話「生命-めざめ-」より。芹をシェルターに残し、乙姫はアスランと共に戦いを見届ける……という原作再現シーンの台詞なのだが、さりげなくこの台詞と同時に「Separation[Pf]」('''歌い出しが「あたし行かなくちゃ」''')が流れる。
:一騎が危機にさらされる中、彼を助けようと損傷したインパルスを何とか動かそうとするシンに、乙姫はこの言葉と共にシンの今必要とする力、[[デスティニーガンダム]]を届ける。
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:なお、原作でのこのシーンで言った台詞は「あたし、行かなきゃ」である。
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;「大丈夫、運命はあなたの味方だよ…」<br>「それが、あなたの選んだ答え…。あなたが望んだ…運命の翼!」  
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:同じく「生命-めざめ-」より。危機に晒される一騎を救うため、損傷した[[インパルスガンダム]]を何とか動かそうとするシンに、乙姫はこの言葉と共にシンの今必要とする力、[[デスティニーガンダム]]を届ける。
  
 
<!-- == 商品情報 == -->
 
<!-- == 商品情報 == -->

2013年4月24日 (水) 04:40時点における版

皆城乙姫(Tsubaki Minashiro)

母の胎内にいる時に母体がミールの暴走によって同化されるも、人工子宮に移され出生したフェストゥムと人間の融合独立固体。
物語開始時は、アルヴィス内部の「ワルキューレの岩戸」と呼ばれる場所にて休眠状態にあった。竜宮島に存在する人類側ミールに干渉することができるため、彼女をコアとして島の防衛システム「ブリュンヒルデ・システム」が作られている。
人類軍の竜宮島制圧の直前にワルキューレの岩戸から解放されて目覚める。その際に立上芹らと友人になり、自ら「生きる」ことを選択し、行動する。

人間でもありフェストゥムでもあるため、双方を公平な視点で見る達観したような感覚を持ち、親友の芹と里奈以外は名前を呼び捨てにする。

フェストゥムとの戦闘時はノルン(無人戦闘機)を操って手助けをしており、また島での戦闘を通して島のミールに「生」や「死」、「悲しみ」を教えるため、戦闘を常に肉眼で見ていた。

蒼穹作戦の直前に人間としての生存活動の限界が訪れてしまい、島との最後の同化により親しい人たちとの別れを迎える際、ひたすら抱きとめてくれた千鶴の温かさに、亡き母を感じ取った乙姫は「私もこんな風に皆のお母さんになればいいんだ」と決意して、ワルキューレの岩戸の中で、島のミールと一体化し、消えていったのであった…

前日談の『RIGHT OF LEFT』(SRW未参戦)では島のコアとして何度か大人たちの話題に上がるほか、総士が彼女に語りかけるシーンがあった。

HEAVEN AND EARTH』では意識体として存在しており、コアの代替となった芹と再会を果たすが、第二次蒼穹作戦の終了と共にコアが成長期を乗り越えたことで完全に消滅してしまった。

登場作品と役柄

携帯機シリーズ

スーパーロボット大戦K
初登場作品。スパロボの性質上、ファフナー勢が島から離れていてもノルンで援護してくれる。
スーパーロボット大戦UX
原作通り、物語中盤ごろに目覚める。その立ち位置から、竜宮島が舞台となる度に色々なキャラクターと絡みを見せる。

人間関係

皆城総士
兄。呼び方は「総士」と呼び捨てであり、兄である以前に竜宮島の住人として等しく扱い、愛すべき存在と考えていることがある。尤も、総士に「私達、とうとう本当の兄妹になれなかったね」とも言っており、妹として総士に接する事が出来なかった事には思うところがあったようである。
皆城公蔵
父親。目覚めた頃には既に死亡しており、直接対面することはなかった。
立上芹
目覚めたばかりで森を彷徨っていた時に偶然出会った「初めての友達」。覚醒直後に彼女と交わした会話が乙姫の人間としての価値観の構成に強く影響を与えている。
西尾里奈
乙姫が中学校に転校してきたことで芹とともにクラスメートとなり、乙姫の二番目の友達となる。
乙姫は芹と里奈のみは呼び捨てではなく「ちゃん」付けで呼ぶため、この二人は乙姫にとっての「人間」としての象徴である。
堂馬広登
クラスメート。芹・里奈に比べると絡みは少なめ。
UXでは彼も芹や里奈と共に乙姫の最後の同化に立ち会った。
遠見千鶴
彼女をワルキューレの岩戸に入れて管理していた研究者。乙姫はそれを恨みには思っていないどころか、むしろ「人生をくれた」と感謝し、母のように慕っている。
真壁史彦
アルヴィス司令という立場から、度々会話を交わす。最後の同化にも立ち会った。
春日井甲洋
同化後の彼をあえてICUから脱走させた。

他作品との人間関係

ガンダムシリーズ

シン・アスカ
UXにて仲間の危機に戦うことを選んだ彼に修復されたデスティニーガンダムを届ける。
アスラン・ザラ
UXでは人類軍の襲撃の時に彼に助けられる。その際、名前を明かした彼の次の選択に期待した。

スーパー系

マシュー・デントンライカ・クルセイド
UXにて乙姫の最後の同化に立ち会う。デントンの立ち位置は原作での史彦の立ち位置と同一である。
エンネア
記憶喪失を自称する彼女に選択しないのかと問いかける。

リアル系

バンプレストオリジナル

サヤ・クルーガー
彼女の素性を感づいており、しばしば彼女に問いかけをする。

名台詞

「でも大丈夫…おかえり」
プレアデス型のフェストゥムが迫る中、しかしそれに動ずることなく呟く。そして、は帰ってきた…
「やめて……人は、憎しみばかりじゃないのよ! お願い、わかってぇぇぇーっ!!」
狩谷由紀恵との同化で「憎しみ」を理解してしまったフェストゥムによって島が蹂躙され、叫びを上げる。
「怖い…怖いよぉ」「ここにいたい、ここにいたいよおっ…」
寿命を迎えミールと再同化する段階に至って、ついに一人の人間として少女として当然のわがままを吐露する。そんな彼女を千鶴は優しく抱きしめるのであった。

スパロボシリーズの名台詞

「あたし、行かなくちゃ…」
UX第25話「生命-めざめ-」より。芹をシェルターに残し、乙姫はアスランと共に戦いを見届ける……という原作再現シーンの台詞なのだが、さりげなくこの台詞と同時に「Separation[Pf]」(歌い出しが「あたし行かなくちゃ」)が流れる。
なお、原作でのこのシーンで言った台詞は「あたし、行かなきゃ」である。
「大丈夫、運命はあなたの味方だよ…」
「それが、あなたの選んだ答え…。あなたが望んだ…運命の翼!」
同じく「生命-めざめ-」より。危機に晒される一騎を救うため、損傷したインパルスガンダムを何とか動かそうとするシンに、乙姫はこの言葉と共にシンの今必要とする力、デスティニーガンダムを届ける。

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