「Wii」の版間の差分

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現在スーパーロボット大戦シリーズが発売されていないゲーム機のため、単独の記事ではなく本稿にて記述する。
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;Wii U
 
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:2012年12月8日発売。液晶ディスプレイを搭載したワイヤレスコントローラを採用し、TVとの2画面で、あるいはコントローラの画面のみでプレイできるのが最大の特徴。昔から任天堂が目指していた「テレビを必要としない据置機」というコンセプトとなった(この思想は後述のNintendo Switchにも引き継がれる)。
 
:2012年12月8日発売。液晶ディスプレイを搭載したワイヤレスコントローラを採用し、TVとの2画面で、あるいはコントローラの画面のみでプレイできるのが最大の特徴。昔から任天堂が目指していた「テレビを必要としない据置機」というコンセプトとなった(この思想は後述のNintendo Switchにも引き継がれる)。

2017年3月16日 (木) 17:25時点における版

2006年12月(国よって日は異なる)に発売された任天堂の据え置き型ゲーム機。

概要

第6世代ハードである『ゲームキューブ(以下、GC)』の次世代機種として開発された。公式に次世代機種として宣伝されたわけではないが(ただし、CPUに「GC2」の文字が有る)、GCとの後方互換性を持つ。ただし、GC用ソフトをプレイするには、GC用コントローラーとGC用メモリーカードが別途必要。発表当初は「レボリューション」のコードネームで呼ばれ、専用のロゴまで用意されていた。

最大の特徴は「Wiiリモコン」と呼ばれる片手で操作できるゲームコントローラーを採用したことにある。公式アナウンスでは「家族の誰もが楽しめる」コンセプトで開発、その結果Wiiリモコンが誕生した。また、複雑化しつつあるゲームの有り方に疑問を呈し、一般大衆が分からない部分を極限まで排除し、画面コンソロールを強化した。家庭内のインターネット普及に伴い、無線LAN機能を搭載してインターネット接続に対応している(有線接続には別売りの専用アダプタが必要)。それにより、「Wiiチャンネル」と呼ばれる通信機能による対戦ゲームや、ファミコンスーパーファミコン等の旧来ハードのゲームをダウンロード購入することが可能となった。

また、同じ任天堂製のゲーム機である「ニンテンドーDS」との相互機能も有する。

ハードの性能としては前世代のXBOXと同程度で、同世代機のPS3・XBOX 360に劣り、HDDも搭載しておらず、HD画質での出力にも対応していないが、そのお陰で消費電力は17ワット程度であり堅牢性も優れている。低価格化と、任天堂が掲げる「万人受け(全ての人が受け入れられる)」するゲームや『Wii Fit』等の周辺機器、それに対するCM効果により全世界1億台以上の爆発的な売り上げを記録。1億5000万台を売り上げたニンテンドーDSと併せて、トップシェアゲーム機として君臨することとなった。

一方で上述のハードコンセプトを打ち出した結果、コアユーザー向けタイトルが不足(スパロボシリーズにおいても同様で、本ハードでリリースされたのは『スーパーロボット大戦NEO』一作のみ)、『NINTENDO64』より続くサードパーティ不振も解消できたとは言い難く、2010年を境にリリースタイトルを大幅に減少させて行く事となった。

2013年10月22日に生産終了。後継機である『Wii U』へと移行された。

機能

Wiiリモコン
3軸の加速度センサーが内蔵された小型リモコン型のコントローラーであり、十字キーと複数のボタンで構成されている。既存のゲーム機のリモコンとは大きく違うので、インターフェイスに慣れないプレイヤーも多かった。なお、基本的な画面操作はマウス操作にほぼ近い。
これに関しては過去のゲームプレイの際に使用する専用の「クラシックコントローラ」が用意されているが、Wiiリモコンを横持ちすると従来の様なコントローラ操作ができるタイトルもある。
ジャイロセンサーを内蔵した周辺機器「Wiiモーションプラス」を装着すれば、より精密なリモコン操作が可能。
Wiiリモコンプラス
前述のWiiリモコンにWiiモーションプラスの機能を内蔵したもので、2010年11月11日以降に発売されたWii本体のパッケージには、これが標準装備されている。
記憶媒体
フラッシュメモリ(512MB)が内蔵されている。外部記憶媒体としてSDカード(SDHCまで)が対応しており、DLしたゲームソフトなどを最大32GBまで保存もできるが、起動時はソフトの容量に対応できる空きメモリの確保が必要となる。
このため、ソフトを購入する際は常に本体の空きメモリを計算して購入する必要がある。なお、GCソフトのセーブデータ記録にはGC用メモリーカードが別途必要。
バーチャルコンソール(VC)
過去に発売されたゲーム作品を有料ダウンロードすることでプレイすることが可能なサービス。任天堂ハードが多いが、セガ・NECのPCエンジン等の他社ハードのものもある。国内34社、国外2社がこれに参加している。
一台のハードで複数の異なるゲーム機が遊べるのは、家庭用ゲームでもWiiが初。いわゆるコンシューマー機においては精度の高いエミュレータが使われているとみられる。スパロボシリーズも過去に複数の作品が発売されているが、多数の会社の版権が絡むため現在のところ未配信である。
なおダウンロードに際しては、Wiiポイントと呼ばれる専用の電子マネーを事前購入して、そこから支払うという形となる。
Wiiウェア
ダウンロード専売のWii用新作ソフトを扱うサービス。体験版が無料でダウンロードできることもある。

次世代機種

現在スーパーロボット大戦シリーズが発売されていないゲーム機のため、単独の記事ではなく本稿にて記述する。

Wii U
2012年12月8日発売。液晶ディスプレイを搭載したワイヤレスコントローラを採用し、TVとの2画面で、あるいはコントローラの画面のみでプレイできるのが最大の特徴。昔から任天堂が目指していた「テレビを必要としない据置機」というコンセプトとなった(この思想は後述のNintendo Switchにも引き継がれる)。
また、任天堂のゲーム機としては初めてHD映像出力に対応している。Wiiとの後方互換を持っているが、プレイにはWiiリモコンおよびセンサーバーが別途必要。また、ゲームキューブとの互換が廃止された。
2017年1月に国内における生産終了を発表。任天堂のコンシューマゲーム事業は後述のNintendo Switchへと注力がシフトされる事となった。バーチャルボーイ以来となるスパロボシリーズタイトルがリリースされない任天堂製ゲーム機となった[1]
Nintendo Switch
2017年3月3日発売。2015年に『NX』のコードネームで開発が発表され、2016年10月に正式公開された任天堂の新型ゲーム機。
最大の特徴は「据置型ゲーム機と携帯型ゲーム機の両立」をコンセプトとした点で、周辺機器の「Joy-Con」や「Nintendo Switch Dock」との組み合わせで据置・携帯両方のゲーム機のスタイルを取ることが可能(インタビュー等で任天堂は据置機として扱っている)。据置、携帯、省電力、省スペース、体感コントローラー、タッチパネル等々、従来の任天堂のゲーム機の特徴を多く内包した設計思想となっている。
開発ベースが従来の任天堂ゲーム機と異なることから、Wii Uやニンテンドー3DSの後継機ではないとしており、それぞれのプラットフォーム後方互換も採用されていない。

補足

GCと互換性が有る為、『スーパーロボット大戦GC』もプレイ可能。ただし、ゲームボーイプレーヤーは接続不可能な為、GBAのスパロボシリーズはWiiではプレイできない。

商品情報

脚注

  1. 先述の通りWiiとの互換性は有る為、『NEO』をプレイすること自体は可能。

資料リンク