「アンゴル=モア」の版間の差分
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== 名台詞 == | == 名台詞 == |
2015年3月24日 (火) 02:24時点における版
アンゴル=モア (Angol Mois)
- 登場作品:ケロロ軍曹
- 声優:能登麻美子
- 種族:アンゴル族
- 性別:女
- 年齢:2000歳(地球年齢)
- 身長:155cm
- 体重:測定不能
- 所属:ケロロ小隊
- キャラクターデザイン:吉崎観音、OKAMA(原作・原案)、追崎史敏
ケロン星と同盟関係にあるアンゴル族の少女。 1999年7月末(アニメでは5年ほど寝過ごして2004年5月になっている)に「500年前の約束」に従い地球を破壊しようとしたが、ケロロの「ガンプラ工場がつぶれたら困る」という説得によって地球破壊は一旦中断した。 しかし惑星の破壊という使命は種族としての本能に近いものらしく、我慢するとストレスが溜まってしまい体調を崩してしまうこともある。このためか活断層の観察が趣味(どこをどうすればどのように壊れるかを妄想しているらしい)。
素は肌が色白で、髪も白っぽいショートなのだが、普段はガングロ女子高生のような容姿に擬態している。 これはモアが地球人に擬態する際、初めて見た地球人である「麻美」の「友のためなら自分をも裏切る勇気」に感心し彼女の姿を借りたためである。 しかし原作では「自分のためなら友をも裏切る勇気」に感心したためと真逆になっている(このため麻美の性格もアニメと原作でかなり違う。ちなみにこの経緯は特撮『ウルトラセブン』でセブンがモロボシ・ダンの姿と名を得るエピソードのパロディ)。 また擬態した際に人格も麻美のものをコピーしているが、原作では頭を強打した際に性格が逆転した(漫画『ドラゴンボール』の主人公である孫悟空のパロディ)という事で時折麻美の持っていた凶暴性がモアの表面にも出てくる事がある。 アニメでは麻美が持つ素直な少女としての面がコピーされたという事になっている。
性格は素直で純粋無垢で天真爛漫でありすぎる故に、かなりの天然ボケである。しかし、自分以外の誰かに地球が破壊されようとすると怯える。 また幼い頃から遊んで貰ったケロロ軍曹に恋心を抱いており、それも単なる憧れではないことが、ケロロの幼馴染であるプルルが来た時に複雑な想いを抱いていたことから伺える。 その好意はケロロが夏バテで床に伏せた時に死ぬものと勘違いして錯乱し日本ごと心中しようとするほどであり、ケロロ小隊に敵対したガルル小隊のガルル中尉に「1/10」という明らかに一個生命体に放つには過剰な攻撃を放とうとしたこともある。 (なお「1/10」の威力は東京を中心として日本の国土が僅かに残るのみであり、さらに朝鮮半島を巻き込む程の攻撃範囲と威力を持つ。 本人曰く「ちょっとした海に収まる程度」。さらにケロロが夏美を婚約者であるとその場の流れで紹介した時は黙示録撃100/1(つまりは100倍)で全てを巻き込んで自滅しようとしたが止められた)
アンゴル族の究極奥義「黙示録撃(ハルマゲドン)」は惑星を壊せるほどに強力なため、普段は分数でセーブするようにしている。 前述のとおり1人で戦略兵器クラスの破壊力が叩き出せるためか、ケロロたちが戦闘する際には主にオペレーターを務める場合が多く、あまり前線に出ていない。 唯一の弱点は「アンゴルストーン」であり、これを掲げられると力が抜けてしまう。またこの中に封じてしまうことも可能。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 第6章サブミッション「ゴッドケロン参上!」で、パラレルワールドに飛ばされたおじさまと夏美を救出するためにケロロ小隊各員とともに登場。しかしOE世界に来るときに使ったワープ装置がミューカスに取り込まれてしまったため、すぐには元の世界に帰れなくなってしまう。
- 戦闘ではゴッドケロンのMAP兵器要員として登場し「ハルマゲドン100万分の1」でゴッドケロン周辺の敵を吹き飛ばす。また、それ以外の武装使用時にもケロロ小隊と掛け合いをすることがある。
- シナリオ面では、具体的な場面は描写されないもののゼロの策略により「ハルマゲドン1分の1」でアクシズを消し飛ばすというハチャメチャな快挙を果たした。
- 本作ではアンゴル・モアの表記でキャラクターリストに登録されている。
人間関係
ケロロ小隊
- ケロロ軍曹
- 小さいころ一緒に遊んでくれた彼を「おじさま」と呼んで慕っている。彼の不幸がモアにとっての一番の不幸らしい。彼は命惜しさに沢山の種族が同盟を申し出た中で唯一無償でモアの世話役を買って出た人物であり、その点はモアの親族にも評価されている。
- タママ二等兵
- ケロロを巡ってモアに嫉妬しており、彼の頭の中では主に「あの女」もしくは「あのアマ」と認識されている。しかしケロロが絡まない時には素直になれないながらも思いやりを見せることがある。
- クルル曹長
- 素直すぎる性格が故に、捻くれ者のクルルはモアを苦手としている。しかしオペレーターとしてはある程度信頼しているらしく、前述の本能のため体調を崩した時には「廃星登録された星を地球に落とし、それをモアに破壊させる」ことで彼女を助けた。
地球人たち
- 麻美
- 地球で初めて見た女子校生。モアが地球人に擬態する際の外見ベースは彼女である。
- 原作ではカツアゲの常習犯であるなどまごうことなき不良。ドッペルゲンガーを称して現れたモアにきついお灸をすえられたが結局改心はしていない。ちなみに北城睦実と同じ高校に通っている。
- しかしアニメでは口はやや悪いが正義感が強い友人思いの少女であり、幼い頃から空手に打ち込んでいたことや高校でも空手部で活動していたが、友人を助けるために暴力沙汰を起こしてから友達や先生の態度が急変したためにグレていたことが明かされた。
- モアの説得で改心し家族や友人と和解した後のアニメオリジナルエピソードでは大学受験を控えた彼女のためにモアが臨時の家庭教師を勤め、無事志望校に合格している。
- 日向夏美
- ケロロと同じ程に信用している。夏美の方も家事をモアに任せるケロロを叱るなどして気遣ったり、親しい友人として接している。
他作品との人間関係
- ギレン・ザビ
- アクシズを一撃で粉砕された事に、さすがに絶句してしまい、キシリアとガルマの説得を受けて地球連邦と講和する。ギャグ描写とは言え、あのギレンの強固な心を「破壊」した事が最大の功績と言えるだろう。
名台詞
- 「おじさまを傷つける方は誰であろうと許しません!」
- 彼女の信念の表れ、この言葉をはじめとするモアの行動原理は全てケロロに依存している。
- 「っていうか〇〇〇〇?」
- 口癖、〇の部分には四字熟語が入り、父親であるアンゴル・ゴアも同じ口癖を使う。(ゴアの場合は「というか〇〇〇〇」となる。)
余談
- 3D格闘ゲーム『ソウルキャリバーIV』に登場するアンゴル・フィア(原作者デザイン)はモアのいとこという設定になっている(なお、彼女は原作漫画にも登場している)。