「アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン」の版間の差分
ナビゲーションに移動
検索に移動
細 |
(→名台詞) |
||
56行目: | 56行目: | ||
;「イキナサイ」 | ;「イキナサイ」 | ||
:最期の台詞。かつての部下であり、敵対者となった宗介に最後の最後で「親父」と言われた彼は、彼の亡き母親の遺言を'''日本語で告げて'''息絶えた。その表情はどこか安らかに満ちたようなものであった…。 | :最期の台詞。かつての部下であり、敵対者となった宗介に最後の最後で「親父」と言われた彼は、彼の亡き母親の遺言を'''日本語で告げて'''息絶えた。その表情はどこか安らかに満ちたようなものであった…。 | ||
− | なお、カリーニン自身はこの言葉を「行きなさい」とも「生きなさい」ともとれる深い言葉であると実感していた。 | + | :なお、カリーニン自身はこの言葉を「行きなさい」とも「生きなさい」ともとれる深い言葉であると実感していた。 |
<!-- == スパロボシリーズの名台詞 == --> | <!-- == スパロボシリーズの名台詞 == --> | ||
2014年4月15日 (火) 08:34時点における版
アンドレイ・セルゲイビッチ・カリーニン(Andrey Sergeivitch Kalinin)
- 登場作品:フルメタル・パニックシリーズ
- 声優:大塚明夫
- 種族:地球人(ロシア人)
- 性別:男
- 所属:ミスリル西太平洋戦隊→アマルガム
- 階級:少佐
- 役職・称号など:陸戦部隊指揮官
- キャラクターデザイン:四季童子
ミスリル西太平洋戦隊で陸戦部隊の指揮を執る。戦術面では小細工や奇策を排したセオリー通りの戦術を行う優秀な指揮官だが、作中では奇抜な状況が連続で発生したためその本領が発揮されたのはずいぶん後になる。
かつてはソ連軍に属していたが、妻の医療事故死で祖国に絶望。さらに上層部が敵対勢力へ謀略を謀ったのを機に離脱する。その後相良宗介と共にガウルンを倒してからミスリルに入る。
実は亡き妻が作ったボルシチの味を試行錯誤を繰り返して再現している一面があったが、その味が「ココアパウダーと味噌ペースト」とどう見てもボルシチに入れてはいけない調味料だった(この時、リトマス試験紙でphまでも確認しているが、どう見ても酸性だったりする)。
これを口にしたテッサは苦悶の表情だった上に「あったかいドクター・ペッパー」、「死ぬかと思いました」と言わしめ(しかも吐いていたことを匂わす描写がある)、宗介は裏返った声で「先約がある」と断った程の強烈な味であった。
恐らく、前線に赴くカリーニンへのささやかな嫌がらせとして仕込まれた可能性は高いが、ストレスが溜まっていた本人は美味しく感じていた。事実、彼の髪は元々シルバーブロンドだったが、今現在はただの白髪である。
しばらくはミスリルで働いていたが、その壊滅後は自身の目的の為にアマルガムに参加、かつての仲間と敵対する。原作の長編最終巻にてレナードを討つも致命傷を負い、宗介に看取られて逝った。
かつては日本大使館に勤めていたことから日本語も理解可能であり、再会した宗介にかれの本名である「相良宗介」と漢字を当て、日本語を教えた。 ただし、軍用語の直訳も多いため、若干肩肘を張ったような言葉遣いになる
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- トゥアハー・デ・ダナンのサブパイロット。ただし乗っていないことも多く、スポット参戦なのもあって使える機会はほとんどない。
- スーパーロボット大戦W
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
人間関係
- イリーナ
- 亡き妻。妊娠していたが担当医が酒に酔った状態であったため医療事故により母子共々死亡する。これにより祖国に絶望した彼はソ連軍を離反する。
- 相良宗介
- 最初は航空機事故で、次は戦場で敵として出会い、そして共闘する内に親子のような関係を築く(その割には名字や肩書で呼ぶ硬い間柄だったが、これはお互いの性格に由来する)。また、彼を養子として引き取り、妻と子と4人で暮らそうとしていた。
- 一旦別れ別れになった後ミスリルで再会したが、組織の壊滅後は敵対する。
- レナード・テスタロッサ
- 勧誘を受けてアマルガム入り。最終的には彼の命を奪うことに。
- セイナ
- 彼女の恩師に似ているらしく、興味を持たれる。
名台詞
- 「才能が無い」
- 最終決戦時、宗介とナイフでの一騎打ちに臨んでのセリフ。兵士としての才能が無く人を殺すことの出来ない宗介の元の人格を見抜いており、彼曰く「羊が狼のふりをしていただけ」と表現した。
- 宗介自身、プロフェッショナル揃いのSRTのメンバーの中で自らに突出した才能が無いことは薄々感づいていた。
- 「親父とはそういう物だ。親になってやっと半人前・・・。」
- 「イキナサイ」
- 最期の台詞。かつての部下であり、敵対者となった宗介に最後の最後で「親父」と言われた彼は、彼の亡き母親の遺言を日本語で告げて息絶えた。その表情はどこか安らかに満ちたようなものであった…。
- なお、カリーニン自身はこの言葉を「行きなさい」とも「生きなさい」ともとれる深い言葉であると実感していた。