「ダレ・コチャック」の版間の差分
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小柄で肥満体、「'''どう見ても40過ぎ'''」と言われる老けた容姿をしている。元々は[[AT]]開発者であったが、「ペールゼン・ファイル」にその名があったために、ウォッカムによってバーコフ分隊にATパイロットとして配属される。 | 小柄で肥満体、「'''どう見ても40過ぎ'''」と言われる老けた容姿をしている。元々は[[AT]]開発者であったが、「ペールゼン・ファイル」にその名があったために、ウォッカムによってバーコフ分隊にATパイロットとして配属される。 | ||
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AT技術者としての技量は非常に優れており、ガレアデ極北基地においては零下200℃でも凍結しないPR液の調合に成功、無数のバララント軍が凍死、ついでに自分なりにPR液を調合した基地司令のワップが爆死する中、分隊員全員を生還させることに成功する。なおこの調合の際の最終的な比率の決定において「舐めてみて味で決める」という独創的な方法をとっている。 | AT技術者としての技量は非常に優れており、ガレアデ極北基地においては零下200℃でも凍結しないPR液の調合に成功、無数のバララント軍が凍死、ついでに自分なりにPR液を調合した基地司令のワップが爆死する中、分隊員全員を生還させることに成功する。なおこの調合の際の最終的な比率の決定において「舐めてみて味で決める」という独創的な方法をとっている。 | ||
− | + | 実はウォッカムの観察対象であると同時に彼が分隊を監視するために送り込んだ[[スパイ]]でもある。ガレアデ脱出直後にバーコフ分隊がウォッカムと謁見する機会を得た際に、自分を除隊させるようウォッカムに直訴してしまったため他の隊員にその事が露見して彼らから強い怒りと軽蔑の視線を浴び、その後のせっかくの休暇を非常に肩身の狭い思いで過ごすことになる。尤も直訴の際、背後で[[ノル・バーコフ|バーコフ]]と[[ガリー・ゴダン|ゴダン]]が何やら打ち合わせをしている事から既に隊員達もその事実に薄々気づいていたようではある。また「自分は単に報告していただけで仲間に危害を与えたつもりはない」と認識しており、モナドで「仲間を売って生き延びようとするイヌ野郎」と言われた際には逆上してゴダンに(まるでイヌのように)噛みついている。 | |
− | + | 惑星モナド攻略戦において、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]が分隊員全員が[[異能生存体]]である可能性を示唆した際には、その臆病な性格から本気で信じ込んでしまう。これまでの行動が嘘のように無謀な突撃を繰り返し、重傷を負ってさらに躁状態となり一人敵陣に突出した際、敵からの集中砲火を浴び機体ごと跡形もなく爆散する。異能生存体のはずである彼の死は、同様に自分も異能生存体だと信じ込んでいた、また信じ込もうとしていた分隊員に恐慌をもたらすこととなった。 | |
== 登場作品と役柄 == | == 登場作品と役柄 == |
2015年2月7日 (土) 01:06時点における版
ダレ・コチャック(Dare Kocak)
『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』にてキリコが所属していた「バーコフ分隊」の隊員。
小柄で肥満体、「どう見ても40過ぎ」と言われる老けた容姿をしている。元々はAT開発者であったが、「ペールゼン・ファイル」にその名があったために、ウォッカムによってバーコフ分隊にATパイロットとして配属される。
病的なまでの臆病者で、なおかつそのことを隠そうともしない恥知らずな性格である。技術者としての経験からか操縦技術自体は腕利き揃いのバーコフ分隊においても見劣りしないが、分隊としての初任務であるマニド峡谷での空挺作戦では着地に失敗して敵に察知され、突入した基地では恐怖の余りパニックを起こして味方を誤射。挙句基地内の敵機すべてに止めを刺せと命ぜられた際には途中で気分が悪くなったため徹底を欠き、生き延びていた敵によって峡谷を崩落され、進軍していた友軍に壊滅的な被害を与えるなど、失態の連続であった。
AT技術者としての技量は非常に優れており、ガレアデ極北基地においては零下200℃でも凍結しないPR液の調合に成功、無数のバララント軍が凍死、ついでに自分なりにPR液を調合した基地司令のワップが爆死する中、分隊員全員を生還させることに成功する。なおこの調合の際の最終的な比率の決定において「舐めてみて味で決める」という独創的な方法をとっている。
実はウォッカムの観察対象であると同時に彼が分隊を監視するために送り込んだスパイでもある。ガレアデ脱出直後にバーコフ分隊がウォッカムと謁見する機会を得た際に、自分を除隊させるようウォッカムに直訴してしまったため他の隊員にその事が露見して彼らから強い怒りと軽蔑の視線を浴び、その後のせっかくの休暇を非常に肩身の狭い思いで過ごすことになる。尤も直訴の際、背後でバーコフとゴダンが何やら打ち合わせをしている事から既に隊員達もその事実に薄々気づいていたようではある。また「自分は単に報告していただけで仲間に危害を与えたつもりはない」と認識しており、モナドで「仲間を売って生き延びようとするイヌ野郎」と言われた際には逆上してゴダンに(まるでイヌのように)噛みついている。
惑星モナド攻略戦において、キリコが分隊員全員が異能生存体である可能性を示唆した際には、その臆病な性格から本気で信じ込んでしまう。これまでの行動が嘘のように無謀な突撃を繰り返し、重傷を負ってさらに躁状態となり一人敵陣に突出した際、敵からの集中砲火を浴び機体ごと跡形もなく爆散する。異能生存体のはずである彼の死は、同様に自分も異能生存体だと信じ込んでいた、また信じ込もうとしていた分隊員に恐慌をもたらすこととなった。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇
- 第39話前半マップでスポット参戦。分隊で唯一命中率を上げる精神コマンドを持たないので、攻撃をよけられることが多い。バーコフを隣接させ、指揮官技能とリレーション補正を受ければかなり安定する。隠し要素のため最低1機は撃墜しておこう。なお、自分たちを異能生存体だと思い込んでハイになっていた時だからなのか、性格が強気になっている。
また、中断メッセージでは24時間連続プレイに挑戦した結果、謎の爆死を遂げてしまった。
単独作品
- スーパーロボット大戦Operation Extend
- 今回はストーリー再現がされているが、原作のようにモナドにおいて自分達が異能生存体だと過信する事が無く(原作と違い、コネクト・フォースに助けられた場面があり、自分達の能力だけで生き残ったと思えなかったためか)、むしろ積極的に否定していた。そのためか、バーコフ分隊全員と共に生き残る。バーコフ分隊でグループを組めるが、能力的には他の分隊員の方がメインに向いている。
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
固有エースボーナス
- 獲得資金+25%
- 第2次Z破界篇で採用。
- 回避(回避+20%)
- OEで採用。
パイロットBGM
- 「鉄のララバイ」
- 『ペールゼン・ファイルズ』OPテーマ。
人間関係
- キリコ・キュービィー
- 同僚。彼同様異能生存体だと信じ込んでしまったが…。
- ノル・バーコフ
- 分隊長。AT技術者の技量、そしてその臆病さからPR液の調合が可能と判断して命じる。なお彼がスパイだという事は薄々感づいていたらしい。
- ガリー・ゴダン
- 同僚。自身の臆病さから誤射したことをきっかけに徹底的に蔑視されている。
- ゲレンボラッシュ・ドロカ・ザキ
- 同僚。彼からも徹底的に侮られている。
- フェドク・ウォッカム
- バーコフ分隊を監視するよう命じた人物。
- ヨラン・ペールゼン
名台詞
スパロボシリーズでの迷台詞
- 「そうさ! 俺達は死なねえんだ! 24時間以上の連続プレイにだって…」
- 第2次Z破界篇の中断メッセージにて。この台詞の直後コチャックは謎の爆死を遂げスパロボ史上初の中断メッセージ中での死亡者となってしまった。この後ゴダンの「コチャックーッ!」へと続いている。
搭乗機体・関連機体
- スコープドッグ
- ヘヴィマシンガン改を装備。
- スコープドッグTC・ISS
- モナド攻防戦において諜報部特殊部隊ISS仕様の機体に搭乗。扱いの難しいはずのこの機体を普通に乗りこなしていることから、やはり彼のAT操縦技術自体は高いと思われる。
余談
唯一の功績と言っていいPR液の配合だが、この時キリコ、ザキ、ゴダンの手で保温させた各サンプルの内ザキとゴダンのものは爆発。 キリコの持っていたボウルが安定を見せたことから、この成功はコチャックのスキルによるものではなく、キリコの異能生存体が齎した結果ではないかと見る向きもある。