「フルメタル・パニック! シリーズ」の版間の差分
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2013年12月25日 (水) 01:36時点における版
フルメタル・パニックシリーズ(Full Metal Panic Series)
「月刊ドラゴンマガジン」連載のライトノベル。幼少期から戦場に身を置き、生き抜いてきた兵士相良宗介を主人公にしたSFミリタリーアクション作品。学園コメディの短編シリーズも存在する。アニメ化され、更にスーパーロボット大戦シリーズにもアニメ版のクレジットで参戦した。
原作小説
当初は短編が「ドラゴンマガジン」に連載され、長編は書き下ろしという形を取る(ドラゴンマガジンの基本パターン)。短編を終わらせ、一時期長編が連載に移行したが、程なく書き下ろしに戻った。クライマックス直前の場面で終わった巻から2年以上続刊が出ず、ファンをやきもきさせていたが、2010年7月・8月に最終話上下巻が刊行され、およそ12年の連載を経て完結を迎えた。
短編シリーズは2011年8月に既存の未収録分エピソードを収録した9冊目が発売され一先ず完結、以降の続刊は未定となっている。
同日には実質続編ともいえる別作者の外伝作品『フルメタル・パニック! アナザー』の刊行もスタートした。
登場作品と役柄
2作ともアニメ版名義での参戦。アニメ版三作品目のTSRは『スーパーロボット大戦W』に参戦こそしているのだが、基本的に『スーパーロボット大戦J』の使い回しだったため、TSRでメカデザインが変更されたのにも関わらず、第一作品目のメカデザインでTSRのストーリーをなぞる事となっている。
シリーズの本筋の謎や伏線が解き明かされるのはアニメ化されてない後半エピソードであり、さらには『J』や『W』はその小説版での種明かしがされる前(に開発されているため、これらのスパロボシリーズではクロスオーバーを駆使して小説版とは全く異なる独自の解釈で伏線解消に努めている。
2013年発売の『スーパーロボット大戦UX』では『鉄のラインバレル』が映像化していない原作漫画版設定での参戦が実現した為、本作もアニメ化されていないストーリーの原作小説名義での参戦・再現を望む声も多い。
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z 時獄篇
- アニメ3部作が初の声付き参戦。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- アニメ版第1作と『ふもっふ』が参戦。
- スーパーロボット大戦W
- Jの2作に加え『TSR』が初参戦。
長編
戦うボーイ・ミーツ・ガール | 1998年9月発売 |
疾るワン・ナイト・スタンド | 1999年3月発売 |
揺れるイントゥ・ザ・ブルー | 2000年2月発売 |
終わるデイ・バイ・デイ (上) | 2000年11月発売 |
終わるデイ・バイ・デイ (下) | 2001年4月発売 |
踊るベリー・メリー・クリスマス | 2003年3月発売 |
つづくオン・マイ・オウン | 2004年10月発売 |
燃えるワン・マン・フォース | 2006年1月発売 |
つどうメイク・マイ・デイ | 2007年3月発売 |
せまるニック・オブ・タイム | 2008年2月発売 |
ずっと、スタンド・バイ・ミー (上) | 2010年7月発売 |
ずっと、スタンド・バイ・ミー (下) | 2010年8月発売 |
2008年10月に新装版が発売され、カバーイラストが一新された。
短編
放っておけない一匹狼? | 1998年12月発売 |
本気になれない二死満塁? | 1999年5月発売 |
自慢にならない三冠王? | 1999年10月発売 |
同情できない四面楚歌? | 2000年6月発売 |
どうにもならない五里霧中? | 2001年10月発売 |
あてにならない六法全書? | 2002年6月発売 |
安心できない七つ道具? | 2003年7月発売 |
悩んでられない八方塞がり? | 2005年7月発売 |
マジで危ない九死に一生? | 2011年8月12日発売 |
短編(ミスリル)
音程は哀しく、射程は遠く ―サイドアームズ― | 2004年4月発売 |
極北からの声 ―サイドアームズ2― | 2006年7月発売 |
スピンアウト作品
フルメタル・パニック! アナザー 1 | 2011年8月20日発売 |
アニメ作品
フルメタル・パニック! | 2002年1月15日 | CS |
フルメタル・パニック?ふもっふ | 2003年8月 | TV |
フルメタル・パニック! The Second Raid | 2005年7月13日 | CS |
フルメタル・パニック! The Second Raid 特別版OVA わりとヒマな戦隊長の一日 | 2006年5月26日 | OVA |
これらは後に地上波UHF枠とBS11にて2008年から1年をかけて3部作共に放送されている(ただし『TSR』は一部表現に修正が施されている他、最終話のラストシーンがカットされている)。