「イデオンガン」の版間の差分

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== イデオンガン(Ideon Gun) ==
 
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『[[伝説巨神イデオン]]』において、[[ソロシップ]]の機関室で発見された巨大な砲銃。当初は機関室の部品と思われており、物語終盤(テレビ版全39話中の28話目)になってから武器と判明し運用されるようになった。同じくイデの力を使うイデオンソードより登場は早い。
 
『[[伝説巨神イデオン]]』において、[[ソロシップ]]の機関室で発見された巨大な砲銃。当初は機関室の部品と思われており、物語終盤(テレビ版全39話中の28話目)になってから武器と判明し運用されるようになった。同じくイデの力を使うイデオンソードより登場は早い。
  
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== 原作における活躍 ==
 
== 原作における活躍 ==
 
 
原作アニメのテレビ版においては本編での登場がわずか6回のみだが、OPでは毎回発砲している。なおOPでは渦状ではなく直線状のエネルギーを発射している。
 
原作アニメのテレビ版においては本編での登場がわずか6回のみだが、OPでは毎回発砲している。なおOPでは渦状ではなく直線状のエネルギーを発射している。
  
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;第30話「捨て身の狙撃者」
 
;第30話「捨て身の狙撃者」
 
:[[地球]]上に降下しつつ行われた戦いで2度使用された。1射目は「高度は高いし、前回ほどエネルギーは高まっていないから」という理由でコスモ達自身の判断で使用に踏み切られたが、発射された瞬間建物が壊れるわ津波は起こるわ陸地がえぐれるわと天変地異クラスの大破壊を巻き起こしてしまう。
 
:[[地球]]上に降下しつつ行われた戦いで2度使用された。1射目は「高度は高いし、前回ほどエネルギーは高まっていないから」という理由でコスモ達自身の判断で使用に踏み切られたが、発射された瞬間建物が壊れるわ津波は起こるわ陸地がえぐれるわと天変地異クラスの大破壊を巻き起こしてしまう。
:2射目はルククのフリーザー・アタックにより氷漬けにされコスモ達が全員失神する状況下、イデオンが自らの意志で発射。地上を背にして上空に向かって発射する格好であった上、フリーザー・アタック排除と前後して照射を止めているため、こちらは地球環境への被害はなかった。2射目を見たダラムは「あの巨神の大砲はパワーの調整が効くのか!?」と驚いているが、これはイデオン自らが発射したことによるイレギュラーケースである(人の手での出力調整ができないことは直後にコスモも明言している)。
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:2射目はルククのフリーザー・アタックにより氷漬けにされコスモ達が全員失神する状況下、イデオンが自らの意志で発射。地上を背にして上空に向かって発射する格好であった上、フリーザー・アタック排除と前後して照射を止めているため、こちらは地球環境への被害はなかった。2射目を見たダラムは「あの巨神の大砲はパワーの調整が効くのか!?」と驚いているが、これはイデオン自らが発射したことによるイレギュラーケースである(人の手での出力調整ができないことは直後にコスモも明言している)。
 
;第32話「運命の炎のなかで」
 
;第32話「運命の炎のなかで」
 
:[[太陽系]][[土星|第六惑星]]での戦いで使用。その発射によって敵を全滅させたばかりか、第六惑星の輪の一部まで吹き飛ばしてしまった。
 
:[[太陽系]][[土星|第六惑星]]での戦いで使用。その発射によって敵を全滅させたばかりか、第六惑星の輪の一部まで吹き飛ばしてしまった。
 
 
;第36話「さらばソロ・シップ」
 
;第36話「さらばソロ・シップ」
 
:敵艦隊を壊滅に追い込んだ。だが、「たった一度の戦闘で七隻の艦隊が消滅した」という事実が[[ドバ・アジバ|ドバ]]以下[[バッフ・クラン]]の上層部に衝撃を与えた結果、[[バッフ・クラン]]総軍が動員されることが決定。結果的に最終局面に至る道筋が作られてしまった。
 
:敵艦隊を壊滅に追い込んだ。だが、「たった一度の戦闘で七隻の艦隊が消滅した」という事実が[[ドバ・アジバ|ドバ]]以下[[バッフ・クラン]]の上層部に衝撃を与えた結果、[[バッフ・クラン]]総軍が動員されることが決定。結果的に最終局面に至る道筋が作られてしまった。
 
 
;第37話「憎しみの植民星」
 
;第37話「憎しみの植民星」
 
:コモドアの艦隊を殲滅した。イデオンの追撃に気付いたコモドアは直前に最大船速での離脱を指示しているのだが、DSドライブも使用せずに回避できるわけもなく直撃している。
 
:コモドアの艦隊を殲滅した。イデオンの追撃に気付いたコモドアは直前に最大船速での離脱を指示しているのだが、DSドライブも使用せずに回避できるわけもなく直撃している。
 
 
;劇場版「発動篇」
 
;劇場版「発動篇」
:「任意発射は1話1発」という暗黙の制限が解除された。最初の発射ではイデオンソードと併用して彗星を消滅に追い込み(この時、'''余波でイデオンの後ろにいる重機動メカが消し飛んでいる''')、その後は迫り来る敵に乱射、最後には上記の亜空間狙撃をも果たすことになる。また、デクの台詞「イデオンガンを忘れるなんて!」の元となるシーンも発動篇でのもの(出撃直前に気付き、足元のイデオンガンを取っ手を蹴り上げて回収)。
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:「任意発射は1話1発」という暗黙の制限が解除された。最初の発射ではイデオンソードと併用して彗星を消滅に追い込み(この時、'''余波でイデオンの後ろにいる重機動メカが消し飛んでいる''')、その後は迫り来る敵に乱射、最後には上記の亜空間狙撃をも果たすことになる。また、デクの台詞「イデオンガンを忘れるなんて!」の元となるシーンも発動篇でのもの(出撃直前に気付き、足元のイデオンガンを取っ手を蹴り上げて回収)。
 
:なおガンド・ロワ出現と前後して、イデオン自身の意思によりイデオンガンへ出力が行き渡らなくなったため、イデオンガンは放棄されている。
 
:なおガンド・ロワ出現と前後して、イデオン自身の意思によりイデオンガンへ出力が行き渡らなくなったため、イデオンガンは放棄されている。
 
:小説版においてはエネルギー出力の低下は起きずガンド・ロワ本体にも直撃させる事に成功しているがガンド・ロワの構造とイデオンガンの性質ゆえか一撃で機能停止まで追い込む事は叶わず、二射目を撃つ前に突撃してきたガンガ・ルブの攻撃を受け使用不可能となった。
 
:小説版においてはエネルギー出力の低下は起きずガンド・ロワ本体にも直撃させる事に成功しているがガンド・ロワの構造とイデオンガンの性質ゆえか一撃で機能停止まで追い込む事は叶わず、二射目を撃つ前に突撃してきたガンガ・ルブの攻撃を受け使用不可能となった。
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ゲームバランス上、原作とは逆にイデオンソードより後に登場する。
 
ゲームバランス上、原作とは逆にイデオンソードより後に登場する。
 
扇状の範囲で[[射程]]は∞で、更に威力は9999(第3次αでは実数値15000)となっており、高威力かつ広範囲に攻撃できる、[[スーパーロボット大戦シリーズ]]において最強の[[マップ兵器]]。ただし、バランスブレイカーだけに使用条件は厳しい上にややこしく、ゲームオーバーと紙一重。
 
扇状の範囲で[[射程]]は∞で、更に威力は9999(第3次αでは実数値15000)となっており、高威力かつ広範囲に攻撃できる、[[スーパーロボット大戦シリーズ]]において最強の[[マップ兵器]]。ただし、バランスブレイカーだけに使用条件は厳しい上にややこしく、ゲームオーバーと紙一重。
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:[[全体攻撃]]版(攻撃力9999表記、実数値15000)もある。
 
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2015年11月25日 (水) 04:14時点における版

イデオンガン(Ideon Gun)

伝説巨神イデオン』において、ソロシップの機関室で発見された巨大な砲銃。当初は機関室の部品と思われており、物語終盤(テレビ版全39話中の28話目)になってから武器と判明し運用されるようになった。同じくイデの力を使うイデオンソードより登場は早い。

内部構造を確認したコスモは「加粒子砲のようだ」と見解を述べたが、実際に砲口から発射されるのはエネルギーの渦であり、亜空間すら突き破るほど。イデの力によりその威力も増し、彗星や星すら一瞬で消し飛ばす程の威力である。その詳細は、実際のところ開発した第6文明人にも分からなかったようだ。

その原理は特にOGシリーズでよく登場する重力衝撃砲であり、イデの力によって腹部シャッター内に発生させたブラックホールのエネルギーを超重力渦巻きとして放出するものである。このブラックホールは直接打ち出すこともできるらしい。ブースターを搭載し、ある程度の自航能力も有する。小説版発動編では渦巻きはブラックホール風(かぜ)と呼ばれており、使用時期はイデオンソードの後に変更され「わざわざ後付で作られてるのだからイデオンソードよりは強いだろう」と考えていたソロシップクルー一同をその想像以上の威力で驚愕させた。

ちなみにTV版では「波導ガン」「イデオン波導ガン」とも呼ばれている。

原作における活躍

原作アニメのテレビ版においては本編での登場がわずか6回のみだが、OPでは毎回発砲している。なおOPでは渦状ではなく直線状のエネルギーを発射している。

第28話「波導ガンの怒り」
サブタイトルそのまま。目前の重機動メカ撃破のために初使用したが、重機動メカはおろかその後方にいた二隻の戦艦まで一撃で撃沈し、ソロシップのクルー達を戦慄させた。だが、これはまだ序の口に過ぎなかった。
第30話「捨て身の狙撃者」
地球上に降下しつつ行われた戦いで2度使用された。1射目は「高度は高いし、前回ほどエネルギーは高まっていないから」という理由でコスモ達自身の判断で使用に踏み切られたが、発射された瞬間建物が壊れるわ津波は起こるわ陸地がえぐれるわと天変地異クラスの大破壊を巻き起こしてしまう。
2射目はルククのフリーザー・アタックにより氷漬けにされコスモ達が全員失神する状況下、イデオンが自らの意志で発射。地上を背にして上空に向かって発射する格好であった上、フリーザー・アタック排除と前後して照射を止めているため、こちらは地球環境への被害はなかった。2射目を見たダラムは「あの巨神の大砲はパワーの調整が効くのか!?」と驚いているが、これはイデオン自らが発射したことによるイレギュラーケースである(人の手での出力調整ができないことは直後にコスモも明言している)。
第32話「運命の炎のなかで」
太陽系第六惑星での戦いで使用。その発射によって敵を全滅させたばかりか、第六惑星の輪の一部まで吹き飛ばしてしまった。
第36話「さらばソロ・シップ」
敵艦隊を壊滅に追い込んだ。だが、「たった一度の戦闘で七隻の艦隊が消滅した」という事実がドバ以下バッフ・クランの上層部に衝撃を与えた結果、バッフ・クラン総軍が動員されることが決定。結果的に最終局面に至る道筋が作られてしまった。
第37話「憎しみの植民星」
コモドアの艦隊を殲滅した。イデオンの追撃に気付いたコモドアは直前に最大船速での離脱を指示しているのだが、DSドライブも使用せずに回避できるわけもなく直撃している。
劇場版「発動篇」
「任意発射は1話1発」という暗黙の制限が解除された。最初の発射ではイデオンソードと併用して彗星を消滅に追い込み(この時、余波でイデオンの後ろにいる重機動メカが消し飛んでいる)、その後は迫り来る敵に乱射、最後には上記の亜空間狙撃をも果たすことになる。また、デクの台詞「イデオンガンを忘れるなんて!」の元となるシーンも発動篇でのもの(出撃直前に気付き、足元のイデオンガンを取っ手を蹴り上げて回収)。
なおガンド・ロワ出現と前後して、イデオン自身の意思によりイデオンガンへ出力が行き渡らなくなったため、イデオンガンは放棄されている。
小説版においてはエネルギー出力の低下は起きずガンド・ロワ本体にも直撃させる事に成功しているがガンド・ロワの構造とイデオンガンの性質ゆえか一撃で機能停止まで追い込む事は叶わず、二射目を撃つ前に突撃してきたガンガ・ルブの攻撃を受け使用不可能となった。

登場作品

ゲームバランス上、原作とは逆にイデオンソードより後に登場する。 扇状の範囲で射程は∞で、更に威力は9999(第3次αでは実数値15000)となっており、高威力かつ広範囲に攻撃できる、スーパーロボット大戦シリーズにおいて最強のマップ兵器。ただし、バランスブレイカーだけに使用条件は厳しい上にややこしく、ゲームオーバーと紙一重。

スーパーロボット大戦F完結編
第3次スーパーロボット大戦α 終焉の銀河へ
全体攻撃版(攻撃力9999表記、実数値15000)もある。

関連用語

イデシステム