「ゼノサーガ」の版間の差分
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**これは『ゼノギアス』の初期構想であるエピソード1の世界観と設定を流用した事による名残(と一種のファンサービス)である。 | **これは『ゼノギアス』の初期構想であるエピソード1の世界観と設定を流用した事による名残(と一種のファンサービス)である。 | ||
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**なお、ゼノシリーズの括りは発売会社がそれぞれ違うため公式では一切呼称されていない、いわゆる[[俗語・俗称]]である。 | **なお、ゼノシリーズの括りは発売会社がそれぞれ違うため公式では一切呼称されていない、いわゆる[[俗語・俗称]]である。 | ||
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2015年8月30日 (日) 05:48時点における版
概要
OGサーガの開発元でもあるモノリスソフトが開発したRPG作品。『エピソードI[力への意志]』、『エピソードII[善悪の彼岸]』、『エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき]』の三部作で、これらの他にもファンディスク『フリークス』や、I・IIを纏めてニンテンドーDSに移植した作品『I・II』、EpIを原作とした2005年に放送されたTVアニメ『Xenosaga THE ANIMATION』などが存在する。
KOS-MOSの武装やT-elosの登場などから、OGサーガへの参戦にあたっては『エピソードIII』の設定がメインになっていると思われる。
作品名 | 発売日 |
---|---|
ゼノサーガ エピソードI[力への意志] | 2002年2月28日 |
ゼノサーガ エピソードII[善悪の彼岸] | 2004年6月24日 |
ゼノサーガ エピソードIII[ツァラトゥストラはかく語りき] | 2006年7月6日 |
登場人物
本作は同じくOGサーガで初参戦した『NAMCO x CAPCOM』にNAMCOからの作品として参戦している為、KOS-MOSは『NAMCO x CAPCOM』主人公の有栖零児、小牟と顔見知りという設定となっている。
- KOS-MOS(コスモス)
- アンドロイドの類。開発はシオン・ウヅキ。
『無限のフロンティア』ではネコ耳を思わせる装備があるが、これはファンディスクである『ゼノサーガフリークス』での設定。 - M.O.M.O.(モモ)
- 百式汎観測レアリエン(後述)のプロトタイプ。その姿は製作者のヨアキム・ミズラヒ博士の娘をモデルとしている。
- T-elos(テロス)
その他
用語
- レアリエン
- 合成人間。平たく言うと分子工学によるホムンクルスのようなもの。人間とは完全に区別して扱われる他、'強制制御の上での自爆コマンドといった非人道的なシステムさえ実装されている。
- その中で、グノーシスを固着する「ヒルベルト・エフェクト」を展開できるタイプを百式汎観測レアリエンと呼ぶ。
- 事象変移機関ゾハル
- ゼノシリーズの設定の中枢に位置する、正体不明の何か。過去に地球で発見された謎物質に制御ユニットを搭載したもの。
- 「能動主体(システム利用者)が希望する、億に一つでも発生しうる可能性事象の発生確率を100%にする」という機能を持つ。なお、事象変移に必要なエネルギーはその事象に行き着くのに必要だったはずのエネルギーを使用する。リンクする素質さえあれば距離は無関係。
- すなわち、実質ノーコストで使用者の望む通りに現在・未来を捻じ曲げるというとんでもない代物。ゼノギアスでは魔法使用のメカニズムでもある。
- なお、KOS-MOSらが搭乗するE.S.(アイン・ソフの略。神なるものという意味を持つ)はゾハルとリンクして無尽蔵にエネルギーを引き出せる「アニマの器」を搭載している。
余談
- ゼノサーガは大きく見ると1998年に旧スクウェアからリリースされたゲーム『ゼノギアス』から始まるゼノシリーズの一つとなるのだが、ゼノギアスとでは作品同士設定の繋がりはない(ただし、一部固有名詞など彷彿とさせる設定は多い)。
- これは『ゼノギアス』の初期構想であるエピソード1の世界観と設定を流用した事による名残(と一種のファンサービス)である。
- 2010年に任天堂からリリースされた『ゼノブレイド』と2015年にリリースされた『ゼノブレイドクロス』も同様である。
- なお、ゼノシリーズの括りは発売会社がそれぞれ違うため公式では一切呼称されていない、いわゆる俗語・俗称である。
登場作と扱われ方
本作は20m級巨大ロボットも登場する作品なのだが、OGサーガには巨大ロボットは登場しない(せいぜい3m級の通常スパロボで言うSSサイズ)ので、KOS-MOS単体で最後まで戦う。その為、所謂一般的な「スパロボ参戦作品」とは一線を画す存在であり、等寸大のキャラクターが活躍するOGサーガにおけるゲスト参戦作品としての趣が強い。ちなみに20m級の巨大ロボットはゼノサーガの世界でもかなり特殊な機体で、通常出回っている機体のサイズは5m前後が平均である。