「統一意志セントラル」の版間の差分
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生命維持以外の欲求はほとんどないが、唯一「拡大」への欲求だけが残っており、作中では浩一たちの世界にマキナ人間化を広げるべく動いていた。そのための尖兵として[[加藤機関]]を利用していたが、[[加藤久嵩|久嵩]]及び彼から事情を聞いた[[石神邦生|石神]]・[[森次玲二|森次]]はその意図を察しており、[[JUDA]]特務室と加藤機関の連携で侵攻がギリギリのところで止められ、最終兵器である[[セントラル]]も[[ラインバレル]]に撃破されたことで壊滅する。 | 生命維持以外の欲求はほとんどないが、唯一「拡大」への欲求だけが残っており、作中では浩一たちの世界にマキナ人間化を広げるべく動いていた。そのための尖兵として[[加藤機関]]を利用していたが、[[加藤久嵩|久嵩]]及び彼から事情を聞いた[[石神邦生|石神]]・[[森次玲二|森次]]はその意図を察しており、[[JUDA]]特務室と加藤機関の連携で侵攻がギリギリのところで止められ、最終兵器である[[セントラル]]も[[ラインバレル]]に撃破されたことで壊滅する。 | ||
− | 「統一意志」という語感から勘違いされがちだが、これは他作品で言うと『[[蒼穹のファフナー]]』の[[ミール]]と非常に近い概念。統一意志が人間を支配しているわけではなく、それぞれの肉体に存在する本来の自我を一つにつなげるネットワーク装置、というのが正しい。 | + | 「統一意志」という語感から勘違いされがちだが、これは他作品で言うと『[[蒼穹のファフナー]]』の[[ミール]]と非常に近い概念。統一意志が人間を支配しているわけではなく、それぞれの肉体に存在する本来の自我を一つにつなげるネットワーク装置、というのが正しい。 |
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:『L』では[[デスティニープラン]]の実現のために終盤で手を結ぶ。 | :『L』では[[デスティニープラン]]の実現のために終盤で手を結ぶ。 | ||
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== 関連用語 == | == 関連用語 == |
2022年4月19日 (火) 06:55時点における最新版
統一意志セントラルとは、『鉄のラインバレル』のアニメ版に登場する概念。
概要[編集 | ソースを編集]
高蓋然性世界において、限界に達したエネルギー問題を解決すべく提唱・実行された概念で、機械と融合することで個々の意志を統一し、行動に伴う無駄を一切排し、効率のみを極限まで追求する。 これに組み込まれた人間はマキナ人間と呼ばれ、個我が消失し、ただ統一意志によって行動するようになる。
生命維持以外の欲求はほとんどないが、唯一「拡大」への欲求だけが残っており、作中では浩一たちの世界にマキナ人間化を広げるべく動いていた。そのための尖兵として加藤機関を利用していたが、久嵩及び彼から事情を聞いた石神・森次はその意図を察しており、JUDA特務室と加藤機関の連携で侵攻がギリギリのところで止められ、最終兵器であるセントラルもラインバレルに撃破されたことで壊滅する。
「統一意志」という語感から勘違いされがちだが、これは他作品で言うと『蒼穹のファフナー』のミールと非常に近い概念。統一意志が人間を支配しているわけではなく、それぞれの肉体に存在する本来の自我を一つにつなげるネットワーク装置、というのが正しい。
登場作品[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦L
- ほぼ原作どおりの行動を取るが、類似性からデスティニープランを後援する。また、セカンドインパクトによる死の海の浄化にも手を貸したらしい。
人物[編集 | ソースを編集]
- 菅原マサキ
- 作中唯一の「高蓋然性世界のマキナ人間」。セントラルの統一意志の中では中心的な存在らしく、自我の残り方が大きい。
- 桐山英治、中島宗美
- マサキによってマキナ人間化されたが、宗美は死に際に意識を取り戻し、桐山は己を保ったままだった。
- 城崎天児
- セントラル崩壊の遠因。ラインバレルを開発し、久嵩を送り出し、反撃の準備をしていた。
- ギルバート・デュランダル
- 『L』ではデスティニープランの実現のために終盤で手を結ぶ。
- 対価として差し出された遺伝子解析技術はセントラルは大いに「有用」と評価したようで、メサイア攻防戦でデュランダルが散った後にマサキが彼を惜しむかのような事を言ったが、それはあくまで「有用なもの」としての評価に過ぎず、結果デュランダルを知る人間の逆鱗に触れる。