「ニロケラス」の版間の差分

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[[ヴァース帝国]]製の[[カタフラクト]]は全てに「アルドノアドライブ」が搭載されており、本機はその固有能力で機体表面に多次元変換力場という、要は触れたあらゆる物理現象を消滅させることが可能な「次元バリア」を展開できる。これにより近接・遠距離を問わず敵からの攻撃を無効化し、歩くだけで触れたものを消失させることができる。
 
[[ヴァース帝国]]製の[[カタフラクト]]は全てに「アルドノアドライブ」が搭載されており、本機はその固有能力で機体表面に多次元変換力場という、要は触れたあらゆる物理現象を消滅させることが可能な「次元バリア」を展開できる。これにより近接・遠距離を問わず敵からの攻撃を無効化し、歩くだけで触れたものを消失させることができる。
  
だが、バリアは展開すると可視光線や電波などの一切も閉ざしてしまうため、外部情報を得るには予め射出した「鷹の目」と称される浮遊型外部カメラとのデータリンクが必須になる(この恩恵で俯瞰するように戦場を把握する事ができる)が、データ受信のアンテナ部は上記理由でバリアを張れない。そして外部から見た場合、バリア展開中は可視光線が吸収され全身が真っ黒になるので、データ受信部が露見しないよう、バリア上から光学迷彩を展開して本来のカラーリングを再現する必要もある。また、足裏にもバリアは張れずスラスターの類も無いため、移動は徒歩のみで鈍重。バリアにドライブ能力の全てを割いていることから内蔵火器・携帯武器も無く、攻撃方法はアームを使用した格闘のみ。
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だが、バリアは展開すると可視光線や電波などの一切も閉ざしてしまうため、外部情報を得るには予め射出した「鷹の目」と呼ばれる浮遊型外部カメラとのデータリンクが必須になる(この恩恵で俯瞰するように戦場を把握する事ができる)が、データ受信のアンテナ部は上記理由でバリアを張れない。そして外部から見た場合、バリア展開中は可視光線が吸収され全身が真っ黒になるので、データ受信部が露見しないよう、バリア上から光学迷彩を展開して本来のカラーリングを再現する必要がある。また、地面に接地する足裏にもバリアは張れず、スラスターの類も無いため、移動は徒歩のみで鈍重。バリアにドライブ能力の全てを割いていることから内蔵火器・携帯武器も無く、攻撃方法はアームを使用した格闘のみ。
  
要するに他のロボットアニメ作品のバリアと比較しても破格の性能を持つ次元バリアであるが、このバリアの存在こそが本機を運用するうえで様々な制約を課すことになっており、弱点にもなってしまっていた。劇中では、[[界塚伊奈帆]]達が最初に交戦した火星側カタフラクトで、次元バリアの圧倒的な性能で新芦原市を蹂躙し、界塚ユキらの部隊を壊滅させた。しかし、伊奈帆一行を追撃する最中の行動の数々からバリアの特性と欠点を伊奈帆に看破され、彼らの作戦で海に落とされたことで背面装甲のインテークの右下に存在したバリアの隙間を炙り出される。最期は伊奈帆の[[スレイプニール]]に当該箇所に突き立てられたナイフで装甲をこじ開けられ、さらにマシンガンの零距離射撃を受け戦闘不能となった。
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要するに他のロボットアニメ作品のバリアと比較しても破格の性能を持つ次元バリアであるが、このバリアの存在こそが本機を運用するうえで様々な制約を課すことになっており、弱点にもなってしまっていた。劇中では、[[界塚伊奈帆]]達が最初に交戦した火星側カタフラクトで、次元バリアの圧倒的な性能で新芦原市を蹂躙し、[[界塚ユキ]]らの部隊を壊滅させた。しかし、伊奈帆一行を追撃する最中の行動の数々からバリアの特性と欠点を伊奈帆に看破され、彼らの作戦で海に落とされたことで背面装甲のインテークの右下に存在したバリアの隙間を炙り出される。最期は伊奈帆の[[スレイプニール]]に当該箇所に突き立てられたナイフで装甲をこじ開けられ、さらにマシンガンの零距離射撃を受け戦闘不能となった。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==

2024年10月20日 (日) 10:43時点における最新版

ニロケラス
外国語表記 Nilokeras[1]
登場作品 アルドノア・ゼロ
デザイン I-IV
初登場SRW スーパーロボット大戦DD
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 カタフラクト
頭頂高 18.0m
動力 アルドノアドライブ
所属 ヴァース帝国
パイロット トリルラン
テンプレートを表示

ニロケラスは『アルドノア・ゼロ』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

火星騎士のトリルランの専用機。全身は紫色のカラーリング。展開式の大型アームを有し、折りたたんだ状態ではマントを羽織ったような外観が特徴。カームには「ダンゴムシ」とも称された。

ヴァース帝国製のカタフラクトは全てに「アルドノアドライブ」が搭載されており、本機はその固有能力で機体表面に多次元変換力場という、要は触れたあらゆる物理現象を消滅させることが可能な「次元バリア」を展開できる。これにより近接・遠距離を問わず敵からの攻撃を無効化し、歩くだけで触れたものを消失させることができる。

だが、バリアは展開すると可視光線や電波などの一切も閉ざしてしまうため、外部情報を得るには予め射出した「鷹の目」と呼ばれる浮遊型外部カメラとのデータリンクが必須になる(この恩恵で俯瞰するように戦場を把握する事ができる)が、データ受信のアンテナ部は上記理由でバリアを張れない。そして外部から見た場合、バリア展開中は可視光線が吸収され全身が真っ黒になるので、データ受信部が露見しないよう、バリア上から光学迷彩を展開して本来のカラーリングを再現する必要がある。また、地面に接地する足裏にもバリアは張れず、スラスターの類も無いため、移動は徒歩のみで鈍重。バリアにドライブ能力の全てを割いていることから内蔵火器・携帯武器も無く、攻撃方法はアームを使用した格闘のみ。

要するに他のロボットアニメ作品のバリアと比較しても破格の性能を持つ次元バリアであるが、このバリアの存在こそが本機を運用するうえで様々な制約を課すことになっており、弱点にもなってしまっていた。劇中では、界塚伊奈帆達が最初に交戦した火星側カタフラクトで、次元バリアの圧倒的な性能で新芦原市を蹂躙し、界塚ユキらの部隊を壊滅させた。しかし、伊奈帆一行を追撃する最中の行動の数々からバリアの特性と欠点を伊奈帆に看破され、彼らの作戦で海に落とされたことで背面装甲のインテークの右下に存在したバリアの隙間を炙り出される。最期は伊奈帆のスレイプニールに当該箇所に突き立てられたナイフで装甲をこじ開けられ、さらにマシンガンの零距離射撃を受け戦闘不能となった。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦DD
初登場作品。序章ワールド5より登場するエネミーユニット。防御特化タイプ。移動力が、全ユニットでも最下位の1
原作の超性能を誇った次元バリアは全てのダメージを0にするというステージギミックとして再現されており、特殊能力としては再現されていない。こちらから格闘攻撃を仕掛けても原作のように消滅することもない。
こちらの攻撃が通じるようになったときはバリアが不調になったときであり、そのことを表しているのかブレイクゲージを持っていない珍しいボス。
原作再現で橋から落とされやられたが、この時はスレインにトリルランごと回収されたためその後は機体修復に回されている。修復後は浜松で再戦する(鷹の目を更に増やす等の対策も行っている)が、今度はウイングガンダムゼロの機動力で一気に背面に回り込まれてツインバスターライフルを受けたことでバリアを破られ再度敗北を喫する。
更に1章Part9では再度修復して再戦するが、すでに能力は見切られており、ガンダムデスサイズヘルのハイパージャマーで鷹の目を無効化、スーパーロボット軍団の一斉攻撃でバリアを不調にされた形から始まる。最後は伊奈帆起助の敵として破壊する(トリルランは脱出したが…)。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

格闘
両腕による格闘攻撃。
次元バリア
古代火星技術の産物であるアルドノアの固有能力。多次元変換力場を展開し、物理現象を全て消滅させるバリア。ニロケラスの唯一にして最大の武器。
3次元空間に多次元への変換空間を発生させ、その力場に触れたものは物理法則に関係なく多次元物質へ変換され、3次元空間から排斥される。この能力を持つアルドノアドライブは複数発掘されており、古代火星文明ではありふれた技術だったようだが、ヴァースでは近年ようやく力場の形状や能力のON・OFFの切り替え制御が可能になった。
『DD』では「バリアフィールド」名義で特殊属性の通常攻撃となっている。相手の前までジャンプで移動した後に片腕で敵に触れ消滅させてダメージを与える。

必殺技[編集 | ソースを編集]

フィールド連続攻撃
『DD』での必殺技。特殊属性。
3回両腕で交互に殴り、バリアフィールドで相手を消滅させていく。
序章ワールド5ではこちらの攻撃が通じるようになったときは、バリアが働かなくなったためか装備していない。

サイズ[編集 | ソースを編集]

M

関連機体[編集 | ソースを編集]

ディオスクリア
アルドノアドライブの能力でニロケラスの次元バリアを使用可能。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. MECHANIC、アルドノア・ゼロ、2022年1月16日閲覧。