「ベルゼビュート」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(13人の利用者による、間の22版が非表示)
1行目: 1行目:
 
{{登場メカ概要
 
{{登場メカ概要
| 外国語表記 = [[外国語表記::BELZEBUTH]]
+
| 外国語表記 = [[外国語表記::BELZEBUTH]]<ref>『機神咆吼デモンベイン Pictures Stories -公式魔導書-』P86より。</ref>
 
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機神咆吼デモンベイン}}
 
| 登場作品 = {{登場作品 (メカ)|機神咆吼デモンベイン}}
 
| デザイン = {{メカニックデザイン|Niθ}}(原作)<br />{{メカニックデザイン|町田能彦}}(アニメ版)
 
| デザイン = {{メカニックデザイン|Niθ}}(原作)<br />{{メカニックデザイン|町田能彦}}(アニメ版)
31行目: 31行目:
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
 
;{{参戦作品 (メカ)|スーパーロボット大戦UX}}
:初出演作品。基本はアニメ版設定。
+
:初登場作品。基本はアニメ版設定。
:武装は2つしかないが、両方に[[特殊効果]]が付いており、特に怨霊呪弾の行動不能効果が非常に強力。HP回復もあるので一筋縄では倒せない相手である。その上原作通り一番最初に戦うアンチクロスの鬼械神となるので戦力の揃わない中での戦いを強いられることになる。
+
:原作ゲーム版で使用した武装も採用されているのの、武装は2つしかないが、両方に[[特殊効果]]が付いており厄介。特に怨霊呪弾の行動不能効果が非常に強力。HP回復L2もあるので一筋縄では倒せない相手である。原作通り一番最初に戦う[[アンチクロス]]の鬼械神となるので。戦力の揃わない中での戦いを強いられることになる。
:ただし中ボスの機体の例に漏れず[[オールキャンセラー]]がなく、ベルゼビュート自身も特殊効果武器に弱いため、射程低下や照準値低下の特殊効果武器で被弾を抑えられればかなり楽に戦える。シナリオが進んでくると[[戦術指揮]]などで特殊効果武器への対策が可能になり、逆にこちらも取れる弱体化の手段が増えていくので、他のアンチクロス同様大した脅威ではなくなる。
+
:ただし、中ボスの機体の例に漏れず[[オールキャンセラー]]が無いため特殊効果には弱く、射程低下や照準値低下の特殊効果武器で攻撃能力を落とすことで安全に戦える。シナリオが進んでくると[[戦術指揮]]などで特殊効果武器への対策が可能になり、逆にこちらも取れる弱体化の手段が増えていくので、他のアンチクロス同様大した脅威ではなくなる。特に[[ディスィーブ]]のナーブクラック1発で機能不全になる…が、そちらと対決できるのは第32話のみ。
:[[鉄のラインバレル|ラインバレル]]勢との交戦機会は第2部第32話と1回しかないが、その時は思う存分パイロットであるティベリウス共々[[ディスィーブ]]のナーブクラックで悪夢を味わわせてあげよう。
+
:なお、イベントでは[[アル・アジフ]]の断片を使用するが、これは後述するがアニメに存在しないゲーム版展開の再現である。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
;怨霊呪弾
 
;怨霊呪弾
:原作ゲーム中盤から追加されたベルゼビュートの必殺技であり、死人の怨念を砲弾として発射する。この技はティベリウスが今まで殺した相手の怨念で威力が強化されている。
+
:原作中盤で追加されたベルゼビュートの必殺技であり、死人の怨念を砲弾として発射する。この技はティベリウスが今まで殺した相手の怨念で威力が強化されている。
:アニメ版では未登場だが、『UX』で参戦した際は採用され、ティベリウスのカットインがある。原作とは異なり初戦から使用してくる。射程は1~3で、[[特殊効果]]は行動不能+気力低下と強力。
+
:アニメ版では未使用だが、『UX』では採用され、ティベリウスのカットインがある。原作とは異なり初戦から使用してくる(スターヴァンパイアも同様)。[[特殊効果]]は行動不能+気力低下と強力。
 
;スターヴァンパイア
 
;スターヴァンパイア
:怨霊呪弾と同じく中盤から追加された[[バグ (メカ)|バグ]]のような形状の遠隔迷彩兵器。透明化した状態で敵に接近し、敵のエネルギーを吸収した後に爆発する。設定上は背中にマウントされているが、普段はローブに隠れて見ることは出来ない。
+
:怨霊呪弾と同様に中盤で追加された[[バグ (メカ)|バグ]]のような形状の遠隔迷彩兵器。透明化した状態で敵に接近し、敵のエネルギーを吸収した後に爆発する。設定上は背中にマウントされているが、普段はローブに隠れて見ることは出来ない。
:射程は2~7と長射程で、攻撃力低下の特殊効果付き。
+
:『UX』では攻撃力低下の特殊効果付き。
 
;バッド・トリップ・ワイン
 
;バッド・トリップ・ワイン
:手に纏った痺気で敵機を汚染する。
+
:手に纏った痺気で敵機を汚染する。アニメ版およびSRW未採用。
:アニメ版には未登場のため『UX』では不採用。
 
  
 
==== アル・アジフの断片 ====
 
==== アル・アジフの断片 ====
 +
原作ゲームおよび漫画版では、最初の襲撃時に[[アル・アジフ]]の断片を所持しているが、いずれもその戦闘後はアルに回収されている。
 
;クトゥグア
 
;クトゥグア
:原作ゲームにて初登場時に所持していた[[アル・アジフ]]の断片。デモンベインとの初戦で使用しプラズマ球を用いて苦しめたが、一発目は[[メタトロン]]の攻撃で不発に終わり、二発目はデモンベインのバルザイの偃月刀で破壊された。戦闘後はアルに回収されている。
+
:デモンベインとの初戦で使用しプラズマ球を用いて苦しめ、一発目は命中したが、二発目は[[メタトロン]]の攻撃で不発に終わり、三発目はデモンベインのバルザイの偃月刀で破壊された。
:アニメ版では上記展開は無いが、『UX』で参戦した際は原作と同様、第15話(アメリカルート)「THE INVADERS」にて所持し、シナリオ上で使用。自軍に炎の攻撃を浴びせ、トドメにプラズマ球を放とうとしたが、[[紅蓮装曹操ガンダム]]の「大紅蓮斬」によって迎撃、破壊された。戦闘後は原作と同様、アルに回収されている。
+
:アニメ版では上記展開は無いが、『UX』で参戦した際は原作と同様、第15話(アメリカルート)「THE INVADERS」にて所持し、シナリオ上で使用。自軍に炎の攻撃を浴びせ、トドメにプラズマ球を放とうとしたが、[[紅蓮装曹操ガンダム]]の「大紅蓮斬」によって迎撃、破壊された。戦闘後はアルに回収されている。
 +
;バルザイの偃月刀
 +
:漫画版で持っていた断片。原作や他媒体では持っていないため、SRW未採用。
 +
:[[覇道瑠璃]]を人質に取りながら、断章で召喚した偃月刀で攻撃しようとしたが、直後メタトロンに人質を奪還されたため攻撃のタイミングを失った。その関係で、偃月刀を展開しての防御目的でしか使用していないが、防御の上からアトランティス・ストライクで粉砕された。
  
 
=== [[特殊能力]] ===
 
=== [[特殊能力]] ===
77行目: 80行目:
 
*ベルゼビュートとはキリスト教における七つの大罪の一つ「暴食」を司るハエの[[天使・悪魔|悪魔]]「ベルゼブブ」の[[フランス語]]読みで、由来が同じ似た名前の[[ベルゼルート|オリジナル機体]]も存在する。
 
*ベルゼビュートとはキリスト教における七つの大罪の一つ「暴食」を司るハエの[[天使・悪魔|悪魔]]「ベルゼブブ」の[[フランス語]]読みで、由来が同じ似た名前の[[ベルゼルート|オリジナル機体]]も存在する。
  
 +
== 脚注 ==
 +
<references />
 
[[Category:登場メカは行]]
 
[[Category:登場メカは行]]
 
{{DEFAULTSORT:へるせひゆうと}}
 
{{DEFAULTSORT:へるせひゆうと}}
 
[[Category:機神咆吼デモンベイン]]
 
[[Category:機神咆吼デモンベイン]]

2023年4月17日 (月) 09:16時点における最新版

ベルゼビュート
外国語表記 BELZEBUTH[1]
登場作品 機神咆吼デモンベイン
デザイン Niθ(原作)
町田能彦(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦UX
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 鬼械神
全高 58.4 m(30.57cubit)
重量 4956 t(991.272mct)
動力 魔術機関エンジン
装甲材質 オリハルコン
魔導書 妖蛆の秘密
魔術師 ティベリウス
テンプレートを表示

ベルゼビュートは『機神咆吼デモンベイン』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

魔導書「妖蛆の秘密」を用いてティベリウスが召喚する鬼械神

ずんぐりとした体にローブのような布状の物体を纏っている。

ティベリウスの性格を反映してか、呪術を用いて精神的・肉体的に相手の能力を殺ぐような武装を多く装備している。また、この鬼械神の真価は桁違いの再生能力であり、デモンベインのレムリア・インパクトを真正面から喰らっても直ぐに再生してしまう

その性能とティベリウスの卑劣な性格からデモンベインを苦しめた強敵であるが、辿った末路はルートによって大きく異なっている。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦UX
初登場作品。基本はアニメ版設定。
原作ゲーム版で使用した武装も採用されているのの、武装は2つしかないが、両方に特殊効果が付いており厄介。特に怨霊呪弾の行動不能効果が非常に強力。HP回復L2もあるので一筋縄では倒せない相手である。原作通り一番最初に戦うアンチクロスの鬼械神となるので。戦力の揃わない中での戦いを強いられることになる。
ただし、中ボスの機体の例に漏れずオールキャンセラーが無いため特殊効果には弱く、射程低下や照準値低下の特殊効果武器で攻撃能力を落とすことで安全に戦える。シナリオが進んでくると戦術指揮などで特殊効果武器への対策が可能になり、逆にこちらも取れる弱体化の手段が増えていくので、他のアンチクロス同様大した脅威ではなくなる。特にディスィーブのナーブクラック1発で機能不全になる…が、そちらと対決できるのは第32話のみ。
なお、イベントではアル・アジフの断片を使用するが、これは後述するがアニメに存在しないゲーム版展開の再現である。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

怨霊呪弾
原作中盤で追加されたベルゼビュートの必殺技であり、死人の怨念を砲弾として発射する。この技はティベリウスが今まで殺した相手の怨念で威力が強化されている。
アニメ版では未使用だが、『UX』では採用され、ティベリウスのカットインがある。原作とは異なり初戦から使用してくる(スターヴァンパイアも同様)。特殊効果は行動不能+気力低下と強力。
スターヴァンパイア
怨霊呪弾と同様に中盤で追加されたバグのような形状の遠隔迷彩兵器。透明化した状態で敵に接近し、敵のエネルギーを吸収した後に爆発する。設定上は背中にマウントされているが、普段はローブに隠れて見ることは出来ない。
『UX』では攻撃力低下の特殊効果付き。
バッド・トリップ・ワイン
手に纏った痺気で敵機を汚染する。アニメ版およびSRW未採用。

アル・アジフの断片[編集 | ソースを編集]

原作ゲームおよび漫画版では、最初の襲撃時にアル・アジフの断片を所持しているが、いずれもその戦闘後はアルに回収されている。

クトゥグア
デモンベインとの初戦で使用しプラズマ球を用いて苦しめ、一発目は命中したが、二発目はメタトロンの攻撃で不発に終わり、三発目はデモンベインのバルザイの偃月刀で破壊された。
アニメ版では上記展開は無いが、『UX』で参戦した際は原作と同様、第15話(アメリカルート)「THE INVADERS」にて所持し、シナリオ上で使用。自軍に炎の攻撃を浴びせ、トドメにプラズマ球を放とうとしたが、紅蓮装曹操ガンダムの「大紅蓮斬」によって迎撃、破壊された。戦闘後はアルに回収されている。
バルザイの偃月刀
漫画版で持っていた断片。原作や他媒体では持っていないため、SRW未採用。
覇道瑠璃を人質に取りながら、断章で召喚した偃月刀で攻撃しようとしたが、直後メタトロンに人質を奪還されたため攻撃のタイミングを失った。その関係で、偃月刀を展開しての防御目的でしか使用していないが、防御の上からアトランティス・ストライクで粉砕された。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

MP制ユニット。パイロットの魔導書技能のため実質「EN回復」持ち。

原作ではクラーケン同様にバリアを展開可能だが、アニメ版準拠である『UX』では未搭載。

HP回復L2
鬼械神の中でも特にしぶとく、パイロット共々とにかく再生力が高く、その再現として所持している。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

L

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「機神咆吼―交錯する刃金と刃金」

余談[編集 | ソースを編集]

  • ベルゼビュートとはキリスト教における七つの大罪の一つ「暴食」を司るハエの悪魔「ベルゼブブ」のフランス語読みで、由来が同じ似た名前のオリジナル機体も存在する。

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 『機神咆吼デモンベイン Pictures Stories -公式魔導書-』P86より。