「ドナール・ダンテス」の版間の差分
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歴戦の猛者を感じさせる厳格な軍人の風貌に、両腕を始めとする身体の一部を[[サイボーグ|サイボーグ化]]させた姿が特徴(後述の様子等からも、食事や生殖機能等は残っている)。なお、両手の部分はアタッチメント式となっているが、意外に外れやすいらしく、女子エレメントの教官である[[スオミ・コネピ]]に引っ張られた際も、あっさり外れてしまっている。 | 歴戦の猛者を感じさせる厳格な軍人の風貌に、両腕を始めとする身体の一部を[[サイボーグ|サイボーグ化]]させた姿が特徴(後述の様子等からも、食事や生殖機能等は残っている)。なお、両手の部分はアタッチメント式となっているが、意外に外れやすいらしく、女子エレメントの教官である[[スオミ・コネピ]]に引っ張られた際も、あっさり外れてしまっている。 | ||
− | + | 教官としては基本的に厳格で、男子エレメント達には本格的な軍事訓練を日々課しており、時には両腕に仕込まれたスタンガンや吹き矢による容赦の無い体罰も辞さない苛烈さも見せる。これは、自身の過去のトラウマに加え、それと同じ経験を教え子のエレメント達にさせないという決意からの物で、本心では男子も女子も関係無く、エレメント達の事を思いやっている好人物である。また、訓練以外の日常ではエレメント達に体罰紛いな真似はせず、気さくに話しかけたりする等、アクエリオンに搭乗して危険な戦場で戦わねばならない彼等に対するきめ細かいメンタルケアも心掛けている。 | |
− | + | 一方、過去の経験もあってか、組織の「恋愛禁止」の規則に関しては厳しく厳守しているものの、一般的な男女のコミュニケーションに関しては比較的に寛容な姿勢を取っており、自身と対照的に潔癖症で女性を神聖視する傾向のあるスオミが男女交遊によって風紀が乱れたと過敏な反応を見せた際は、ある程度は仕方の無い事だと諭した事もある。ただし、[[ミコノ・スズシロ]]と恋愛発展寸前となっている[[アマタ・ソラ]]に関しては、やや厳しい目で見ている。 | |
数年前、現役のアクエリオンのパイロットだった時期に、[[トワノ・ミカゲ]]の介入により恋仲となっていた女性エレメントのナナオンと仲間のエレメント一人を失い、自身も身体をサイボーグ化せねばならない程の重傷を負っており、それ故にミカゲを激しく憎悪している。また、この出来事は現在もドナールの心に重度のトラウマとして深く刻まれており、度々夢の中でミカゲに殺されるナナオンの姿が出て来る程であった。 | 数年前、現役のアクエリオンのパイロットだった時期に、[[トワノ・ミカゲ]]の介入により恋仲となっていた女性エレメントのナナオンと仲間のエレメント一人を失い、自身も身体をサイボーグ化せねばならない程の重傷を負っており、それ故にミカゲを激しく憎悪している。また、この出来事は現在もドナールの心に重度のトラウマとして深く刻まれており、度々夢の中でミカゲに殺されるナナオンの姿が出て来る程であった。 | ||
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== 人間関係 == | == 人間関係 == | ||
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:同じエレメントの教官で、女子担当。彼女とはエレメント達への訓練の方針が色々と対照的で意見をぶつかる事も多いが、嫌っている訳では無い。また、赴任したのが物語の2年前である為、9年前に起きた「アクエリオンの惨劇」や、アクエリオンが「アクエリア」と名を変えていた事実も知らなかった。 | :同じエレメントの教官で、女子担当。彼女とはエレメント達への訓練の方針が色々と対照的で意見をぶつかる事も多いが、嫌っている訳では無い。また、赴任したのが物語の2年前である為、9年前に起きた「アクエリオンの惨劇」や、アクエリオンが「アクエリア」と名を変えていた事実も知らなかった。 | ||
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:物語開始より、積極的に女子エレメント達との接近を図ろうとする彼を特に厳しく指導しているのだが、一向に彼は懲りる様子を見せておらず、苦労させられている。 | :物語開始より、積極的に女子エレメント達との接近を図ろうとする彼を特に厳しく指導しているのだが、一向に彼は懲りる様子を見せておらず、苦労させられている。 | ||
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− | :最終決戦の際、理事長であるクレア自らがアクエリオンで出撃する事を宣言し止めようとしたのだが、彼女からは勝手にスオミとのカップル認定をされて困惑。それに対し、スオミは力強く答えてドナールの方を見つめ、更に'''声が裏返る形''' | + | :最終決戦の際、理事長であるクレア自らがアクエリオンで出撃する事を宣言し止めようとしたのだが、彼女からは勝手にスオミとのカップル認定をされて困惑。それに対し、スオミは力強く答えてドナールの方を見つめ、更に'''声が裏返る形'''で驚きの声を上げるのだった。地球が正に危機的状況の中、いつの間にかドナールは別の意味で崖っぷち状態に…。 |
== 関連機体 == | == 関連機体 == | ||
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:エレメント時代に恋仲の女性エレメントであるナナオンと共に搭乗していた機体。 | :エレメント時代に恋仲の女性エレメントであるナナオンと共に搭乗していた機体。 | ||
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2024年10月6日 (日) 17:43時点における最新版
ドナール・ダンテス | |
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外国語表記 | Donar[1] |
登場作品 | アクエリオンEVOL |
声優 | 諏訪部順一 |
初登場SRW | 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇 |
プロフィール | |
---|---|
種族 | 地球人(サイボーグ) |
性別 | 男 |
所属 | ネオ・ディーバ |
役職 | 教官 |
ドナール・ダンテスは『アクエリオンEVOL』の登場人物。
概要[編集 | ソースを編集]
ネオ・ディーバに所属するアクエリオンのパイロットであるエレメント達の教官で、男子エレメント担当。かつては、自身もアクエリオンのパイロットを務めていた。
ある事情から、「アクエリア」と名を変え男女機合体が「禁忌」とされる様になったアクエリオンの真実を知る生き証人の一人となっている。
人物 [編集 | ソースを編集]
歴戦の猛者を感じさせる厳格な軍人の風貌に、両腕を始めとする身体の一部をサイボーグ化させた姿が特徴(後述の様子等からも、食事や生殖機能等は残っている)。なお、両手の部分はアタッチメント式となっているが、意外に外れやすいらしく、女子エレメントの教官であるスオミ・コネピに引っ張られた際も、あっさり外れてしまっている。
教官としては基本的に厳格で、男子エレメント達には本格的な軍事訓練を日々課しており、時には両腕に仕込まれたスタンガンや吹き矢による容赦の無い体罰も辞さない苛烈さも見せる。これは、自身の過去のトラウマに加え、それと同じ経験を教え子のエレメント達にさせないという決意からの物で、本心では男子も女子も関係無く、エレメント達の事を思いやっている好人物である。また、訓練以外の日常ではエレメント達に体罰紛いな真似はせず、気さくに話しかけたりする等、アクエリオンに搭乗して危険な戦場で戦わねばならない彼等に対するきめ細かいメンタルケアも心掛けている。
一方、過去の経験もあってか、組織の「恋愛禁止」の規則に関しては厳しく厳守しているものの、一般的な男女のコミュニケーションに関しては比較的に寛容な姿勢を取っており、自身と対照的に潔癖症で女性を神聖視する傾向のあるスオミが男女交遊によって風紀が乱れたと過敏な反応を見せた際は、ある程度は仕方の無い事だと諭した事もある。ただし、ミコノ・スズシロと恋愛発展寸前となっているアマタ・ソラに関しては、やや厳しい目で見ている。
数年前、現役のアクエリオンのパイロットだった時期に、トワノ・ミカゲの介入により恋仲となっていた女性エレメントのナナオンと仲間のエレメント一人を失い、自身も身体をサイボーグ化せねばならない程の重傷を負っており、それ故にミカゲを激しく憎悪している。また、この出来事は現在もドナールの心に重度のトラウマとして深く刻まれており、度々夢の中でミカゲに殺されるナナオンの姿が出て来る程であった。
劇中の様相 [編集 | ソースを編集]
9年前、アブダクターとの初期の戦いにて、まだ名前と男女機合体が規制されていなかったアクエリオンに搭乗していたドナールは、同じアクエリオンに登場する女性エレメントのナナオンと恋を育みながらも、戦い続けていた。しかし、そこへ介入してきたアルテア界のミカゲによって、ドナールはナナオンと仲間のエレメントの一人を失い、更には生き残った自身も、サイボーグ化による蘇生措置を行わなければならない程の重傷を負う事になった。この出来事は「アクエリオンの惨劇」と呼ばれる事になり、以降はアクエリオンは「アクエリア」と名を変え、更にはアクエリオンを暴走させる危険性から、男女の同乗が禁止される事態にまで発展している。
その後、アクエリオンに関する秘密を抱えながらもネオ・ディーバで教官となったドナールは、自身と同じ経験をさせない為にも、男子のエレメント達に厳しい訓練を貸し続ける事になるが、突然現れたアマタがミコトと共にアクエリオンEVOLを覚醒させたのを機に、事態は大きく動き出す。以降は司令官に復帰した不動ZENに従う形で、男女双方のエレメント達への訓練を行うが、入隊直後よりミコノと恋愛関係に発展させかけているアマタに対しては、尻に吹き矢攻撃を行う等、特に厳しく監視している。そんな中、かつての因縁の敵であるミカゲが姿を現した際には、腕に装着した荷電粒子砲で躊躇なく攻撃を行っているが、思念で構築されたスピリチュアルボディでしかなかった為、倒せずに終わっている。
物語の中で、意見で対立気味となっていたスオミとは関係を深める事になり、最終決戦後に学園の復興作業に従事していた際に、彼女から妊娠している事を告げられ、大きなショックを受ける事になった。
登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]
Zシリーズ[編集 | ソースを編集]
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 初登場作品でNPC。ネオ・ディーバの本部である聖天使学園が都市ごと異世界である本作の舞台に転移してしまう事態となった為、学園長共々その対処に追われる等、原作以上に苦労人な様子を見せる。担当声優の諏訪部氏は別口で出演しているが、ドナールは音声未収録である。
- 第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
- EDに登場。
人間関係 [編集 | ソースを編集]
ネオ・ディーバ [編集 | ソースを編集]
- 学園長
- 上司。
- 不動ZEN
- 上司。彼の突拍子の無い発言や訓練法には、他のメンバー同様、困惑する事が多い。
- クレア・ドロセラ
- 上司。最終決戦の際、スオミと共に「もしもの時は次の時代のアダムとイヴになるのですよ」と突拍子も無い事を言われる。当然、困惑するドナールであったが、意外にも乗り気であったスオミからは即座に「はい!」と宣言される事に…。
- スオミ・コネピ
- 同じエレメントの教官で、女子担当。彼女とはエレメント達への訓練の方針が色々と対照的で意見をぶつかる事も多いが、嫌っている訳では無い。また、赴任したのが物語の2年前である為、9年前に起きた「アクエリオンの惨劇」や、アクエリオンが「アクエリア」と名を変えていた事実も知らなかった。
- 物語が進んでいく中で、ナナオンに関するトラウマと決別したのか、いつの間にか関係を深めていく事になり、エピローグ時には彼女を妊娠させてしまうまでに至っている。
- アマタ・ソラ
- 教え子の一人、ミコノ・スズシロと即座にでも恋愛関係に発展しかねない状況を危惧している。一方で、彼とミコノの姿にかつての自分を重ねている様子も見せ、その行く末について心配もしている模様。
- アンディ・W・ホール
- 物語開始より、積極的に女子エレメント達との接近を図ろうとする彼を特に厳しく指導しているのだが、一向に彼は懲りる様子を見せておらず、苦労させられている。
アルテア界[編集 | ソースを編集]
- トワノ・ミカゲ
- 9年前にナナオンの命を奪い、自身の人生をも壊した怨敵。
名台詞[編集 | ソースを編集]
- ドナール「無茶だ!それなら俺の方が…」
- クレア「ドナール…スオミ…必ず生き残って…。もしもの時は、次の時代のアダムとイヴになるのですよ…」
- ドナール「ええ!?」
- スオミ「…はい!承知しました!!」
- ドナール「ええぇーーーーーー!?」
- 最終決戦の際、理事長であるクレア自らがアクエリオンで出撃する事を宣言し止めようとしたのだが、彼女からは勝手にスオミとのカップル認定をされて困惑。それに対し、スオミは力強く答えてドナールの方を見つめ、更に声が裏返る形で驚きの声を上げるのだった。地球が正に危機的状況の中、いつの間にかドナールは別の意味で崖っぷち状態に…。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- アクエリオンゲパルト
- エレメント時代に恋仲の女性エレメントであるナナオンと共に搭乗していた機体。