「バート・ガルサス」の版間の差分

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タラークの第三世代で一等民のエリート士官。
 
タラークの第三世代で一等民のエリート士官。
  
タラーク最大の食品会社の御曹司で、彼の直系祖父はタラーク帝国最高権力者の一人、「八聖翁」に連なるという生粋のエリート。士官学校第一期卒業生としてイカヅチに搭乗した。お調子者で口八丁でその場を乗り切ってきた臆病者だが、友情に篤いところもある気さくな[[性格]]をしている。メジェール・パイレーツの襲撃時も蛮型搭乗員でありながら旧艦区に設置された銅像の台座内に隠れていたほどで、そのせいで長距離ワープに巻き込まれて捕虜となってしまった。得意のハッタリで操舵士であると嘘をつくが、そのまま本当にニル・ヴァーナの操舵士の座に収まる。
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タラーク最大の食品会社の御曹司で、彼の直系祖父はタラーク帝国最高権力者の一人、「八聖翁」に連なるという生粋のエリート。士官学校第一期卒業生としてイカヅチに搭乗した。お調子者で口八丁でその場を乗り切ってきた臆病者だが、友情に篤いところもある気さくな[[性格]]をしている。ただ、ヒビキと出会う前は三等民の事は見下していたらしく、小説版ではタラーク帝国新鋭艦イカズチ艦内のパーティでは給仕を務める三等民の足をわざと引っかけて転倒させ、暴言を吐くシーンがある<ref>身分制度により三等民達は絶対に一等民達に直接触れない様に注意を払いながら仕事をしている程であり、バートの強い悪意が窺える。</ref>。メジェール・パイレーツの襲撃時も蛮型搭乗員でありながら旧艦区に設置された銅像の台座内に隠れていたほどで、そのせいで長距離ワープに巻き込まれて捕虜となってしまった。得意のハッタリで操舵士であると嘘をつくが、そのまま本当にニル・ヴァーナの操舵士の座に収まる。
  
 
操縦の際はブリッジから突き出た操縦ユニット内の異空間に全裸で浮かびながら身振り手振りで操縦を行っており、[[モビルトレースシステム|彼の動きがそのまま艦の動きに反映される。]]また、ダメージなども受けるため臆病な彼は敵の攻撃から逃れるため後ろを見せて逃げ出すことも多い。
 
操縦の際はブリッジから突き出た操縦ユニット内の異空間に全裸で浮かびながら身振り手振りで操縦を行っており、[[モビルトレースシステム|彼の動きがそのまま艦の動きに反映される。]]また、ダメージなども受けるため臆病な彼は敵の攻撃から逃れるため後ろを見せて逃げ出すことも多い。
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;[[エズラ・ヴィエーユ]]、アマローネ・スランジーバ、ベルヴェデール・ココ、セルティック・ミドリ
 
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:ブリッジクルーで、操艦を補助してもらう。
 
:ブリッジクルーで、操艦を補助してもらう。
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:タラーク帝国最高権力者「八聖翁」の一人。バート自身は「おじいちゃま」と呼び慕っている事から関係は良好だったと思われる。
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:ヴァンドレッド the second stageでは「八聖翁」全員が一堂に集まる場面があるが、どの人物がバートの祖父なのかは明言されていない。
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;「いやぁ、盛り上がってますぅ?」
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:第1話の初台詞。ドゥエロ・マクファイルを中心とした卒業生の中でも最優秀グループに媚売りも兼ねて自身の商品を売り込もうとした際の台詞。
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:エリート達にはやんわりと断られてしまうが、次のグループにも似た様な事をしており、周囲を辟易させている。
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:第1話より。演習前のパーティで突如上映された九十九式蛮型撲撃機のPV映像を見て零した一言。他の候補生達は「痺れるぜ!」「バッチグーじゃん!<ref>ばっちりグッドの意味。現在の令和時代ではほぼ死語。</ref>」と興奮するなか、ただ一人あきれ顔で素直な感想を漏らした。
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:ちなみに肝心の映像は宇宙時代にも関わらず、戦前の昭和<ref>そもそもタラーク帝国は男性のみの軍事国家で、文字や文化も大日本帝国を連想させるものが非常に多い。</ref>を感じさせる様なレトロチックなプロバガンダ映像となっているため、視聴者的にもツッコミどころ満載である。
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;「えっ? どわああぁぁぁぁッ!」
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:第1話より。メジェールパイレーツの襲撃を受け、軍人や各候補生も戦闘のためにパーティ会場を後にし、九十九式蛮型撲撃機発進シークエンスの為に会場と格納庫の重力消去が行われた際の台詞。
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:軍属にも関わらず、ただ一人だけパーティのテーブルクロスに隠れていたが、直後に会場内の重力が消滅したため、なすすべもなく周囲の物と共に吹き飛ばされてしまった。本来は九十九式蛮型撲撃機の搭乗員にも関わらず、彼の非常に憶病な性格を表しているだろう。
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;「あ、あれが女!? どわぁ! 死にたくねぇ~ッ!」
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:第1話より。上記の後、今度はパーティ会場のタラーク帝国最高権力者「グ・ランパ」の石造の台座内に隠れていたが、次々に格納庫内にメジェール・パイレーツのドレッドが侵入し、各機体から飛び出してきたパイロット達の姿を見た際の一言。
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:女性に腰を抜かしながら本気で怯えるというのは情けないと視聴者は感じてしまうだろう。しかし、タラークでは「'''女は男の肝を喰らう恐ろしい魔物'''」と教え込まれている上に、彼女らのアストロスーツは女性らしさは感じられない武骨なモノで、更にアイセンサーが真っ赤に光る姿はぱっと見で「'''怪物'''」と表現しても違和感がない。バートが非常に怯えるのは、ある意味で仕方がないのかもしれない。
 
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2023年10月28日 (土) 21:26時点における最新版

バート・ガルサス
登場作品 ヴァンドレッド
声優 関智一
デザイン いのうえ空(原案)
黒田和也(アニメ版)
初登場SRW スーパーロボット大戦X-Ω
SRWでの分類 NPC
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プロフィール
種族 地球人(タラーク人)
性別
年齢 16歳
所属 ニル・ヴァーナ一行
役職 操舵士
テンプレートを表示

バート・ガルサスは『ヴァンドレッド』の登場人物。

概要[編集 | ソースを編集]

タラークの第三世代で一等民のエリート士官。

タラーク最大の食品会社の御曹司で、彼の直系祖父はタラーク帝国最高権力者の一人、「八聖翁」に連なるという生粋のエリート。士官学校第一期卒業生としてイカヅチに搭乗した。お調子者で口八丁でその場を乗り切ってきた臆病者だが、友情に篤いところもある気さくな性格をしている。ただ、ヒビキと出会う前は三等民の事は見下していたらしく、小説版ではタラーク帝国新鋭艦イカズチ艦内のパーティでは給仕を務める三等民の足をわざと引っかけて転倒させ、暴言を吐くシーンがある[1]。メジェール・パイレーツの襲撃時も蛮型搭乗員でありながら旧艦区に設置された銅像の台座内に隠れていたほどで、そのせいで長距離ワープに巻き込まれて捕虜となってしまった。得意のハッタリで操舵士であると嘘をつくが、そのまま本当にニル・ヴァーナの操舵士の座に収まる。

操縦の際はブリッジから突き出た操縦ユニット内の異空間に全裸で浮かびながら身振り手振りで操縦を行っており、彼の動きがそのまま艦の動きに反映される。また、ダメージなども受けるため臆病な彼は敵の攻撃から逃れるため後ろを見せて逃げ出すことも多い。

登場作品と役柄[編集 | ソースを編集]

単独作品[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦X-Ω
初登場作品。シナリオNPC。

人間関係[編集 | ソースを編集]

ニル・ヴァーナ一行[編集 | ソースを編集]

ヒビキ・トカイドゥエロ・マクファイル
同じく捕虜となった男性メンバー。男性だけで固まって行動する事も多い。
ブザム・A・カレッサ
とある切っ掛けで彼女に惚れる。
ジュラ・ベーシル・エルデン
お調子者同士、利害が一致することが多い。
エズラ・ヴィエーユ、アマローネ・スランジーバ、ベルヴェデール・ココ、セルティック・ミドリ
ブリッジクルーで、操艦を補助してもらう。
祖父
タラーク帝国最高権力者「八聖翁」の一人。バート自身は「おじいちゃま」と呼び慕っている事から関係は良好だったと思われる。
ヴァンドレッド the second stageでは「八聖翁」全員が一堂に集まる場面があるが、どの人物がバートの祖父なのかは明言されていない。

名台詞[編集 | ソースを編集]

「いやぁ、盛り上がってますぅ?」
第1話の初台詞。ドゥエロ・マクファイルを中心とした卒業生の中でも最優秀グループに媚売りも兼ねて自身の商品を売り込もうとした際の台詞。
エリート達にはやんわりと断られてしまうが、次のグループにも似た様な事をしており、周囲を辟易させている。
「だ、だせぇ……」
第1話より。演習前のパーティで突如上映された九十九式蛮型撲撃機のPV映像を見て零した一言。他の候補生達は「痺れるぜ!」「バッチグーじゃん![2]」と興奮するなか、ただ一人あきれ顔で素直な感想を漏らした。
ちなみに肝心の映像は宇宙時代にも関わらず、戦前の昭和[3]を感じさせる様なレトロチックなプロバガンダ映像となっているため、視聴者的にもツッコミどころ満載である。
アナウンス「これより蛮型出撃に伴い、重力消去を行う。各自注意せよ」
「えっ? どわああぁぁぁぁッ!」
第1話より。メジェールパイレーツの襲撃を受け、軍人や各候補生も戦闘のためにパーティ会場を後にし、九十九式蛮型撲撃機発進シークエンスの為に会場と格納庫の重力消去が行われた際の台詞。
軍属にも関わらず、ただ一人だけパーティのテーブルクロスに隠れていたが、直後に会場内の重力が消滅したため、なすすべもなく周囲の物と共に吹き飛ばされてしまった。本来は九十九式蛮型撲撃機の搭乗員にも関わらず、彼の非常に憶病な性格を表しているだろう。
「あ、あれが女!? どわぁ! 死にたくねぇ~ッ!」
第1話より。上記の後、今度はパーティ会場のタラーク帝国最高権力者「グ・ランパ」の石造の台座内に隠れていたが、次々に格納庫内にメジェール・パイレーツのドレッドが侵入し、各機体から飛び出してきたパイロット達の姿を見た際の一言。
女性に腰を抜かしながら本気で怯えるというのは情けないと視聴者は感じてしまうだろう。しかし、タラークでは「女は男の肝を喰らう恐ろしい魔物」と教え込まれている上に、彼女らのアストロスーツは女性らしさは感じられない武骨なモノで、更にアイセンサーが真っ赤に光る姿はぱっと見で「怪物」と表現しても違和感がない。バートが非常に怯えるのは、ある意味で仕方がないのかもしれない。

搭乗機体[編集 | ソースを編集]

ニル・ヴァーナ
操舵士を務める。

余談[編集 | ソースを編集]

  • こんな彼であるが、第2期では大幅な成長を遂げることとなり、彼の成長を描く#03「花咲く旅路」は指折りの人気エピソードとなった。

商品情報[編集 | ソースを編集]

右奥

脚注[編集 | ソースを編集]

  1. 身分制度により三等民達は絶対に一等民達に直接触れない様に注意を払いながら仕事をしている程であり、バートの強い悪意が窺える。
  2. ばっちりグッドの意味。現在の令和時代ではほぼ死語。
  3. そもそもタラーク帝国は男性のみの軍事国家で、文字や文化も大日本帝国を連想させるものが非常に多い。
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