「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」の版間の差分

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*映画作品。上映情報は下記参照
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{{登場作品概要
*初参戦スパロボ:[[スーパーロボット大戦L]](2010年)
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| シリーズ = [[エヴァンゲリオンシリーズ]]
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| 初登場SRW = [[スーパーロボット大戦L]]
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『'''ヱヴァンゲリヲン新劇場版'''』は、カラー制作の[[映画|劇場アニメ作品]]。
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
テレビアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のストーリーを庵野秀明監督が自ら再構築した劇場用作品。一部の設定やデザインが変更され、新しいキャラクターや[[エヴァンゲリオン]]が登場する。タイトルから「新世紀」が外されているが、これは既に「新世紀」(21世紀)に入ったためとの事。
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テレビアニメ『[[新世紀エヴァンゲリオン]]』のストーリーを、同作の原作者にして監督である庵野秀明氏が自ら再構築した劇場アニメ。
  
通称は『新劇』『新訳』であり、[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|旧劇場版]]とは区別されている。また、庵野監督の意向もあってTV版・旧劇場版は『旧世紀版』とも呼称される。
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テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』から一部の設定やデザインが変更され、新しいキャラクターや[[エヴァンゲリオン]]が登場する。タイトルから「新世紀」が外されているが、これは既に「新世紀」(21世紀)に入ったためとの事。通称は『新劇』『新訳』であり、[[新世紀エヴァンゲリオン 劇場版|旧劇場版]]とは区別されている。また、庵野監督の意向もあってTV版・旧劇場版は『旧世紀版』とも呼称される。各作品名についている『序』『破』『Q(急)』とは雅楽の演奏に由来する言葉であり、起承転結と同じような意味で用いられる物語の構成方法である。
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地上波においては、放送権を持つと見られる日本テレビから『金曜ロードショー』枠で放映されている。この放映ではシーンの一部がカットされる等、公開版やビデオソフト版と異なった編集がされ、タイトルには「TV版」と付いている。
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『破』は興行成績40億円、『Q』は興行収入52.6億円と、SRW参戦しているロボットアニメ劇場用作品において国内史上最高記録をマークしている作品である。また、DVD・BDソフトも同様の記録を樹立しており、『序』は60万枚、『破』は80万枚を超えるセールスを達成している。その後2021年に公開され、完結編となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll』(SRW未参戦)では102.3億円を記録し、'''ロボットアニメ劇場用作品において国内史上最高記録'''を達成した。余談だが2位が『Q』4位が『破』なので、トップ4の内3作をヱヴァンゲリヲン新劇場版が占めている事になる(3位は2024年公開の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)の48.2億円)。
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== 作品一覧 ==
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詳細は各リンク先参照。
  
 
{| class="wikitable"
 
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! 作品名 !! 上映開始日
 
! 作品名 !! 上映開始日
 
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| ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 || 2007年9月1日
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| [[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序]]<br />EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE. || 2007年9月1日
 
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| ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 || 2009年6月27日
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| [[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破]]<br />EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE. || 2009年6月27日
 
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| ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q Quickening || 2012年11月17日
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| [[ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q]] Quickening<br />EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.|| 2012年11月17日
 
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| シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll || 公開時期未定
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| シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll<br />EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME || 2021年3月8日
 
|}
 
|}
  
『序』は一部展開の違いこそあるもののTV版第壱話から第六話に忠実だが、『破』ではTV版第七話から第拾九話(第弐拾参話も一部含む)をなぞりつつも徐々に変化が表れ、『Q』ではTV版から離れた全く別のストーリーが展開される。なお、序・破・Q(急)とは雅楽の演奏に由来する言葉であり、近年では起承転結と同じような意味で用いられる物語の構成方法である。
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== スパロボシリーズにおいて ==
 
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初参戦の『[[スーパーロボット大戦L]]』では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』名義で『序』と『破』がまとめられて表記されたが、次に参戦した『[[スーパーロボット大戦モバイル]]』以降は個別に表記されるようになっている。『Q』が原作サイドから完結までストーリーを扱わないでほしいということで、現時点で[[いるだけ参戦|原作再現されていない]]。
『破』は興行成績40億円、『Q』は興行収入52.6億円と、ロボットアニメ劇場用作品において国内史上最高記録をマークしている作品である。また、DVD・BDソフトも同様の記録を樹立しており、『序』は60万枚、『破』は80万枚を超えるセールスを達成している。
 
 
 
地上波においては、放送権を持つとみられる日本テレビから『金曜ロードショー』枠で放映されている。この放映ではシーンの一部がカットされる等、公開版やビデオソフト版と異なった編集がされ、タイトルにはTV版と付いている。
 
<!-- 『Q』について解禁。 -->
 
  
== [[登場人物]] ==
+
TV版と比べてEVAの装備がほぼ刷新されたため、『L』及び『[[第3次スーパーロボット大戦Z]]』ではEVAの使い勝手が大幅に変わっている。具体的には、従来近接格闘型だった[[EVA初号機]]が射撃特化となっており、近接武装は殆ど無い。逆に[[EVA弐号機]]は近接武装が多く、『L』では最大射程が3という有様である。[[EVA零号機]]はというと、パレットライフルと格闘以外の攻撃手段が無く、戦闘能力は殆ど皆無であるが、代わりに盾を含む強力な防御能力と[[修理]]を持ちサポート役として活躍することになる。
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/モバイル]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z]]
 
  
=== [[NERV]] ===
+
『L』では、EVAパイロットたちが原作以上に成長し、他作品とのクロスオーバーが積極的に取り入れられるなど扱いは決して悪くはなく、『破』の段階の途中で終わらせた事で「[[渚カヲル|彼らがようやく幸せに]]」なれたのはある意味で皮肉であった。『Q』が初参戦の『第3次Z』([[Zシリーズ]])では先述の通り『Q』のキャラ・機体はいるだけ参戦であり、後の『[[スーパーロボット大戦V|V]]』では『Q』の要素をある程度折衷させつつ[[スパロボ補正|スパロボらしい穏便な着地]]を得ている。
;[[碇シンジ]]
 
:[[主人公]]。[[EVA初号機|初号機]]パイロット。
 
;[[綾波レイ]]
 
:[[ヒロイン]]の一人。[[EVA零号機|零号機]]パイロット。
 
;[[式波・アスカ・ラングレー]]
 
:ヒロインの一人。[[EVA弐号機|2号機]]及び[[EVA3号機|3号機]]パイロット。ユーロ空軍エース、[[軍階級|階級]]は大尉。
 
;[[真希波・マリ・イラストリアス]]
 
:ヒロインの一人。5号機パイロット。新劇場版からの新キャラクターで、『破』から登場。現時点での活躍から本作を象徴する登場人物と言える。
 
;[[碇ゲンドウ]]
 
:シンジの父親で[[NERV]]司令官。
 
;[[冬月コウゾウ]]
 
:NERV副司令。
 
;[[葛城ミサト]]
 
:[[ヒロイン]]の一人。シンジ達の保護者でもあり、また上司に当たる人物。
 
;[[赤木リツコ]]
 
:ミサトの同僚。
 
;[[加持リョウジ]]
 
:ミサトの元恋人。
 
;[[青葉シゲル]]
 
:ロン毛オペレーター。
 
;[[伊吹マヤ]]
 
:女性オペレーター。
 
;[[日向マコト]]
 
:眼鏡オペレーター。
 
;[[碇ユイ]]
 
:シンジの母親で、既に死亡している設定。
 
;[[アヤナミレイ (仮称)]]
 
:綾波レイに酷似した少女。旧世紀版の「3人目のレイ」に相当する。EVANGERION Mark.09のパイロット。『Q』に登場。
 
<!--PV2にて登場確定-->
 
  
=== [[ゼーレ]] ===
+
== 余談 ==
;[[渚カヲル]]
+
*第4作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll』は、庵野秀明氏が制作に関わった映画『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』、『シン・仮面ライダー』と共に、『'''シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース'''』としてコラボレーションプロジェクトが展開されている。4作品がコラボしたグッズが販売されたり、イベントが開催されている。
:Mark.06パイロット。[[月|月面]]に複数置いてある棺の一つから目覚める。
+
**中には[[EVA初号機]]と、『シン・ゴジラ』版[[ゴジラ]]等の4作品全主役が合体した「シン・ユニバースロボ」なる玩具も存在し、'''特撮スーツを用いたPVまで制作されている。'''
  
<!--=== [[ヴィレ]] ===-->
 
=== その他 ===
 
;[[ペンペン]]
 
:温泉ペンギン。
 
;[[洞木ヒカリ]]
 
:シンジの同級生。
 
;[[鈴原トウジ]]
 
:シンジの同級生。旧世紀版と違い[[EVA3号機]]には乗らない。
 
;[[相田ケンスケ]]
 
:シンジの同級生。
 
;鈴原サクラ
 
:トウジの妹。存在はTV版から語られていたが、実は姿を見せるのは本作が初。SRW未登場。
 
;[[ダミープラグ]]
 
:[[エヴァンゲリオン|EVA]]パイロットのバックアップシステム。
 
 
== [[登場メカ]] ==
 
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
 
*[[メカ&キャラクターリスト/L]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/モバイル]]
 
*[[メカ&キャラクターリスト/第3次Z]]
 
 
=== [[NERV]] ===
 
;[[EVA初号機|EVA試験初号機]]
 
:試験機。[[碇シンジ]]が搭乗する。
 
;[[EVA零号機|EVA試作零号機]]
 
:試作機。[[綾波レイ]]が搭乗する。
 
:;[[EVA零号機改|EVA試作零号機(改)]]
 
::零号機を改修した機体。
 
;[[EVA弐号機|EVA正規実用型2号機]]
 
:先行量産機。[[式波・アスカ・ラングレー]]、[[真希波・マリ・イラストリアス]]が搭乗する。『破』に登場。
 
;[[EVA3号機|EVA正規実用型3号機]]
 
:量産機。式波・アスカ・ラングレーが搭乗する。『破』に登場。
 
;EVA次世代試験4号機
 
:稼働時間延長用のテストベッド。姿は見られないが『破』に登場。
 
;[[EVA仮設5号機]]
 
:封印監視特化型。真希波・マリ・イラストリアスが搭乗する。『破』に登場。
 
;EVANGERION Mark.06
 
:EVA6号機。建造方法が他の[[エヴァンゲリオン|EVA]]と異なる事からMark.06と呼称される。[[渚カヲル]]が搭乗する。『破』に登場。
 
;EVANGELION Mark.04
 
:NERVが所有する非人型のEVA。『Q』にて登場。
 
;[[EVA Mark.09|EVANGERION Mark.09]]
 
:EVA9号機。[[アヤナミレイ (仮称)]]が搭乗する。外観は零号機に酷似している。『Q』にて登場。
 
;[[EVA第13号機]]
 
:複座型の機体。碇シンジと渚カヲルが搭乗する。外観は初号機に酷似している。『Q』にて登場。
 
<!--PV2にて登場確定-->
 
 
=== [[ヴィレ]] ===
 
;[[EVA改2号機]]
 
:EVA2号機を改修した機体。
 
;[[EVA8号機]]
 
:真希波・マリ・イラストリアスが搭乗する。『Q』にて登場。
 
;[[AAA ヴンダー]]
 
:ヴィレが所有する戦艦。
 
 
=== [[使徒]] ===
 
;第1の使徒
 
:詳細不明。[[渚カヲル|カヲル]]が自らを「第一の使徒」と称する台詞が存在するが……?
 
;第2の使徒
 
:旧世紀版における[[第2使徒リリス]]に当たる存在(一応、リリスの名はある)。『序』、『破』に登場。
 
;第3の使徒
 
:新劇場版オリジナルの使徒。『破』に登場。骨だけの竜のような姿。
 
;第4の使徒
 
:旧世紀版における[[第3使徒サキエル]]に当たる存在。『序』に登場。
 
;第5の使徒
 
:旧世紀版における[[第4使徒シャムシェル]]に当たる存在。『序』に登場。
 
;第6の使徒
 
:旧世紀版における[[第5使徒ラミエル]]に当たる存在。『序』に登場。
 
;[[第7の使徒]]
 
:新劇場版オリジナルの使徒。旧世紀版における[[第6使徒ガギエル]]の役割をはたす。『破』に登場。細い体と足に時計を思わせる頭部などが特徴。
 
;第8の使徒
 
:旧世紀版における第10使徒サハクィエルに当たる存在。『破』に登場。
 
;第9の使徒
 
:旧世紀版における[[第13使徒バルディエル]]に当たる存在。『破』に登場。
 
;第10の使徒
 
:旧世紀版における[[第14使徒ゼルエル]]に当たる存在。『破』に登場。
 
;第12の使徒
 
:EVANGERION Mark.06として偽装されていた使徒。『Q』に登場。
 
 
== 用語 ==
 
;ニア・サードインパクト
 
:[[サードインパクト]]とは異なるもう一つの災厄。
 
 
== 楽曲 ==
 
;主題歌
 
:;「Beautiful World」(序)
 
::
 
:;「Beautiful World -PLANiTb Acoustica Mix-」(破)
 
::
 
:;「桜流し」(Q)
 
::
 
;挿入歌
 
:;「今日の日はさようなら」(破)
 
::『第3次Z時獄篇』で採用。
 
:;「翼をください」(破)
 
::
 
;劇中BGM
 
:;「bataille decisive」(バタイユ・デシスィヴ)
 
::旧世紀版の「DECISIVE BATTLE」に当たる。『L』『第3次Z』で戦闘BGMに採用。
 
:;「Ambassadrice Rouge」(アンバサドリス・ルージュ)
 
::旧世紀版の「EVA-02」に当たる。『L』『第3次Z時獄篇』で[[式波・アスカ・ラングレー|アスカ]]の戦闘BGMに採用。
 
:;「Les Betes」(レ・ベットゥ)
 
::旧世紀版の「THE BEAST」に当たる。『L』『第3次Z時獄篇』で[[EVA初号機 (暴走)|暴走初号機]]の戦闘BGMに採用。
 
:;「Sin From Genesis」
 
::『第3次Z天獄篇』で採用。
 
:;「Gods Message」
 
::『第3次Z天獄篇』で採用。
 
 
== 登場作と扱われ方 ==
 
TV版と比べてEVAの装備がほぼ刷新されたため、『[[L]]』及び『[[第3次Z]]』ではEVAの使い勝手が大幅に変わっている。具体的には、従来近接格闘型だった初号機が射撃特化となっており、近接武装は殆どない。逆に2号機は近接武装が多く、『L』では最大射程が3という有様である。零号機はというと、パレットライフルと格闘以外の攻撃手段がなく、戦闘能力は殆ど皆無であるが、代わりに盾を含む強力な防御能力と修理機能を持ちサポート役として活躍することになる。
 
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
:初の声付き参戦。『序』と『破』が参戦で、登場人物達は『破』名義での参戦となっている。
 
:今作では[[UCW]]とも[[ADW]]とも違う世界から転移してきたのだが、その世界の存在がこの世界となじんでいない為、今作を象徴する赤い海もまた、普通の海水と混じっていない。
 
:今回はシナリオ再現の多くが分岐ルートとなっており、[[第13使徒バルディエル|第9の使徒]]までが登場。[[第14使徒ゼルエル|第10の使徒]]は登場しないが、天獄篇の予告などで存在が仄めかされている。
 
;[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇]]
 
:『破』の終盤の再現が確定した他、新たに『Q』が参戦。[[EVA弐号機|EVA改2号機]]・[[EVA8号機]]・[[EVA Mark.09]]・[[EVA13号機]]の初登場が告知されている。ちなみに『Q』は公式で「EVAとパイロットのみ登場」となっている。
 
:序盤での第10の使徒戦でのニア・サードインパクトによって[[蒼の地球]]からヱヴァの世界が切り離されるが、その後の[[プレイアデス・タウラ]]と[[ガンレオン|ガンレオン・マグナ]]の[[スフィア]]の共鳴よってシンジ達がこちらに再転移される展開となった。
 
:ちなみに「序」は、終盤戦に出て来る再生使徒軍団のためのクレジット。
 
 
=== 携帯機シリーズ ===
 
;[[スーパーロボット大戦L]]
 
:初参戦作品。参戦クレジットは『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』で、第8の使徒を撃破した所で原作再現が終了する。[[真希波・マリ・イラストリアス|マリ]]と[[EVA仮設5号機|仮設5号機]]は特別出演程度の出番しかなく、初号機の覚醒や2号機ザ・ビースト、Mark.6も無し。「13の不確定要素」(同時参戦している他の作品のことと思われる)によって、不純物が多すぎるために約束された世界ではないと断じられた。
 
:しかし、[[碇シンジ|シンジ]]達パイロットの成長は描かれ、他作品とのクロスオーバーが積極的に取り入れられるなど扱いは決して悪くはない。むしろ『Q』が公開された現在となっては、'''途中で終わらせた事で([[渚カヲル|カヲル]]の言うとおり)「彼らがようやく幸せに」なれたのは皮肉としか言い様がないだろう。'''
 
 
=== 単独作品 ===
 
;[[スーパーロボット大戦Card Chronicle]]
 
:参戦クレジットが『序』『破』と別々に表記される。マリと[[EVA仮設5号機|仮設5号機]]、そして初号機の覚醒や2号機ザ・ビーストが初参戦。
 
<!-- == 余談 == -->
 
 
== 主要スタッフ ==
 
;原作・脚本・総監督
 
:庵野秀明
 
;主・キャラクターデザイン
 
:貞本義行
 
;主・メカニックデザイン
 
:山下いくと
 
;音楽
 
:鷺巣詩郎
 
;制作
 
:スタジオカラー
 
 
== 商品情報 ==
 
=== Blu-ray ===
 
<amazon>B001VNCVTI</amazon><amazon>B002HK3HWE</amazon><amazon>B00BHO70L0</amazon>
 
=== [[DVD]] ===
 
<amazon>B0012V4WSW</amazon><amazon>B0012V4WSM</amazon><amazon>B001VNCVTS</amazon><amazon>B003N3V0XC</amazon><amazon>B001V9KBQM</amazon><amazon>B00BHO7M5O</amazon>
 
=== 書籍 ===
 
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=== 楽曲関連 ===
 
<amazon>B0016HCF86</amazon><amazon>B0027IZLKC</amazon>
 
 
== リンク ==
 
== リンク ==
 
*[http://www.evangelion.co.jp/index.html エヴァンゲリオン 公式サイト]
 
*[http://www.evangelion.co.jp/index.html エヴァンゲリオン 公式サイト]
**[http://www.evangelion.co.jp/1_0/index.html EVANGELION.CO.JP] 『序』公式サイト
+
*[http://www.evangelion.co.jp/final.html 次回 シン・エヴァンゲリオン劇場版]
**[http://www.evangelion.co.jp/2_0/index.html ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破]
+
 
**[http://www.evangelion.co.jp/3_0/index.html ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 公式サイト]
 
**[http://www.evangelion.co.jp/final.html 次回 シン・エヴァンゲリオン劇場版]
 
 
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[[Category:登場作品]]
 
[[Category:登場作品]]
 
[[Category:新世紀エヴァンゲリオン|*ゑうあんけりをんしんけきしようはん]]
 
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2024年9月12日 (木) 19:27時点における最新版

ヱヴァンゲリヲン新劇場版
シリーズ エヴァンゲリオンシリーズ
初登場SRW スーパーロボット大戦L
テンプレートを表示

ヱヴァンゲリヲン新劇場版』は、カラー制作の劇場アニメ作品

概要[編集 | ソースを編集]

テレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』のストーリーを、同作の原作者にして監督である庵野秀明氏が自ら再構築した劇場アニメ。

テレビ版『新世紀エヴァンゲリオン』から一部の設定やデザインが変更され、新しいキャラクターやエヴァンゲリオンが登場する。タイトルから「新世紀」が外されているが、これは既に「新世紀」(21世紀)に入ったためとの事。通称は『新劇』『新訳』であり、旧劇場版とは区別されている。また、庵野監督の意向もあってTV版・旧劇場版は『旧世紀版』とも呼称される。各作品名についている『序』『破』『Q(急)』とは雅楽の演奏に由来する言葉であり、起承転結と同じような意味で用いられる物語の構成方法である。

地上波においては、放送権を持つと見られる日本テレビから『金曜ロードショー』枠で放映されている。この放映ではシーンの一部がカットされる等、公開版やビデオソフト版と異なった編集がされ、タイトルには「TV版」と付いている。

『破』は興行成績40億円、『Q』は興行収入52.6億円と、SRW参戦しているロボットアニメ劇場用作品において国内史上最高記録をマークしている作品である。また、DVD・BDソフトも同様の記録を樹立しており、『序』は60万枚、『破』は80万枚を超えるセールスを達成している。その後2021年に公開され、完結編となった『シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll』(SRW未参戦)では102.3億円を記録し、ロボットアニメ劇場用作品において国内史上最高記録を達成した。余談だが2位が『Q』4位が『破』なので、トップ4の内3作をヱヴァンゲリヲン新劇場版が占めている事になる(3位は2024年公開の『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(SRW未参戦)の48.2億円)。

作品一覧[編集 | ソースを編集]

詳細は各リンク先参照。

作品名 上映開始日
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序
EVANGELION:1.0 YOU ARE (NOT) ALONE.
2007年9月1日
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破
EVANGELION:2.0 YOU CAN (NOT) ADVANCE.
2009年6月27日
ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q Quickening
EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.
2012年11月17日
シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll
EVANGELION:3.0+1.0 THRICE UPON A TIME
2021年3月8日

スパロボシリーズにおいて[編集 | ソースを編集]

初参戦の『スーパーロボット大戦L』では『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』名義で『序』と『破』がまとめられて表記されたが、次に参戦した『スーパーロボット大戦モバイル』以降は個別に表記されるようになっている。『Q』が原作サイドから完結までストーリーを扱わないでほしいということで、現時点で原作再現されていない

TV版と比べてEVAの装備がほぼ刷新されたため、『L』及び『第3次スーパーロボット大戦Z』ではEVAの使い勝手が大幅に変わっている。具体的には、従来近接格闘型だったEVA初号機が射撃特化となっており、近接武装は殆ど無い。逆にEVA弐号機は近接武装が多く、『L』では最大射程が3という有様である。EVA零号機はというと、パレットライフルと格闘以外の攻撃手段が無く、戦闘能力は殆ど皆無であるが、代わりに盾を含む強力な防御能力と修理を持ちサポート役として活躍することになる。

『L』では、EVAパイロットたちが原作以上に成長し、他作品とのクロスオーバーが積極的に取り入れられるなど扱いは決して悪くはなく、『破』の段階の途中で終わらせた事で「彼らがようやく幸せに」なれたのはある意味で皮肉であった。『Q』が初参戦の『第3次Z』(Zシリーズ)では先述の通り『Q』のキャラ・機体はいるだけ参戦であり、後の『V』では『Q』の要素をある程度折衷させつつスパロボらしい穏便な着地を得ている。

余談[編集 | ソースを編集]

  • 第4作『シン・エヴァンゲリオン劇場版:ll』は、庵野秀明氏が制作に関わった映画『シン・ゴジラ』、『シン・ウルトラマン』、『シン・仮面ライダー』と共に、『シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース』としてコラボレーションプロジェクトが展開されている。4作品がコラボしたグッズが販売されたり、イベントが開催されている。
    • 中にはEVA初号機と、『シン・ゴジラ』版ゴジラ等の4作品全主役が合体した「シン・ユニバースロボ」なる玩具も存在し、特撮スーツを用いたPVまで制作されている。

リンク[編集 | ソースを編集]