「リチャード・ヘンリー・マデューカス」の版間の差分
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2014年8月12日 (火) 18:57時点における版
リチャード・ヘンリー・マデューカス(Richard Henry Mardukas)
- 登場作品:フルメタル・パニックシリーズ
- 声優:西村知道(アニメ版)、大塚明夫(ドラマCD版)
- 種族:地球人(イギリス人)
- 性別:男
- 所属:ミスリル西太平洋戦隊
- 階級:中佐
- 役職:トゥアハー・デ・ダナン副長
- 称号:公爵(デューク)
- 主な搭乗機:トゥアハー・デ・ダナン
- キャラクターデザイン:四季童子
西太平洋戦隊で2番目に偉い人。元はイギリス海軍の優秀な潜水艦の艦長であったが上層部の意に背いた行為をしたため閑職に飛ばされていた所をミスリルにスカウトされた。
普段はトゥアハー・デ・ダナンで艦長補佐をしているが、艦長不在の有事にはかつて『公爵』とまで称された指揮能力を発揮する。亡き戦友からのプレゼントの帽子を愛用し、本気になると180°真後ろに回すのが癖。陰気で堅物な性格で、煙たがられる叱り役を自認する。実際彼のもたらす規律は乗員を幾度も救っているが、平時には空気の緩みがちな西太平洋戦隊ではいまいち浸透度が低い。ただしウィットならざるジョークも時折発揮する。
アメリカ人には「dick」と愛称を付けられるが、イギリス英語では卑猥な意味になる可哀相な人。
作品の性質上気づかれにくいが、日本語が読めず話すことも出来ない。そのため、テッサの留学の手続きのため陣代高校を訪れた際は、間違って女子更衣室に入ってしまい、即座に謝罪したものの英語だったため理解されず……という場面があった。
登場作品と役柄
Zシリーズ
- 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
- 音声初収録。西村知道氏は『Z』以来6年ぶりのスパロボ参加となる。トゥアハー・デ・ダナンのサブパイロット&テッサとの掛け合い要員。中断メッセージにも登場する。
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦J
- トゥアハー・デ・ダナンのサブパイロット。
- スーパーロボット大戦W
パイロットステータス設定の傾向
精神コマンド
人間関係
- テレサ・テスタロッサ
- 上司。亡き戦友カールの娘で、幼少期に一度会ったことがあるがテッサは覚えていない(ちなみにその時レナードは留守)。そのため、内心過保護に思っている部分もある。しかしお互いの信頼関係は厚い。
- 相良宗介
- 一部下。テッサにまとわりつく悪い虫に見えるので小舅のように敵視している面がある。『女神の来日』では疲労が溜まっていた宗介に更にプレッシャーをかけてしまい、結果的に過労で倒れる一因を作ってしまったこともある。
ドラゴンマガジンの質問コーナーでは宗介が『上司をたぶらかす部下をどうすればいい?』との質問に『スパイ疑惑があるので拷問しろ』と答えているが、どう見てもその質問者は…。 - 千鳥かなめ
- 護衛対象。ではあるが、彼女の機転と行動によってテッサを含む仲間が救われたことも多く、かなり好意的に接しており彼女の事はミズ・チドリと呼んでいる。
名台詞
- 「アイ、マム」
- 上官であるテッサへの了解の意。マム(ma'am)とは女性の上官に対する敬称を意味する。
- 「紳士諸君、戦闘だ」
- 長編『踊るベリー・メリー・クリスマス』にて。テッサが不在という状況で水中型AS・リヴァイアサン(SRW未登場)の襲撃を受ける。絶望的な状況の中、今までテッサのサポートに徹していた「公爵」の本気が目を覚ます。
迷台詞
- 「これが君の言う清潔か。」
- 短編「女神の来日(受難編)」において、宗介に教室が清潔かどうか質問し、宗介が清潔だと答えた後に窓枠を指でなぞりながら言った台詞。完全に嫁をいびる姑のそれである。この他にも流行のアイドルを知らなかった宗介を「任務に対する熱意が足りないのではないか」と叱責している。
- 「もし……万一、だ。ひとつ屋根の下で暮らすのをいいことに、君が彼女に対して、なんらかの破廉恥な行為に及んだとしたら――私は神と女王陛下に誓って、君を八つ裂きにしてやる。魚雷発射管に君を詰めて、三〇〇キロの爆薬と一緒に射出する。それだけではない。精神の均衡を失うまで『バカ歩き(シリー・ウォーク)』で基地内を行進させてから、訓練キャンプで『バナナやラズベリーで武装した敵からの護身術』の教官をやらせた挙げ句、最後は『カミカゼ・スコットランド兵』としてクレムリンに特攻させてやる。わかったな……!?」
- 短編「女神の来日(受難編)」において、一晩かけて宗介に家の掃除をさせた後来日中テッサが宗介の家に宿泊することに対して釘を刺した時の台詞。『』の中はいずれもイギリスのコメディ番組『空飛ぶモンティ・パイソン』のネタである。「女王陛下」が引き合いに出されたりと、いかにもイギリス人らしい。
それはそれとしてこの長広舌、上官を案じる副官というよりは、もはや完全に娘を嫁にやる父親のそれである。そしてこの忠告が宗介に更にプレッシャーを与えてしまい、ただでさえ疲労が溜まっている彼が後に過労で倒れる一因にもなってしまう。
TV版『ふもっふ』ではさすがに長すぎたのか、モンティ・パイソンネタは全部カットされている。第3次Zの中断メッセージにおいてもアレンジしたものが収録されている。 - 「それ見たことか!あんな若造に彼女を預けたこと自体が間違いなのだ!相良軍曹は、艦長の想い人には相応しくない。そう思わんかね?」
- 短編「女神の来日(受難編)」において、宗介が過労で倒れたことを報告してきた部下に対しての台詞。しかし彼が倒れたのはミスリルへの報告書や学校の宿題でロクに睡眠も取っていない時にテッサの護衛を押し付けられたことが主であるが上記のマデューカスが宗介に与えたプレッシャーも彼が過労で倒れる原因の一つであることには当然ながら全く気付いていない。ちなみに報告をしに来た部下はこの後、マデューカスによる愚痴と話から逸れたお説教を長々と聞かされる羽目になっていた。