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*メカニックデザイン:さとうけいいち
 
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謎に包まれた最後の[[ザ・ビッグ]]。作り物であるパラダイムシティを全て無に還しやり直すための存在であり、世界を作り出し脚本する存在から遣われた羽を失ったザ・ビッグ。
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謎に包まれた最後の[[ザ・ビッグ]]。作り物である[[パラダイムシティ]]を全て無に還しやり直すための存在であり、世界を作り出し脚本する存在から遣われた羽を失ったザ・ビッグ。
  
[[ビッグ・オー]]と同一のフォルムを持ち、性能も同等。最大の外見的特徴はそのカラーリングで、まるでビッグ・オーの色彩を反転させたかのような(単純な色の置換ではなく、文字通りに反転した)不気味なカラーと、ドクロが露出したかのような恐ろしい形相の顔面部。また、ドミュナスである[[エンジェル]]同様、背中に翼をもがれたような痕跡がある。
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[[ビッグ・オー]]と同一のフォルムを持ち、性能も同等。最大の外見的特徴はそのカラーリングで、まるでビッグ・オーの色彩を反転させたかのような(単純な色の置換ではなく、文字通りに反転した)不気味なカラーと、ドクロが露出したかのような恐ろしい形相の顔面部。また、[[ドミュナス]]である[[エンジェル]]同様、背中に翼をもがれたような痕跡がある。
 
 
ザ・ビッグとしての役割は世界そのもののリセットであり、通過したもの全ての存在を抹消する恐るべき力を秘めている。
 
  
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ザ・ビッグとしての役割は世界そのもののリセットであり、通過したもの全ての存在を抹消する恐るべき力を秘めている。<br/>
 
存在する世界は消失し、白い地平と白い空があるだけの、役者や装置を配置する前の状況……つまりは何もない、ただの舞台に戻る。足を一歩踏み出す前に、足の下を含む周囲の空間が消え去り、白い地平としての大地が現れる。また、世界に存在するものからの干渉は、全て無意味となるという無茶苦茶な存在。言って見れば「登場作品の世界そのものをリセットする」という半分メタの領域に踏み込んだ機体である。
 
存在する世界は消失し、白い地平と白い空があるだけの、役者や装置を配置する前の状況……つまりは何もない、ただの舞台に戻る。足を一歩踏み出す前に、足の下を含む周囲の空間が消え去り、白い地平としての大地が現れる。また、世界に存在するものからの干渉は、全て無意味となるという無茶苦茶な存在。言って見れば「登場作品の世界そのものをリセットする」という半分メタの領域に踏み込んだ機体である。
  
Act:26にて、[[パラダイムシティ]]の創造者(クリエイター)であるエンジェルがメモリーとしての存在に気づき、あるべき場所……即ち「40年前の破滅の世界」へ帰ろうとしたために覚醒。彼女の持つ消滅への意志のままにパラダイムシティのリセットを試みたが、一世一代のネゴシエイションに臨んだ[[ロジャー・スミス|ロジャー]]によって消滅の意志が停止、それに伴い機能を停止した。
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Act:26にて、パラダイムシティの創造者(クリエイター)であるエンジェルがメモリーとしての存在に気づき、あるべき場所……即ち「40年前の破滅の世界」へ帰ろうとしたために覚醒。彼女の持つ消滅への意志のままにパラダイムシティのリセットを試みたが、一世一代のネゴシエイションに臨んだ[[ロジャー・スミス|ロジャー]]によって消滅の意志が停止、それに伴い機能を停止した。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
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;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
 
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:2nd SEASON最終話を踏襲する形で登場。ロジャー以外の味方は一回戦闘すると離脱、という[[ゾヌーダロボ]]のような特殊な状況での戦いとなる。第3次αやWの経験者は同じ感覚で戦ってかまわない。
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:「ビッグヴィヌス」表記。原作『2nd SEASON』最終話を踏襲する形で登場。ロジャー以外の味方は一回戦闘すると離脱、という[[ゾヌーダロボ]]のような特殊な状況での戦いとなる。第3次αやWの経験者は同じ感覚で戦って構わない。
:なお、撃破時には他のメガデウスと異なり、内部から光を放って消え去る、という特殊な演出が組まれている。
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:撃破時には他のメガデウスと異なり、内部から光を放って消え去る、という特殊な演出が組まれている。
 
:今回は原作における「世界を脚本し、演出する存在」の立ち位置に[[太極]]が当てられており、リセットの対象がパラダイムシティから世界全土に広がっている(原作ではシティ=世界なのである意味原作準拠ともいえる)。
 
:今回は原作における「世界を脚本し、演出する存在」の立ち位置に[[太極]]が当てられており、リセットの対象がパラダイムシティから世界全土に広がっている(原作ではシティ=世界なのである意味原作準拠ともいえる)。
  
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デザインを担当したさとうけいいち氏の設定画では全身が灰色、顔が黒、顎が銀色に塗られているが、片山一良監督の編集ミスが原因で機体の色が反転してしまったという逸話がある。
 
デザインを担当したさとうけいいち氏の設定画では全身が灰色、顔が黒、顎が銀色に塗られているが、片山一良監督の編集ミスが原因で機体の色が反転してしまったという逸話がある。

2014年5月11日 (日) 22:24時点における版

ビッグ・ヴィヌス(Big-Vinus)

謎に包まれた最後のザ・ビッグ。作り物であるパラダイムシティを全て無に還しやり直すための存在であり、世界を作り出し脚本する存在から遣われた羽を失ったザ・ビッグ。

ビッグ・オーと同一のフォルムを持ち、性能も同等。最大の外見的特徴はそのカラーリングで、まるでビッグ・オーの色彩を反転させたかのような(単純な色の置換ではなく、文字通りに反転した)不気味なカラーと、ドクロが露出したかのような恐ろしい形相の顔面部。また、ドミュナスであるエンジェル同様、背中に翼をもがれたような痕跡がある。

ザ・ビッグとしての役割は世界そのもののリセットであり、通過したもの全ての存在を抹消する恐るべき力を秘めている。
存在する世界は消失し、白い地平と白い空があるだけの、役者や装置を配置する前の状況……つまりは何もない、ただの舞台に戻る。足を一歩踏み出す前に、足の下を含む周囲の空間が消え去り、白い地平としての大地が現れる。また、世界に存在するものからの干渉は、全て無意味となるという無茶苦茶な存在。言って見れば「登場作品の世界そのものをリセットする」という半分メタの領域に踏み込んだ機体である。

Act:26にて、パラダイムシティの創造者(クリエイター)であるエンジェルがメモリーとしての存在に気づき、あるべき場所……即ち「40年前の破滅の世界」へ帰ろうとしたために覚醒。彼女の持つ消滅への意志のままにパラダイムシティのリセットを試みたが、一世一代のネゴシエイションに臨んだロジャーによって消滅の意志が停止、それに伴い機能を停止した。

登場作品と操縦者

Zシリーズ

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
「ビッグヴィヌス」表記。原作『2nd SEASON』最終話を踏襲する形で登場。ロジャー以外の味方は一回戦闘すると離脱、というゾヌーダロボのような特殊な状況での戦いとなる。第3次αやWの経験者は同じ感覚で戦って構わない。
撃破時には他のメガデウスと異なり、内部から光を放って消え去る、という特殊な演出が組まれている。
今回は原作における「世界を脚本し、演出する存在」の立ち位置に太極が当てられており、リセットの対象がパラダイムシティから世界全土に広がっている(原作ではシティ=世界なのである意味原作準拠ともいえる)。

装備・機能

武装・必殺武器

スペック上、同型機であるビッグ・オーの武装はファイナルステージ含め全て使用可能だが、役割が役割だけに戦闘を行った描写はない。

消滅の光
唯一武装として登録されている攻撃。口部から光を放って背景を消滅させ、重い足取りでゆっくりと敵の前に歩み寄り、全身から光を放ってその存在を無へと消し去る(回避してもユニットは離脱してしまうので結果は同じ)。

特殊能力

オールキャンセラー

移動タイプ

空適応はB。

サイズ

M

対決・名場面

VSビッグ・オー

余談

デザインを担当したさとうけいいち氏の設定画では全身が灰色、顔が黒、顎が銀色に塗られているが、片山一良監督の編集ミスが原因で機体の色が反転してしまったという逸話がある。