「ルーザ・ルフト」の版間の差分
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2014年3月12日 (水) 00:46時点における版
ルーザ・ルフト(Louser Luft)
アの国の地方領主ドレイク・ルフトの妻。ビショット・ハッタと不倫関係にある。
野心旺盛な男達を手玉に取り、ゆくゆくは自らがバイストン・ウェルの全てを手中に収めんとしていた恐るべき女性。また、自ら腹を痛めて産んだ実の娘リムルへの愛情は殆どなかった。
最終決戦では「戦いの元凶」としてその命を奪いに来たリムルを事もなく返り討ちにしたが、その直後にリムルの命の光を感じて現れたニー・ギブンにより、生身でボチューンのオーラバルカンに撃たれ死亡した。最期の瞬間は娘殺しの言い訳も命乞いもなく、ただニーから「お前」と呼ばれたことに憤るという、傲慢とも取れる気位の高さをむき出しにしていた。
登場作品と役柄
旧シリーズ
- 第4次スーパーロボット大戦
- 初出演作品。ビショットと一緒にゲア・ガリングに乗っている。マップ「ビヨン・ザ・トッド」におけるビショットとの会話シーンが最後の登場で、その後どうなったのかは不明。
- 第4次スーパーロボット大戦S
- 第4次と一緒。
- スーパーロボット大戦F
- 第4次同様、ビショットと一緒にゲア・ガリングに乗っている非戦闘要員。
- スーパーロボット大戦F完結編
- 男子のメンツに拘るビショットの手綱をうまいこと握っている。「異質なるモノへの挽歌」では「夫は自ら私を殺したいだろうからビショット殿の身は当分安全だ」というようなことを言うが、結局ロンド・ベルにゲア・ガリングを沈められビショットともども死亡した。
COMPACTシリーズ
αシリーズ
人間関係
- ドレイク・ルフト
- 夫。終盤のモノローグでは名指しで「ルーザこそ戦いの元凶」などと発言している。
- リムル・ルフト
- 娘。最終的には自ら手にかける。ちなみに、ルーザは実の娘であるリムルから「女として許せぬ存在」「すべての混乱の元」と断罪されている。
- ビショット・ハッタ
- 不倫相手。
- ニー・ギブン
- 娘の恋人。最終的には彼の手によって、ルーザは討たれた。
他作品との人間関係
名台詞
- 「親が子を殺せると思いますか?」
- シルキー・マウを奪還しようとしたショウ・ザマに対して実の娘であるリムルにナイフを突きつけ、脅迫し撤退させた後のリムルに対しての台詞。後に本当に殺してしまうので洒落になっていない。
- 「手玉に取られた男共が悪いとは考えぬのか」
- リムルに短剣で迫られたときの台詞。それを分からないリムルを「偉そうなことを言っても、まだまだ子どもねえ」、さらには「ガキ」と蔑んだ。
- 「ガキが!」
- こう言ってリムルに花瓶を投げつけ、なおも向かってくるリムルを隠し持っていた拳銃で殺害。しかもこれ見よがしに構えて見せ、気を取られたリムルの額を躊躇なく撃ち抜くという、役者が違うのだと言わんばかりのやり方であった。
- 「他人にお前呼ばわりされる私ではない。私はルーザ、ルーザ・ルフトである!」
- リムルを失い激昂したニーに「母親のお前が我が子を殺したのか」と聞かれての返事。お前呼ばわりされたことへの抗議とも言えるし、余所者に己の行為を非難されたことへの反発とも言えそうだが、この後ニーの乗るボチューンに部屋ごと爆破されて死亡。彼女もまた富野作品における、死に際に激しく自己主張した一人であった。
なお、死に際とは関係ないが、同作品のジャコバや「イデオン」のシェリルも呼び方に反発して「私は○○だ」と怒りを示していた。