「オーデルバックラー」の版間の差分

提供: スーパーロボット大戦Wiki
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
(9人の利用者による、間の20版が非表示)
1行目: 1行目:
==XATH-11TC オーデルバックラー (ORDER BUCKLER) ==
+
{{登場メカ概要
*[[登場作品]]:[[ボトムズシリーズ]]
+
| 登場作品 = [[ボトムズシリーズ]]
**[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端]]
+
*{{登場作品 (メカ)|装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端}}
*分類:ヘビィ級[[アーマード・トルーパー]](AT)
+
| デザイン = {{メカニックデザイン|出渕裕}}
*形式番号:XATH-11TC
+
| 初登場SRW = {{初登場SRW (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
*[[全長一覧|全高]]:4.319m
+
| SRWでの分類 = [[機体]]
*乾燥重量:8,154kg
+
}}
*巡航走行速度:46.0km/h
+
 
*限界走行速度:80.5 km/h
+
{{登場メカ概要
*最大出力:320Hp
+
| タイトル = スペック
*PR液総量(予備):194リットル(40リットル)
+
| 分類 = ヘビィ級[[アーマード・トルーパー]]
*開発者:[[マーティアル]]
+
| 生産形態 = 改修機
*所属:マーティアル
+
| 型式番号 = [[型式番号::XATH-11TC]]
*主なパイロット:[[テイタニア・ダ・モンテウェルズ]]
+
| 全高 = 4.319 m
*メカニックデザイン:出渕裕
+
| 乾燥重量 = 8.154 t
 +
| 基本待機重量 = 8.420 t
 +
| 最大出力 = 320 Hp
 +
| 最大トルク = 65 kg/m
 +
| マッスルシリンダー = 2P-MM-S4
 +
| ポリマーリンゲル液 = DT-MS2
 +
| 巡航速度 = 46.0 km/h
 +
| 最高走行速度 = 80.5 km/h
 +
| 装甲厚 = 7-18 mm
 +
| PR液総量 = 194リットル
 +
;予備
 +
:40リットル
 +
| 原型機 = '''[[エルドスピーネ]]'''
 +
| 開発 = マーティアル
 +
| 所属 = {{所属 (メカ)|マーティアル}}
 +
| 乗員人数 = 1名
 +
| 主なパイロット = [[パイロット::テイタニア・ダ・モンテウェルズ]]
 +
}}
 +
'''オーデルバックラー'''は『[[装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端]]』の[[登場メカ]]
 +
== 概要 ==
 +
[[マーティアル]]の聖地であるアレギウムの防衛を担う階位『秩序の盾』の名を関する指揮官用高性能[[アーマード・トルーパー|AT]]。
  
[[マーティアル]]の聖地であるアレギウムの防衛を担う階位『秩序の盾』の名を関する指揮官用高性能AT。<br />
 
 
[[エルドスピーネ]]をベースに[[ネクスタント]]であるテイタニア専用に改造されたカスタム機で、頭部とカメラアイの変更によって[[ストライクドッグ]]を彷彿とさせる外見となっている他、降着機能を備えていないのが大きな特徴である。また、左肩には盾と一体化した電磁式パイルバンカーを新たに装備している。
 
[[エルドスピーネ]]をベースに[[ネクスタント]]であるテイタニア専用に改造されたカスタム機で、頭部とカメラアイの変更によって[[ストライクドッグ]]を彷彿とさせる外見となっている他、降着機能を備えていないのが大きな特徴である。また、左肩には盾と一体化した電磁式パイルバンカーを新たに装備している。
  
ATに代わる兵器として開発されたネクスタントがATに乗るということ自体が本末転倒なことであるが、その実態はネクスタントの補助脳と連動することで、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]ですらまったく歯がたたないほどの戦闘能力を発揮させる化け物じみた超高性能機であり、[[ヴィアチェフラフ・ダ・モンテ=ウェルズ|モンテウェルズ]]はその圧倒的な力によって[[異能生存体|触れ得ざる者]]であるキリコを抹殺し、教団の権威を永劫のものとすることを目論んでいた。
+
ATに代わる兵器として開発されたネクスタントがATに乗るということ自体が本末転倒なことであるが、その実態はネクスタントの補助脳と連動することで、[[キリコ・キュービィー|キリコ]]ですらまったく歯がたたないほどの戦闘能力を発揮させる化け物じみた超高性能機であり、[[ヴィアチェフラフ・ダ・モンテ=ウェルズ|モンテウェルズ]]はその圧倒的な力によって[[異能生存体|触れ得ざる者]]であるキリコを抹殺し、教団の権威を永劫のものとすると共に、ネクスタントの力=補助脳の力を新たな信仰の対象とすることを目論んでいた。
  
補助脳を強制作動させたことで、モンテウェルズの意図した通りキリコの[[バーグラリードッグ]]の撃破に成功するが、キリコが意識を失いながらも放ったアーマーマグナムの銃弾が跳弾となって破損した装甲の隙間に入り込み、撃墜される。
+
補助脳を強制作動させたことで、モンテウェルズの意図した通りキリコの[[バーグラリードッグ]]の撃破に成功するが、キリコが意識を失いながらも放ったアーマーマグナムの銃弾が跳弾となって破損した装甲の隙間に入り込みテイタニアの補助脳を直撃、これを完全に破壊されてしまったことで敗北を喫する。まさに、奇跡としか言いようのない偶然にモンテウェルズは廃人同様になるほどに意気消沈し、マーティアルの権威は名実ともに失墜することになる。
  
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
== 登場作品と操縦者 ==
 
=== [[Zシリーズ]] ===
 
=== [[Zシリーズ]] ===
;[[第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇]]
+
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇}}
:
+
:初登場作品。登場は分岐シナリオとDLCシナリオでのみ。
 +
;{{参戦作品 (メカ)|第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇}}
 +
:38話からテイタニアの搭乗機として登場。原作小説版を意識したのかは不明。テイタニア自身の能力もあって非常に強力。
 +
:また、量産されたのかマーティアルの切り札として複数機が登場する。乗っているのは「[[ネクスタント]]」という名の[[一般兵]]だが、テイタニア同様「戦闘プログラム」をはじめ、[[闘争心|様]][[サイズ差補正無視|々]][[カウンター|な]][[ガード|特]][[地形利用|殊]][[援護攻撃|技能]]をデフォルトで所持しているので侮れない。
 +
:ちなみに、本作でテイタニアが搭乗している機体も、本来は彼らの搭乗機だったものを戦闘の混乱のどさくさにテイタニアが鹵獲したものである。
  
 
== 装備・機能 ==
 
== 装備・機能 ==
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
 
=== 武装・[[必殺武器]] ===
==== 格闘兵装 ====
 
 
;アームパンチ
 
;アームパンチ
 
:右腕に装備。[[スコープドッグ]]にはないナックルガードを備えている。
 
:右腕に装備。[[スコープドッグ]]にはないナックルガードを備えている。
 +
:[[第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇|天獄篇]]における宇宙戦闘ではザイルスパイドを併用する。
 
;パイルバンカー
 
;パイルバンカー
 
:左肩に装備。アームパンチと合わせてバーグラリードッグを散々に打ちのめした。
 
:左肩に装備。アームパンチと合わせてバーグラリードッグを散々に打ちのめした。
 +
:使用時に背景が切り替わり、アサルト・コンバットを彷彿とさせる。
 +
:敵側と味方側ではモーションに若干の違いがある。
 +
;StG-5A シュトゥルムゲーベル改
 +
:シュトゥルムゲーベルの改良型ライフル。
  
==== 射撃兵装 ====
+
=== [[特殊能力]] ===
;StG-5A シュトゥルムゲーベル改
+
;盾装備
:
+
:[[シールド防御]]を発動。
  
<!-- === [[特殊能力]] === -->
 
 
=== 移動タイプ ===
 
=== 移動タイプ ===
 
;[[陸]]
 
;[[陸]]
46行目: 72行目:
 
=== [[サイズ]] ===
 
=== [[サイズ]] ===
 
;S
 
;S
:[[第3次Z時獄篇]]
+
:
  
== [[BGM|機体BGM]] ==
+
== 機体BGM ==
;炎のさだめ
+
;「炎のさだめ」
 
:TVシリーズのOPテーマ。
 
:TVシリーズのOPテーマ。
  
== 対決・名場面など ==
+
== 対決・名場面 ==
 
;黄金の脳髄
 
;黄金の脳髄
 
:父と決別し一人の戦士としてキリコとの決着を望んだテイタニアは、あえて補助脳を作動させずにキリコと互角の激闘を演じる。そんなテイタニアに業を煮やしたモンテウェルズは彼女の身の危険も顧みずに補助脳を外部から強制作動させる。
 
:父と決別し一人の戦士としてキリコとの決着を望んだテイタニアは、あえて補助脳を作動させずにキリコと互角の激闘を演じる。そんなテイタニアに業を煮やしたモンテウェルズは彼女の身の危険も顧みずに補助脳を外部から強制作動させる。
 
:狂戦士と化したテイタニアの前に、キリコはアームパンチを掠らせただけに終わり、機体から投げ出されてしまう。
 
:狂戦士と化したテイタニアの前に、キリコはアームパンチを掠らせただけに終わり、機体から投げ出されてしまう。
 
+
{{DEFAULTSORT:おおてるはつくらあ}}
== 関連機体 ==
 
;XATH-11 [[エルドスピーネ]]
 
:ベース機。
 
 
[[category:登場メカあ行]]
 
[[category:登場メカあ行]]
 
[[category:ボトムズシリーズ]]
 
[[category:ボトムズシリーズ]]
{{DEFAULTSORT:おおてるはつくらあ}}
 

2023年1月18日 (水) 15:45時点における最新版

オーデルバックラー
登場作品

ボトムズシリーズ

デザイン 出渕裕
初登場SRW 第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
SRWでの分類 機体
テンプレートを表示
スペック
分類 ヘビィ級アーマード・トルーパー
生産形態 改修機
型式番号 XATH-11TC
全高 4.319 m
乾燥重量 8.154 t
基本待機重量 8.420 t
最大出力 320 Hp
最大トルク 65 kg/m
マッスルシリンダー 2P-MM-S4
ポリマーリンゲル液 DT-MS2
巡航速度 46.0 km/h
最高走行速度 80.5 km/h
装甲厚 7-18 mm
PR液総量

194リットル

予備
40リットル
原型機 エルドスピーネ
開発 マーティアル
所属 マーティアル
乗員人数 1名
主なパイロット テイタニア・ダ・モンテウェルズ
テンプレートを表示

オーデルバックラーは『装甲騎兵ボトムズ 赫奕たる異端』の登場メカ

概要[編集 | ソースを編集]

マーティアルの聖地であるアレギウムの防衛を担う階位『秩序の盾』の名を関する指揮官用高性能AT

エルドスピーネをベースにネクスタントであるテイタニア専用に改造されたカスタム機で、頭部とカメラアイの変更によってストライクドッグを彷彿とさせる外見となっている他、降着機能を備えていないのが大きな特徴である。また、左肩には盾と一体化した電磁式パイルバンカーを新たに装備している。

ATに代わる兵器として開発されたネクスタントがATに乗るということ自体が本末転倒なことであるが、その実態はネクスタントの補助脳と連動することで、キリコですらまったく歯がたたないほどの戦闘能力を発揮させる化け物じみた超高性能機であり、モンテウェルズはその圧倒的な力によって触れ得ざる者であるキリコを抹殺し、教団の権威を永劫のものとすると共に、ネクスタントの力=補助脳の力を新たな信仰の対象とすることを目論んでいた。

補助脳を強制作動させたことで、モンテウェルズの意図した通りキリコのバーグラリードッグの撃破に成功するが、キリコが意識を失いながらも放ったアーマーマグナムの銃弾が跳弾となって破損した装甲の隙間に入り込みテイタニアの補助脳を直撃、これを完全に破壊されてしまったことで敗北を喫する。まさに、奇跡としか言いようのない偶然にモンテウェルズは廃人同様になるほどに意気消沈し、マーティアルの権威は名実ともに失墜することになる。

登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]

Zシリーズ[編集 | ソースを編集]

第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇
初登場作品。登場は分岐シナリオとDLCシナリオでのみ。
第3次スーパーロボット大戦Z天獄篇
38話からテイタニアの搭乗機として登場。原作小説版を意識したのかは不明。テイタニア自身の能力もあって非常に強力。
また、量産されたのかマーティアルの切り札として複数機が登場する。乗っているのは「ネクスタント」という名の一般兵だが、テイタニア同様「戦闘プログラム」をはじめ、技能をデフォルトで所持しているので侮れない。
ちなみに、本作でテイタニアが搭乗している機体も、本来は彼らの搭乗機だったものを戦闘の混乱のどさくさにテイタニアが鹵獲したものである。

装備・機能[編集 | ソースを編集]

武装・必殺武器[編集 | ソースを編集]

アームパンチ
右腕に装備。スコープドッグにはないナックルガードを備えている。
天獄篇における宇宙戦闘ではザイルスパイドを併用する。
パイルバンカー
左肩に装備。アームパンチと合わせてバーグラリードッグを散々に打ちのめした。
使用時に背景が切り替わり、アサルト・コンバットを彷彿とさせる。
敵側と味方側ではモーションに若干の違いがある。
StG-5A シュトゥルムゲーベル改
シュトゥルムゲーベルの改良型ライフル。

特殊能力[編集 | ソースを編集]

盾装備
シールド防御を発動。

移動タイプ[編集 | ソースを編集]

サイズ[編集 | ソースを編集]

S

機体BGM[編集 | ソースを編集]

「炎のさだめ」
TVシリーズのOPテーマ。

対決・名場面[編集 | ソースを編集]

黄金の脳髄
父と決別し一人の戦士としてキリコとの決着を望んだテイタニアは、あえて補助脳を作動させずにキリコと互角の激闘を演じる。そんなテイタニアに業を煮やしたモンテウェルズは彼女の身の危険も顧みずに補助脳を外部から強制作動させる。
狂戦士と化したテイタニアの前に、キリコはアームパンチを掠らせただけに終わり、機体から投げ出されてしまう。