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2022年9月12日 (月) 08:16時点における最新版
ライデン(gfk)512E2 | |
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登場作品 | |
デザイン | カトキハジメ |
初登場SRW | スーパーロボット大戦K |
SRWでの分類 | 機体 |
スペック | |
---|---|
分類 | 第3世代バーチャロイド・ライデン系列 S.H.B.V.D.専用カスタマイズ機 |
型式番号 | Svt.gfk-512-E2 |
頭頂高 | 18 m前後 |
OS | M.S.B.S.バージョン8.5 |
所属 | S.H.B.V.D. |
主なパイロット | レドン |
ライデン(gfk)512E2は『電脳戦機バーチャロン マーズ』の登場メカ。
概要[編集 | ソースを編集]
特殊重戦闘バーチャロイド大隊「S.H.B.V.D.」が制式採用する、重戦闘バーチャロイドのカスタマイズ機。
第3プラント「アダックス」製の第3世代ライデン系列機の基幹機種「ライデン512E2」に準拠する、バズーカを装備したライデン系列の標準機体。
繊細、かつ大胆な機体構造とその鮮烈なデビューから「芸術品」とすら評された第2世代型バーチャロイド(VR)ライデンは、 V.C.a6年以降に開闢した新たなる戦場「火星戦線」において、アダックスの手になる第3世代型VRとして新生した。
過酷な火星戦線の環境に対応するため、アダックスが得意とするところの「ユニット・スケルトン・システム(USS)」を採入れたライデンは、 かつての繊細さと万能性を失いながらも、欠かす事の出来ない重戦闘VRとしての役割を補填、新たなる戦線へその存在感を示していた。
本機はS.H.B.V.D.が制式採用するに際し、「gfkフレーム」と呼称される独自規格の高性能フレームを採用。 この仕様変更による影響は絶大で、外見こそ通常の商用機体「HBV-512 ライデン」と酷似しているものの、 その性能はおおよそ比肩し得るべくもない高性能機として仕上げられている。
規格外の性能に加え、S.H.B.V.D.の操手が搭乗する本機の戦闘能力はV.C.a9年現在、 特捜機動部隊「MARZ」の装備するVRと比較しても、勝るとも劣らぬ域に達している。
(※HBV-502/HBV-512/Svt.gfk-512-E2 ライデン 機体解説より引用)
原作である『電脳戦機バーチャロン マーズ』中盤で、ギル (バーチャロン)少尉機と共にダイモンからの刺客として対峙する。
本来のライデン系列以上に高い火力と作中最硬クラスの重装甲、さらに身軽なテムジン系列機体に匹敵する機動性を兼ね備えており、「テムジンゲー」として名高い(?)MARZにおいて、テムジン747Jと双璧を為すインチキ機体でもある。ギルのgfk-E1ほどではないにしろ、こちらも凄まじい硬さでやはり装甲値が747Jの1.5倍くらいある上E1ともどもテムジン並みに足が速い。
作中では常にギル少尉とコンビを組む形でプレイヤーに立ちはだかる。 レドン軍曹はレーザーを主体とした、プレイヤーの隙を突く援護射撃をメインに畳み掛けてくる。 僚機と2vs2で戦闘する初戦はともかく、1vs2を強制される最終決戦においては、 MARZオリジナルの高性能機体を使用しない場合、苦戦どころでない苦行を強いられる可能性大である。
レーダーを見ながらギルに近接攻撃を空振りさせ、その隙にレドンに攻撃を集中させて先に撃破、その後じっくりギルを料理する・・・というのが有効な戦法といえばそうなのだが、できるかどうかは別問題。
各員、心せよ。
登場作品と操縦者[編集 | ソースを編集]
携帯機シリーズ[編集 | ソースを編集]
- スーパーロボット大戦K
- 初登場作品。レドンの搭乗機。
装備・機能[編集 | ソースを編集]
武装・必殺攻撃[編集 | ソースを編集]
武装[編集 | ソースを編集]
ライデン(gfk)-512-E2の主兵装は以下の3点。スパロボでは、これらのモーション単体や組み合わせで戦闘アニメが構成されている。
- 右腕保持装備・バズーカ・ランチャー Zig-21
- ライデンシリーズ伝統の実体弾バズーカ。射程や威力に優れ、連射や誘導性能もある程度備えている優秀な武装。
- 左腕内部兵装・Gボム G-09
- 左腕部より投擲する自走式爆弾。信管が作動すると楕円状の爆風を発生させる。威力もそれなりに高いが、攻めの起点や牽制に多用される。また、大半の機体がヒット時にノックバックを起こす(怯む)、またはダッシュ速度が低下するために近距離に寄ってきた敵機を足止めするのにも有効(フェイ・イェンシリーズやテムジン747Fなど怯まずに突っ込んでくる機体もいるが)。
- 中央兵装・バイナリー・ロータス
- ライデンの代名詞ともいえる大出力レーザーユニット。装甲の脆弱なバーチャロイドなら一撃で沈めるほどの高出力レーザーを照射する。S.H.B.V.D.の現指揮官、「ミミー・サルペン大尉」は過去にこの武装の原型であり、第一世代型ライデンに搭載されたレーザー照射ユニット「Ali-02r」で地球上から衛星軌道上の人工衛星を狙撃、撃墜するという恐ろしい行動をやらかしている。第一世代型でこの破壊力と射程距離(最低500km以上は届くということになる)、ということからもこの武装の恐ろしさがわかるだろう。
- 原作シリーズでは普通に撃ってもまず当たらないため、相手の進路を先読みして進行方向に「置く」ように撃つ使い方が一般的。また、照射板展開後から発射直前まではダッシュ等の動作で発射をキャンセルできる(通称パカキャン。文字通り肩がパカパカと開閉することより)ため、これを利用して「あえて撃たず、しかしいつでも撃てることを示して相手にプレッシャーをかける」という心理戦法もある。
- なお、512E系ライデンには中央兵装(CW)に近接攻撃武器が仕込まれていない(前世代、502型にはフラグメント・クローという大型クローが搭載されていたが、これはSRW未登場の512A型へ分配された)。
- 逆に言えば「至近距離でもレーザーが撃てる」ため、「E系ライデンのレーザーは近接武器」「肩から出る射程無限のビームトンファー」等と言われることもある(さらにこれを利用して近接コンボにレーザーを組み込む猛者もいる)。
- また、機体の真正面には当たり判定が無いため相手の機体サイズがよほど大きくないかぎりすり抜けてしまうこともある。
技[編集 | ソースを編集]
- バズーカ・ランチャー Zig-21
- ダッシュRW。直進方向への弾頭2連射。残念ながら発射音は原作準拠ではない。
- Gボム G-09
- 立ちLW。Gボムを1個投げる。戦闘デモ中では一直線に敵機めがけて飛行するが、原作では投擲後、地面を滑走してある程度敵機を追尾する武器である。
- バイナリー・ロータス
- 立ちTCW。両肩からレーザーを放つ。『K』では通常武装とMAP兵器版が実装されており、MAP兵器版は最大出力で放つ。外周部が回転して見えることから通称「スパイラルレーザー」とも。
- スパロボでも非常に厄介な存在であり、特にMAP兵器はマップの壁すら透過する原作以上のインチキ性能を誇る(原作は壁が破壊できないため、どんな武器も壁に当たればそこで止まる)。
機体BGM[編集 | ソースを編集]
- 「Strike Blue」
- バーチャロイド系汎用曲で、電脳戦機バーチャロン マーズのミッションBGM。敵軍機体なので仕方ないが、テーマ曲「Into the Crimson'03」が未収録なのが惜しまれる。
関連機体[編集 | ソースを編集]
- ライデン(gfk)512E1
- 同系列機体の武装変更によるバリエーション機種。こちらは指揮官バージョン。
- ライデン512E1
ライデン512E2 - 一般の商用量産型。シャドウとしてのみ登場。
余談[編集 | ソースを編集]
- 前述の通り、特殊部隊仕様であるものの量産機という設定から、原作ではレドン軍曹搭乗のダークブルーの機体以外にも数機の同系機体が登場する。
- 本機の元である一般機体のライデンは、機動性が劣悪なため救済措置としてダッシュ中の方向転換(バーティカルターン)を瞬時にキビキビと行うことが出来る。この特徴は機動性が増した本機でも消えずに残っており、インチキぶりに輪をかけている。(テムジン747Jですら、瞬間的な方向転換は行えない。テムジン系でそれができるのは例のアレとSRW未登場のテムジン707J/SFくらいである)