「ウィリアム・デイヴィス」の版間の差分
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== 名台詞 == | == 名台詞 == |
2013年7月8日 (月) 09:51時点における版
ウィリアム・デイヴィス(William Davis)
- 登場作品:HEROMAN
- 声優:保村真
- 種族:地球人(アメリカ人)→スクラッグ
- 性別:男
- 年齢:10代後半
- 身長:---cm
- 体重:---kg
- 所属:民間人→スクラッグ→不明
- キャラクターデザイン:コヤマシゲト
リナの兄であり、スクールの上級生。体格の良さからアメフト部に所属し、性格は粗暴かつ自己中心的。要するに典型的な「ガキ大将」・「ジョックス」であり、ニックを初めとする同じ学校の男子学生の何人かを取り巻きとして引き連れている。シスターコンプレックスに近いほどの愛情を妹のリナに向けているせいか、彼女と仲が良いジョーイをたびたび嫌がらせしていた。サイとはアメフト部からライバル関係を築いていたが、自分の強引なパスが原因でサイが試合中に左足を傷めたことを機に互いに気まずくなってしまう。ただ、その件に関しては罪悪感と責任を感じており、自らキャプテンの座を降りている。
そんな中、ジョーイがヒーローマンと共に活躍している事に嫉妬し、自分がヒーローマンよりも強いことを誇示しようと取り巻きのニックと共にスクラッグの母艦に侵入したが、運悪く捕まってしまい、スクラッグ兵士として洗脳・改造されてしまう。その後、ジョーイ達に立ちふさがり、戦いを繰り広げたが、リナの呼び掛けによって自力で洗脳を解き放った。だが、自業自得という形でスクラッグという化け物になったウィルは、「元の人間社会で生活する事は出来ない」とリナに告げ姿を眩ます。
その後彼は人知れず、スクラッグの技術を極秘で研究していた施設を次々に襲撃しては破壊する。目的はあくまでスクラッグがもたらした負の遺産を自分の手で破壊するだけであり、それを研究している人間に対して極力危害を加えず、加えて人気の無い深夜帯にのみ起こし、万一姿を見られても騒ぎが起こらぬようにコートとハットで人間に偽装するなど注意を払っていた。 センターシティでジョーイ達と再会したときも、デントンが所有するスクラッグの技術を用いた音波兵器を破壊するだけで彼自身を傷つけようとはしなかった。
スクラッグとの最終決戦時には、いち早くワシントンに到着し、ゴゴールの復活を阻止しようとするも呆気なく捕獲されてしまい、ゴゴールの復活を許してしまう。後に駆けつけたジョーイ達と共に共闘するが、その最中にジョーイを庇って負傷。ヒーローマンを失って意気消沈するジョーイを叱咤激励して奈落へと消えて行った。その後彼の生死は描かれていない。
漫画版では、ジョーイを敵視しているものの彼との友情が描かれており、リナを守るように言付けたりもした。また、アニメ版と同様スクラッグに捕まり洗脳・改造されたが、リナへの強い愛情から洗脳が不完全なものになり暴走する。しかし、リナの呼びかけにより正気を取り戻した。
ヒーローマンを「正統なヒーロー」するならば、ウィルは「ダークヒーロー」として描かれている。ただ、彼の場合は同じヒーローである(昭和TVシリーズにおける)「仮面ライダー」と共通項が見受けられる事も。
登場作品と役柄
携帯機シリーズ
- スーパーロボット大戦UX
- 初登場作品。声優の保村氏はこの作品でスパロボ初参加となった。原作通り、序盤と終盤での顔グラがキッチリ用意されている。
- 序盤アメリカルートでスクラッグに洗脳・改造されて敵対する。洗脳が解けてからは一度姿を消すも第三部で再登場し、数度に渡って共闘することになる。通常の場合スクラッグ完全壊滅後にその場を去ってしまうが、条件を満たした場合ジョーイとリナに引き止められ、「妹とはもう一緒にいられない」と言いながらも最終決戦まで自軍に同行してくれる。
- 機体としてはサイズ差補正無視の武器が一つしかないためやや火力不足だが、SSサイズ故の高い回避能力と機体ボーナスのおかげで生存性は折り紙つき。高レベルの底力とHP回復がそれに拍車をかけるが、両者の相性が少し悪いのが玉に瑕。
装備・機能
武装・必殺武器
前期
- 触手
- ナギナタ
- バリア貫通付き。
後期
- ナギナタ
- ブレイドトンファー
- バリア貫通付き。
- プラズマクロー
- 運動性、移動力ダウンの特殊効果が付いている。
特殊能力
移動タイプ
- 陸
サイズ
- SS
カスタムボーナス
- 装甲値+、運動性+、特殊回避、照準値+
- とにかく生存性を高めることに特化されている構成。
パイロットステータス設定の傾向
能力値
- 格闘と防御が高め。機体の装甲ボーナスの存在もあって一撃くらいなら耐えてくれることも多いが、技量は低めなのでクリティカルには注意。
精神コマンド
特殊技能(特殊スキル)
パイロットBGM
人間関係
- リナ・デイヴィス
- 妹。シスコンに近い愛情を抱いており、スクラッグと化してもなお、リナに対する愛情は残っていた。
- ジョセフ・カーター・ジョーンズ
- リナと親しくしている彼を過剰なまでに敵視している。しかし漫画版では彼との友情が描かれており、自分の代わりにリナを守るように言いつけたことも。
- ニコラス・デ・カルロ
- 腰巾着であり、スクラッグ基地への潜入に同行した結果彼も改造されてしまう。実はウィルに対するコンプレックスから力を欲しており、洗脳が解けてもなおスクラッグの力に溺れたままだった。UXではゴゴールを復活させようとする彼を止めるため刃を交える。
他作品との人間関係
- 桐山英治
- UXではかつての過ちを悔いてアルティメット・クロスへの参加を躊躇する彼を諭す。ウィル同様、彼もまた歪んだ価値観の元にヒーローを名乗り一度は道を踏み外した人間である。またアニメ版の彼とは人類の敵に捕らえられ改造を受けたという共通点もある。
- シン・アスカ
- UX序盤のアメリカルートでスクラッグに洗脳されて敵対した際に説得を受ける。彼自身過去の戦争で家族を失っているだけに、ウィルとリナを同じ目に合わせたくないと思っていたようだ。
名台詞
改造前
- 「役立たずはいらないんだよ!」
- リナと仲よさげに話しながら歩くジョーイに因縁をふっかけて。この頃のウィルはそのシスコンぶりを悪い方向に発揮しており、リナの好意の対象であるジョーイをとにかく敵視していた。
- 「お前がヒーローだなんて、俺は認めないからな」
- そしてヒーローマンを手にし、スクラッグを相手に活躍するジョーイに対しての台詞がこれ。結局はリナと仲良くしているジョーイが気に入らないだけであり、彼の狭量さと子供っぽさが伺える。
- 「ヒーローになってやるんだよ」
- スクラッグの基地に潜入した際の台詞。ジョーイへの嫉妬と敵愾心に駆り立てられるまま無謀な行いに走った結果、彼はヒーローになるどころか、人として生きる道を失ってしまうことになる……。