「成長タイプ」の版間の差分

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『[[スーパーロボット大戦α外伝]]』から導入された、レベルアップ時のパラメータ上昇タイプ。
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成長タイプとは、レベルアップ時の能力上昇を決定する要素の一つ。
 
 
画面上では確認できない隠しステータスで、各パイロット毎にそれぞれ別のタイプが個別に設定されている。
 
 
 
なお『α外伝』以前のシリーズでは、全パイロットが共通して、1レベル上がる度に[[格闘]]・[[射撃]]・[[反応]]・[[技量]]が+1、[[回避]]・[[命中]]・[[SP]]が+2される仕様。また『K』以降の携帯機シリーズでは、全ステータスが1レベル毎に3ずつ上昇するという仕様となっている。こちらは最終的なステータスが旧シリーズより遥かに高い数値となる。
 
  
 
== 概略 ==
 
== 概略 ==
近年のシリーズで導入されており、パイロットはいずれかの成長タイプが設定されている。
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『[[スーパーロボット大戦α外伝|α外伝]]』から導入された成長要素の一つで、主に射撃・格闘・万能・精神の4系統と標準・万能・特定能力重視などといった成長要素の組み合わせで設定された成長タイプに応じて能力が上昇していく。
  
格闘が伸びやすい、SPが伸びやすい、高レベルになってから一気にパラメータが上昇する大器晩成型等様々なパターンが存在する。
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作品上で確認することは基本的に不可能になっており、攻略本などで各パイロットにどの成長タイプが設定されているのかを初めて知ることが多い。
  
主に射撃、格闘、万能、精神の4種類に分けられ、その種類の中ならば差は少ない傾向にあるが、種類が違う場合にはかなりの差が出るケースもある。
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導入初期は射撃系は回避、格闘系は防御の伸びが良いという関係にあったため、作品によっては[[神隼人|隼人]]などの回避重視のスーパー系や、[[デュオ・マックスウェル|デュオ]]などの格闘重視のリアル系が成長タイプとかみ合わず泣かされることもあったが、こうした問題は「格闘系・回避」などといったタイプ設定の出現や、[[パイロット養成]]システムなどの同時導入によりほぼ解消されている。
  
問題点として(初期値でも同様だが)武器と成長タイプがかみ合っていない場合には不利になる他、かつては基本的に'''射撃系は回避、格闘系は防御'''が伸びる傾向があったため、一部作品では、格闘系ガンダムパイロットの回避が伸びて欲しいのに伸びず、防御が無駄に伸びるという不都合なケースもある。例として、『クロスボーン・ガンダム』の[[キンケドゥ・ナウ]](第2次α)、『ガンダムW』の[[デュオ・マックスウェル]](第2次α、PSP版A)、[[張五飛]](第2次α、PSP版A)等。しかし現行のシリーズでは「格闘・回避」「射撃・防御」といったタイプも設定されるようになり、こうした問題はほぼ解消されている。
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初登場は『α外伝』だが、あくまで「最初にシステムとして正式に確立、導入された作品」ということであり、それ以前にもパイロットによって成長に差がつけられている作品もあった。また、『α外伝』以降でも本システムを導入しておらず、全員一律の成長になっている作品もある。
  
どの成長タイプにも共通する事だが、旧シリーズの一律の成長率に比べて数値が劣っている。その為、レベル99になっても、旧シリーズのレベル50-75程度の数値に留まる。しかし敵も同様の条件であり、ダメージの計算式も変化しているため、見栄えはともかくバランスに関しては問題ない。
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なお、本システムが導入されていない作品の方が最終ステータスは高くなることが多い。
  
現行のシリーズでは[[パイロット養成]]システム等の導入により、やろうと思えば限界まで能力値を補強する事が可能になっている。
 
 
== 成長タイプの種類 ==
 
== 成長タイプの種類 ==
  
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;射撃系・防御重視
 
;射撃系・防御重視
 
:命中の伸びが良く、格闘が今一つ。
 
:命中の伸びが良く、格闘が今一つ。
:スーパー系では[[ゴルディーマーグ]]に設定されている。
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:スーパー系では[[ゴルディーマーグ|ゴルディマーグ]]に設定されている。
 
;射撃系・格闘重視
 
;射撃系・格闘重視
 
:命中の伸びが良く、防御が今一つ。
 
:命中の伸びが良く、防御が今一つ。
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:敵専用。[[次元獣]]にのみ設定されており、主に格闘・射撃・技量・命中が良く伸びる。
 
:敵専用。[[次元獣]]にのみ設定されており、主に格闘・射撃・技量・命中が良く伸びる。
 
:特に技量の成長は98と全タイプトップクラスであり、これは「[[旧シリーズ]]」のものと全く同じ。
 
:特に技量の成長は98と全タイプトップクラスであり、これは「[[旧シリーズ]]」のものと全く同じ。
シリーズのものと全く同じ。
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{{DEFAULTSORT:せいちようたいふ}}
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[[category:能力]]

2021年5月3日 (月) 01:26時点における最新版

成長タイプとは、レベルアップ時の能力上昇を決定する要素の一つ。

概略[編集 | ソースを編集]

α外伝』から導入された成長要素の一つで、主に射撃・格闘・万能・精神の4系統と標準・万能・特定能力重視などといった成長要素の組み合わせで設定された成長タイプに応じて能力が上昇していく。

作品上で確認することは基本的に不可能になっており、攻略本などで各パイロットにどの成長タイプが設定されているのかを初めて知ることが多い。

導入初期は射撃系は回避、格闘系は防御の伸びが良いという関係にあったため、作品によっては隼人などの回避重視のスーパー系や、デュオなどの格闘重視のリアル系が成長タイプとかみ合わず泣かされることもあったが、こうした問題は「格闘系・回避」などといったタイプ設定の出現や、パイロット養成システムなどの同時導入によりほぼ解消されている。

初登場は『α外伝』だが、あくまで「最初にシステムとして正式に確立、導入された作品」ということであり、それ以前にもパイロットによって成長に差がつけられている作品もあった。また、『α外伝』以降でも本システムを導入しておらず、全員一律の成長になっている作品もある。

なお、本システムが導入されていない作品の方が最終ステータスは高くなることが多い。

成長タイプの種類[編集 | ソースを編集]

スーパーロボット大戦α外伝[編集 | ソースを編集]

基本的にスーパー系は格闘系、リアル系は射撃系or万能系の成長タイプが設定されている。

命中とSPの成長率に関しては、標準型は命中が低くSPは水準どおり。晩成型、限界型、精神ポイント重視型は、命中が低い代わりにSPが高い。それ以外の成長タイプの命中、SPの成長は同値となっている。

標準型
平均的に伸びが悪い。
主に一般兵人工知能などに設定されているが、一部を除き基礎能力値は低くないため侮れない能力値になっていることも。
格闘系標準型
能力値の上がり方は標準型に準ずるが、格闘・防御がそれなりに成長する。
格闘系万能型
万能型の成長タイプの1つ。回避以外の伸びが良く、中でも格闘・技量・防御が特に優れている。
敵側ではゼンガーに設定されている。
格闘系防御重視型
格闘・防御が成長しやすいが、その反面、技量・回避は戦闘向きのタイプでは最低クラス。
リアル系だがファットマンもこの成長タイプに設定されている。
格闘系射撃重視型
格闘・射撃・防御が良く伸び、技量・回避は平凡。
格闘系大器晩成型
後半に成長率が上昇し、最終的に射撃を除く全能力値が中々の成長を見せる。
リアル系だがコレンもこの成長タイプに設定されている。
射撃系標準型
能力値の上がり方は標準型に準ずるが、射撃・回避がそれなりに成長する。
射撃系万能型
万能型の成長タイプの1つ。防御以外の伸びが良く、中でも射撃・回避が特に優れている。射撃・技量は全成長タイプで最も高い。
スーパー系だがボウィーもこの成長タイプに設定されている。また、敵の大ボスクラスにも基本的に設定されている。
射撃系防御重視型
射撃系の成長タイプに加えて、防御が成長する。
射撃系格闘重視型
射撃系の成長タイプに加えて、格闘もかなり成長する。
射撃系大器晩成型
後半に成長率が上昇し、最終的に防御を除く全能力値が中々の成長を見せる。
射撃系成長限界型
後半に成長率が減少し、最終的にあまり能力値は伸びなくなる。ただし技量・SPには秀でる。
万能系標準型
万能系の成長タイプ。格闘系射撃重視型の互換であり、防御ではなく回避が伸びる。
万能系大器晩成型
バグかは不明だが、成長率があまり上昇せず全体的に平凡に終わる。
ただしSPの上昇率は全タイプ中トップであるため、実質「精神ポイント重視型」の上位互換に当たる。
精神ポイント重視型
SP以外の伸びは最低値前後と戦闘には向かない成長タイプ。実質「万能系大器晩成型」の下位互換に当たる。

第2次スーパーロボット大戦α[編集 | ソースを編集]

スーパー系は格闘系、リアル系は射撃系or万能系といった基本関係は『α外伝』からすると緩くなっているが、そのために成長タイプとかみ合っていないパイロットがそこそこ出ている。

SPの成長率はSP重視や大器晩成が良く、他は今一つ。

標準型
命中の伸びは良いが、全体的に今一つ。
戦闘に関係ないサブパイロットに主に設定されているが、カツキースもこの成長タイプに設定されている。
格闘系・万能
格闘・命中・技量の伸びが良く、射撃・回避の成長が今一つ。
リアル系ではキンケドゥデュオなどに設定されている。
格闘系・防御重視
格闘・防御・命中の伸びは良いが、射撃は低い。
リアル系ではアデルに設定されている。
格闘系・射撃重視
命中の伸びが良く、回避以外もそれなり。
リアル系ではトビアなどに設定されている。
格闘系・大器晩成
最終的に射撃と回避以外はそれなりに伸び、特に格闘に優れる。
リアル系だがアラドに設定されている。
射撃系・標準
射撃と回避はそれなりだが、全体的に今一つ。
射撃系・万能
射撃・命中・回避・技量の伸びが良く、格闘・防御が今一つ。
射撃系・防御重視
命中の伸びが良く、格闘が今一つ。
スーパー系ではゴルディマーグに設定されている。
射撃系・格闘重視
命中の伸びが良く、防御が今一つ。
スーパー系では真吾に設定されている。
射撃系・大器晩成
最終的に格闘と防御以外はそれなりに伸び、特に射撃と回避に優れる。
万能系
全体的にそれなりに伸び、特に命中に優れる。
万能系大器晩成
全体的に伸びが良く、中でもSPは最終的に200以上成長する。
敵専用の成長タイプになっており、バロンドゥガチに設定されている。
SP重視
SPの伸びは良いが、格闘・射撃・技量は伸びない。

第2次スーパーロボット大戦Z破界篇・再世篇共通[編集 | ソースを編集]

標準型
命中以外の能力値の上昇が控えめ。
格闘系・回避
格闘・回避・命中が良く伸びる。
格闘系・防御
格闘・防御・命中が良く伸び、射撃・技量・回避は低い。
格闘系・大器晩成
大器晩成の成長タイプで格闘・防御・命中・SPが良く伸びるが、射撃・技量・回避の伸びは悪い。防御はトップクラス。
射撃系・標準
回避の伸びがやや悪いが、その他の能力値は高め。
射撃系・回避
格闘・防御以外の能力値が成長しやすい。
射撃系・防御
射撃・防御がよく伸びるが、格闘・回避・SPが低め。
射撃系・大器晩成
射撃・回避・SPが最終的に高水準になる。その他の能力値も高い。
万能型・標準
どの能力も良く伸びる。防御・回避・SPが少し低い。
万能型・回避
『α外伝』における射撃系万能型に該当する成長タイプ。どの能力もよく成長し、防御・SPがやや低めな事以外は特に欠点がない。
ボスクラスの敵によく設定されている。
万能型・防御
どの能力も良く成長し、防御の伸びが目立つ。その反面、回避は低い。
SP重視・回避
SP・回避・命中が良く伸びる。他は平凡。
SP重視・防御
SP・防御・命中が良く伸びる。他は平凡。
次元獣
敵専用。次元獣にのみ設定されており、主に格闘・射撃・技量・命中が良く伸びる。
特に技量の成長は98と全タイプトップクラスであり、これは「旧シリーズ」のものと全く同じ。