「後藤喜一」の版間の差分

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2013年4月23日 (火) 03:26時点における版

後藤喜一(Kiiti Goto)

  • 登場作品パトレイバーシリーズ
  • 声優:大林隆介
  • 種族:地球人(日本人・東京都出身)
  • 性別:男
  • 所属:警視庁警備部特科車両二課
  • 階級:警部補(第二小隊隊長)
  • キャラクターデザイン:ゆうきまさみ、高田明美

特車二課第二小隊隊長で、階級は警部補。かつては公安部に所属しており、「カミソリ後藤」、「本庁でも有名な悪(ワル)」とも呼ばれた凄腕警官だったが、あまりにも切れ過ぎた為に特車二課に「島流し」になってしまう。当時の人脈は特車二課に移っても生きており、様々な場面で活用する。

普段は飄々とした昼行灯を決め込んでおり、現場の指揮は香貫花や熊耳に一任しているが、いざという時は上司を脅したり責任問題をチラつかせて黙認を取り付けるなどの策士ぶりを見せる。

一方で人使いもかなり荒く、遊馬の好奇心や松井の人の良さにつけ込んで事件の捜査に当たらせる事も多い。また、彼の悪知恵の犠牲者も多く、恨みを買う事も多々ある。

登場作品と役柄

スーパーロボット大戦OperationExtend
初登場作品。

人間関係

南雲しのぶ
同僚。好意を持っているが、友人以上恋人未満といった関係となっている。
泉野明
部下。未熟な彼女を諭す場面も多い。
篠原遊馬
太田功
山崎ひろみ
進士幹泰
部下。
香貫花・クランシー
彼女からは「昼行灯」と呼ばれている。
熊耳武緒
部下。幽霊が苦手な彼女をからかった事も。
榊清太郎
人生の先輩として尊敬している。
シバ シゲオ
部下。
祖父江守
「アーリーデイズ」での特車二課課長だが、存在感は薄い。テレビ版では後藤の悪知恵の被害者で、自作のレイバーで復讐しようとした。
福島隆浩
劇場版以降の特車二課課長。神経質で後藤の悪知恵に振り回される事もあるが、関係は概ね良好。
海法
警視庁警備部部長。後藤の悪巧みに辟易しつつも、時には保身に利用する事もある。
松井孝弘
警視庁捜査課の刑事で、階級は警部補。後藤に関わったのが運の尽き(?)で、彼にこき使われる羽目に。
甲斐冽輝
「アーリーデイズ」5話~6話の事件の首謀者で、自衛隊出身。後藤とは学生時代に交流があった。
荒川茂樹
劇場版2で後藤に事件の調査を依頼してきた人物。陸上自衛隊幕僚調査部第二課別室所属と自称している。
内海
彼の事を「愉快犯」と評した。

他作品との人間関係

名台詞

「みんなでしあわせになろうよ」
後藤を象徴する台詞。元ネタは、後藤のキャラクターモデルとなった仲代達也の映画から。
後藤「あー、あー、篭城中の犯人に告ぐ。聞こえるかー」「この銭湯は完全に包囲されている。速やかに人質を解放し、レイバーを停止させて降りてきなさい。」
犯人「来るなー、近寄るとこの親父握り潰すぞー!」
後藤「やめなさいって。女なんか広い世間に一杯いるじゃないの」
犯人「うるせー!てめぇなんかに、俺の気持ちが分かってたまるか。俺には、俺にはあいつしか・・・」
後藤「みんなそう思うの。振られた時は特にあいつしかいないって。俺にはあいつだけだったって。あいつと一緒になれない世の中なんか、ぶち壊して死んでやるって。」
「そういう自分を見れば、きっとあいつも俺って男を振ったことを悔やむだろうって」
「でも、それは間違いなわけ。そういう事は全然無いわけ」
「馬鹿な男の馬鹿な死が、三面記事を飾り立て、世間の物笑いの種になるころ、女は別の男と引っ付いて子供コロコロ産んじゃって、自転車に乗っけて買い物なんか行ったりして塾なんか行かせたりして、それで世の中、収まったりするわけ」
「馬鹿馬鹿しいと思うだろ?」
犯人「う・・・そりゃあ、まぁ・・」
後藤「だったら、もうやめようよ」
犯人「何なんだよ!それで、説得しているつもりかよ!帰れよ。俺と対決する気がないんだったら、帰れー」
後藤「だからさぁ」
犯人「だからさぁじゃねーだろ!さっさと帰れよ。それとも、あんたが誰かを紹介してくれるのかよ」
後藤「警察はそういうことはしない!」
テレビ版14話の冒頭で交わされた、後藤と暴れレイバーのパイロットとの漫才(?)。説得する気があるのか無いのか良く分からないやり取りである。
「こういうときは『警察には知らせるな』って一言いうべきだよ。」
漫画版の終盤、内海と電話でやり取りしたときの台詞。この言葉に内海は爆笑し、後藤を「自分と同じ悪党」と評した。
「まともじゃない公務員には2種類しかいない。悪党か、正義の味方だ。」
「なぁ、俺は警官だからここにいるけど、あんたどうして柘植の隣に居てやらないんだ?」
劇場版2で荒川を拘束したときにかけた言葉。押井節全開である。

スパロボシリーズでの名台詞

余談

  • 名前の由来は元官房長官の後藤田正晴氏と元首相の宮沢喜一氏から取られている。後藤田氏も「カミソリ」と呼ばれていたが、後藤の場合は「切れ者と言ったらカミソリ」という理由で付けられたもの。