「惑星エンドレス・イリュージョン」の版間の差分
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2012年6月26日 (火) 22:30時点における版
惑星EI(Planet Endless Illusion)
EIは「エンドレス・イリュージョン」の略。『ガン×ソード』の舞台となる。地球から遠く離れた惑星であり、ナレーションでは「ボンクラ達の理想郷」「宇宙の吹き溜まり」などと言われる。
ヨロイ関連を除くならば現実の人類の歴史でいえば大体20世紀初頭ぐらいのレベルの文明だが、町によっては文明のレベルが高い所と低い所がある、また各地域ごとに西部劇風の街があったり、中国風の街があったり、和風な町があったりする。ただし、街の市長や町長は何回か登場しているものの、国家があるかどうか不明とされる。町の外は荒野や森林が多く、惑星全体の雰囲気としては西部開拓時代のアメリカに近い。
共通言語があり、世界規模の銀行も存在しているにも関わらず、交通手段は大都市近辺に僅かに鉄道が通っているのみで、街道もまともに整備されていない。またヨロイという巨大ロボットが存在しながらも、宇宙船やロケットは無く、それどころか宇宙という言葉の意味すらほとんど知られていないという、非常にアンバランスな文明を持つ。これは惑星EIが元々は地球の囚人惑星だったからであり、囚人を管理しやすく、かつ反乱を起こされないように文明レベルを制限した結果、情報網と交通網が歪に出来上がったのである。しかし作中では既に地球が滅び、管理者がいなくなってから長い年月が経っているので、住人達も自らが囚人の子孫だと知る者は少なく、独自の発展を遂げている(鉄道も地球滅亡後に作られたもの)。
他に囚人惑星だった頃の名残として、囚人達の直接管理及び反乱分子の粛清を目的としたオリジナル7の存在がある。しかしこれも地球滅亡後は次第に目的を忘れて、腐敗し、最終的にはカギ爪の男の集団に利用される事となる。また、囚人惑星にもかかわらず犯罪組織や悪人が少ないのは、惑星の管理が上手く行っていたから……ではなく、若き日のエルドラメンバーが多数の悪党とそのヨロイを成敗して回ったからである。
なお、地球と同じように月が存在するが、この月は実際の地球の月を惑星EIまで移動させたものである。この月にはオリジナル7でも対処できない事態が起きた時の最終手段である、惑星破壊システム「プリズン・プラネット・デストロイヤー」が残されていた。
登場作品
- スーパーロボット大戦K
- 地球 (2)に含まれている。