「カウボーイビバップ」の版間の差分
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2018年11月23日 (金) 23:40時点における版
カウボーイビバップ | |
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外国語表記 | COWBOY BEBOP |
原作 | 矢立肇 |
監督 | 渡辺信一郎 |
シリーズ構成 | 信本敬子 |
脚本 |
信本敬子 横手美智子 村井さだゆき 他 |
キャラクターデザイン | 川元利浩 |
メカニックデザイン | 山根公利 |
音楽 | 菅野よう子 |
制作 | サンライズ |
放送局 |
テレビ東京 WOWOW |
放送期間 |
1998年4月3日 - 6月26日(テレビ東京) 1998年10月23日 - 1999年4月23日(WOWOW) |
話数 |
全12話+総集編(テレビ東京) 全26話+総集編(WOWOW) |
初登場SRW | スーパーロボット大戦T |
『カウボーイビバップ』は、サンライズ制作のテレビアニメ作品。
概要
宇宙開発が進んだ2071年の太陽系内を「ゲート」を使って移動し、賞金首の犯罪者を狙う宇宙船「ビバップ号」の賞金稼ぎ達の物語。ハードボイルド路線を基本に据えつつ、スラップスティックコメディやメカアクション、ラブロマンス、ホラー等と、回によって著しく趣を変えるバラエティに富んだ作風が特徴。本作やOP曲の「Tank!」は高い評価を受けており、ハリウッドで実写化企画が持ち上がったほどである。
アニメの放送は当初テレビ東京にて行われたが、様々な事情・規制から全26話の所を半分の13話にカットして放送された。そのため、最終話の「よせあつめブルース」はこれに抗議するような内容となる異例の総集編となった(この回は現在に至るまで再放送・映像ソフト化もされていない)。その後、WOWOWにて全話が放送された。
2001年には映画『カウボーイビバップ 天国の扉』が制作されている。
登場人物
スパロボ毎の登場人物一覧については以下を参照して下さい。
主要人物
- スパイク・スピーゲル
- 本作の主人公。元マフィアの賞金稼ぎ。ジークンドーの達人。
- ジェット・ブラック
- スパイクの相棒の賞金稼ぎ。元警官で、ビバップ号の船長。
- フェイ・ヴァレンタイン
- イカサマが得意な賞金稼ぎ。過去の記憶を失っている。
- エド / エドワード・ウォン・ハウ・ペペル・チブルスキー4世
- 凄腕の天才ハッカー。容姿が中性的な女の子。
- アイン
- ビバップ号で飼われる犬。かなり知能が高い。
レッドドラゴン
- ビシャス
- スパイクと因縁を持つマフィアの幹部。
- ジュリア
- 物語のキーパーソンの女性。
その他
- パンチ、ジュディ
- 賞金稼ぎ番組の司会者二人組。
- アントニオ、カルロス、ジョビン
- 度々登場する老人三人組。
- ラフィング・ブル
- 占い師。予言のような言い回しをする。
- ボブ
- 警官。I.S.S.P.時代のジェットの同僚。
登場メカ
スパロボ毎の登場メカ一覧については以下を参照して下さい。
- ソードフィッシュII
- スパイク専用の高速戦闘機。
- ハンマーヘッド
- ジェット専用の高出力牽引機。
- レッドテイル
- フェイ専用のVTOL機。
- ビバップ号
- 漁船を改造したスパイク達の母船。
用語
- カウボーイ
- 賞金稼ぎ達の通称。普通に暮らしている一般人からの評判は悪い。
- カウボーイ法
- 多発する犯罪に対応して制定された法律。犯罪者の摘発を一般公募する。
- 賞金首
- カウボーイ法で賞金が掛けられた人物を指す。死者に賞金は出ず、生け捕りが必須。
- BIG SHOT
- パンチとジュディがMCを務める、賞金稼ぎ御用達の情報バラエティ番組。
- ウーロン
- 本作における通貨の単位。太陽系全域で使用可能。主に電子マネーが使われている。
- I.S.S.P.(Inter-Solar Systems Police)
- 太陽系刑事警察機構。惑星・国家間を超えた警察組織で、ジェットの元所属先。
- モノ・システム
- 作中での宇宙船や戦闘機が搭載する共通規格。機体の制御や航路管理を担う。
- 位相差空間ゲート
- 惑星間の距離を高速移動できるゲート。自動車の高速道路のようなもの。
- レッドドラゴン
- 主に火星宙域を拠点とするチャイニーズ・マフィア。組織力が高い。
楽曲
- オープニングテーマ
-
- 「Tank!」
- 作曲 - 菅野よう子 / 演奏 - シートベルツ(THE SEATBELTS)
- イントロのカウントダウンが印象的な本作を象徴するメインテーマ。
- インストゥルメンタルゆえ使い勝手が良いのか、ひと頃のバラエティ番組では流用BGMとして用いられる事が非常に多かった。
- エンディングテーマ
-
- 「THE REAL FOLK BLUES」
- 作詞 - 岩里祐穂 / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 山根麻衣
- 「SPACE LION」(第13話)
- 作曲 - 菅野よう子 / 演奏 - シートベルツ(THE SEATBELTS)
- 「BLUE」(第26話)
- 作詞 - ティム・ジェンセン / 作曲・編曲 - 菅野よう子 / 歌 - 山根麻衣
登場作と扱われ方
単独作品
- スーパーロボット大戦T
- 初登場作品。
各話リスト
話数 | サブタイトル | 登場メカ | 備考 | 再現スパロボ |
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Session #1 | アステロイド・ブルース Asteroid Blues |
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Session #2 | 野良犬のストラット Stray Dog Strut |
地上波版第1話 | ||
Session #3 | ホンキィ・トンク・ウィメン Honky Tonk Women |
地上波版第2話 | ||
Session #4 | ゲイトウェイ・シャッフル Gateway Shuffle |
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Session #5 | 堕天使たちのバラッド Ballad Of Fallen Angels |
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Session #6 | 悪魔を憐れむ歌 Sympathy For The Devil |
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Session #7 | ヘヴィ・メタル・クイーン Heavy Metal Queen |
地上波版第3話 | ||
Session #8 | ワルツ・フォー・ヴィーナス Waltz For Venus |
地上波版第4話 | ||
Session #9 | ジャミング・ウィズ・エドワード Jamming With Edward |
地上波版第5話 | ||
Session #10 | ガニメデ慕情 Ganymede Elegy |
地上波版第6話 | ||
Session #11 | 闇夜のヘヴィ・ロック Toys In The Attic |
地上波版第7話 | ||
Session #12 | ジュピター・ジャズ(前編) Jupiter Jazz (PART 1) |
地上波版第8話 | ||
Session #13 | ジュピター・ジャズ(後編) Jupiter Jazz (PART 2) |
地上波版第9話 特殊ED1 |
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Session #14 | ボヘミアン・ラプソディ Bohemian Rhapsody |
地上波版第10話 | ||
Session #15 | マイ・ファニー・ヴァレンタイン My Funny Valentine |
地上波版第11話 | ||
Session #16 | ブラック・ドッグ・セレナーデ Black Dog Serenade |
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Session #17 | マッシュルーム・サンバ Mushroom Samba |
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Session #18 | スピーク・ライク・ア・チャイルド Speak Like a Child |
地上波版第12話 | ||
Session #19 | ワイルド・ホーセス Wild Horses |
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Session #20 | 道化師の鎮魂歌 Pierrot Le Fou[1] |
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Session #21 | ブギ・ウギ・フンシェイ Boogie Woogie Feng Shui |
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Session #22 | カウボーイ・ファンク Cowboy Funk |
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Session #23 | ブレイン・スクラッチ Brain Scratch |
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Session #24 | ハード・ラック・ウーマン Hard Luck Woman |
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Session #25 | ザ・リアル・フォークブルース(前編) The Real Folk Blues (PART 1) |
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Session #26 | ザ・リアル・フォークブルース(後編) The Real Folk Blues (PART 2) |
特殊ED2 | ||
Session XX | よせあつめブルース | 地上波版最終話 未ソフト化 |
商品情報
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余談
- 本作は日本国内は元より海外においても高い評価を得ており、初放映から現在に至るまで再放送が繰り返され、国によってはガンダムシリーズ以上の知名度と人気を誇っている。
脚注
- ↑ 英語表記の元ネタはジャン=リュック・ゴダール作品『気狂いピエロ』より。