「ドミュナス」の版間の差分
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− | ザ・ビッグシリーズはそれぞれの機体が自我を持っており、自身の乗り手に相応しい主(=ドミュナス)を選択する。その基準は定かではないが、ザ・ビッグを操る[[メモリー]]を持っていることに加え、機体への搭乗期間が長く、機体を的確に操る事が可能な肉体・精神を持つ者を主と認識するようだ。 | + | ザ・ビッグシリーズはそれぞれの機体が自我を持っており、自身の乗り手に相応しい主(=ドミュナス)を選択する。その基準は定かではないが、ザ・ビッグを操る[[メモリー]]を持っていることに加え、機体への搭乗期間が長く、機体を的確に操る事が可能な肉体・精神を持つ者を主と認識するようだ。[[ノーマン・バーグ]]のように整備の過程でザ・ビッグを操れる者もいるが、それだけではドミュナスとは認識されない。 |
ドミュナスに選ばれた者はザ・ビッグにとって尊重すべき存在と見做されるらしく、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]が[[R・D]]に殺害されそうになった際には[[ビッグオー]]が自動的にロジャーの下に駆け付けて彼の窮地を救った。また、[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]の危機を察知した際は自ら機能停止してロジャーに救出に行くよう促すなど、間接的な形でドミュナスをサポートしたこともある。 | ドミュナスに選ばれた者はザ・ビッグにとって尊重すべき存在と見做されるらしく、[[ロジャー・スミス|ロジャー]]が[[R・D]]に殺害されそうになった際には[[ビッグオー]]が自動的にロジャーの下に駆け付けて彼の窮地を救った。また、[[R・ドロシー・ウェインライト|ドロシー]]の危機を察知した際は自ら機能停止してロジャーに救出に行くよう促すなど、間接的な形でドミュナスをサポートしたこともある。 | ||
− | + | しかし、ドミュナスであっても搭乗者の人間性の悪さが露呈したり、機体の不備・損害が拡大するなどして尊重すべき存在でない見做されると、ザ・ビッグはコクピット内部の配線類を触手のようにして搭乗者の身体に突き刺し、搭乗者の身体を機体の一部として取り込もうとする場合もある(取り込むことで何が起きるのかは明示されていない)。 | |
− | + | また、完全に「主として相応しくない」と判断され、ドミュナスとしての資格を失うこともある。こうなると機体操縦が行えなくなり、極端な場合はコクピット内に無数の配線を噴出させて搭乗者を殺害・機体の外に排除することもある。 | |
== ザ・ビッグを操った人物 == | == ザ・ビッグを操った人物 == | ||
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:[[ビッグオー]]のドミュナスとして選ばれる。 | :[[ビッグオー]]のドミュナスとして選ばれる。 | ||
− | : | + | :最終話でビッグファウに敗北した際にはロジャーが機体に取り込まれそうになったが、これまでの信頼関係故かビッグオー側が取り込むのを中断している。 |
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:[[ビッグデュオ]]のドミュナスとして選ばれる。 | :[[ビッグデュオ]]のドミュナスとして選ばれる。 | ||
− | : | + | :頭部と腕部を失うほどのダメージを受けた影響で資格が失われたのか、ビッグデュオがシュバルツを無視して、別の「何か」を求めて自動で動き出すシーンがある。 |
+ | :しかし、後述のアランが排除された際にはシュバルツの幻影が現れており、彼がドミュナスのように扱われていた。 | ||
;[[エンジェル]] | ;[[エンジェル]] | ||
− | :漫画版では[[ビッグファウ|ビッグフォウ]] | + | :漫画版では[[ビッグファウ|ビッグフォウ]]のドミュナスとして選ばれた。アニメ版最終話では[[ビッグヴィヌス]]を操ったが、特殊な形だったためドミュナスと言えるのかは不明。 |
;[[アラン・ゲイブリエル]] | ;[[アラン・ゲイブリエル]] | ||
:[[ビッグデュオ・インフェルノ]]を操ったが、機体と身体を直接接続する外法な運用をしていたため、ドミュナスとして選ばれていたのかは不明。 | :[[ビッグデュオ・インフェルノ]]を操ったが、機体と身体を直接接続する外法な運用をしていたため、ドミュナスとして選ばれていたのかは不明。 | ||
− | : | + | :不意討ちでビッグオーに勝利しかけたもののトドメを刺す寸前に機体が停止し、アランの操縦を無視して暴走を開始してしまう。 |
+ | :更にディスプレイには「YE GUILTY(汝、罪有り)」の文字が表示され、アランは噴出した大量の配線によって八つ裂きにされて死亡。残った死体もコクピットから排除されてしまった。 | ||
;[[アレックス・ローズウォーター]] | ;[[アレックス・ローズウォーター]] | ||
:[[ビッグファウ]]を操ろうとしたが、一度目は機体のコアメモリーが欠けていたために拒絶され、二度目は精神性や出自からビッグファウの反逆を受けて機体に取り込まれてしまった。 | :[[ビッグファウ]]を操ろうとしたが、一度目は機体のコアメモリーが欠けていたために拒絶され、二度目は精神性や出自からビッグファウの反逆を受けて機体に取り込まれてしまった。 |
2018年5月25日 (金) 02:20時点における版
ドミュナス(Dominus)とは、『THE ビッグオー』・『THE ビッグオー 2nd SEASON』に登場するメガデウス、ザ・ビッグシリーズのパイロットのこと。
概要
ザ・ビッグシリーズはそれぞれの機体が自我を持っており、自身の乗り手に相応しい主(=ドミュナス)を選択する。その基準は定かではないが、ザ・ビッグを操るメモリーを持っていることに加え、機体への搭乗期間が長く、機体を的確に操る事が可能な肉体・精神を持つ者を主と認識するようだ。ノーマン・バーグのように整備の過程でザ・ビッグを操れる者もいるが、それだけではドミュナスとは認識されない。
ドミュナスに選ばれた者はザ・ビッグにとって尊重すべき存在と見做されるらしく、ロジャーがR・Dに殺害されそうになった際にはビッグオーが自動的にロジャーの下に駆け付けて彼の窮地を救った。また、ドロシーの危機を察知した際は自ら機能停止してロジャーに救出に行くよう促すなど、間接的な形でドミュナスをサポートしたこともある。
しかし、ドミュナスであっても搭乗者の人間性の悪さが露呈したり、機体の不備・損害が拡大するなどして尊重すべき存在でない見做されると、ザ・ビッグはコクピット内部の配線類を触手のようにして搭乗者の身体に突き刺し、搭乗者の身体を機体の一部として取り込もうとする場合もある(取り込むことで何が起きるのかは明示されていない)。 また、完全に「主として相応しくない」と判断され、ドミュナスとしての資格を失うこともある。こうなると機体操縦が行えなくなり、極端な場合はコクピット内に無数の配線を噴出させて搭乗者を殺害・機体の外に排除することもある。
ザ・ビッグを操った人物
- ロジャー・スミス
- ビッグオーのドミュナスとして選ばれる。
- 最終話でビッグファウに敗北した際にはロジャーが機体に取り込まれそうになったが、これまでの信頼関係故かビッグオー側が取り込むのを中断している。
- シュバルツ・バルト
- ビッグデュオのドミュナスとして選ばれる。
- 頭部と腕部を失うほどのダメージを受けた影響で資格が失われたのか、ビッグデュオがシュバルツを無視して、別の「何か」を求めて自動で動き出すシーンがある。
- しかし、後述のアランが排除された際にはシュバルツの幻影が現れており、彼がドミュナスのように扱われていた。
- エンジェル
- 漫画版ではビッグフォウのドミュナスとして選ばれた。アニメ版最終話ではビッグヴィヌスを操ったが、特殊な形だったためドミュナスと言えるのかは不明。
- アラン・ゲイブリエル
- ビッグデュオ・インフェルノを操ったが、機体と身体を直接接続する外法な運用をしていたため、ドミュナスとして選ばれていたのかは不明。
- 不意討ちでビッグオーに勝利しかけたもののトドメを刺す寸前に機体が停止し、アランの操縦を無視して暴走を開始してしまう。
- 更にディスプレイには「YE GUILTY(汝、罪有り)」の文字が表示され、アランは噴出した大量の配線によって八つ裂きにされて死亡。残った死体もコクピットから排除されてしまった。
- アレックス・ローズウォーター
- ビッグファウを操ろうとしたが、一度目は機体のコアメモリーが欠けていたために拒絶され、二度目は精神性や出自からビッグファウの反逆を受けて機体に取り込まれてしまった。