「マリア・タチバナ」の版間の差分
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:何気ない台詞に聞こえるが、『4』では都合3回ある戦闘パートと直前の作戦会議、その3回全てにおいてマリアが部隊を二つに分ける提案をする。シナリオ上で部隊を二つにした方が良い理由は語られるのだが、製作上の理由は当時のドリームキャストの性能では登場する光武全てを1つの画面に表示する事が難しかったが為であり、それを回避する苦肉の策である。 | :何気ない台詞に聞こえるが、『4』では都合3回ある戦闘パートと直前の作戦会議、その3回全てにおいてマリアが部隊を二つに分ける提案をする。シナリオ上で部隊を二つにした方が良い理由は語られるのだが、製作上の理由は当時のドリームキャストの性能では登場する光武全てを1つの画面に表示する事が難しかったが為であり、それを回避する苦肉の策である。 | ||
− | :また、『4』はシナリオが短い代わりにストーリー本筋におけるボイスがこれまでのシリーズより多く用意されており、''' | + | :また、『4』はシナリオが短い代わりにストーリー本筋におけるボイスがこれまでのシリーズより多く用意されており、'''プレイヤーは短いスパンの中で部隊を二つに分けるマリアの提案をボイス付きで連続して聞かされる羽目になる。'''その為『4』をプレイするとこの台詞が妙に印象に残り、当時ファンからネタにされた。 |
− | : | + | :実はボイスこそ無いものの、『1』の7話でもマリアが同様の提案をしており、[[漫画#サクラ大戦|漫画版]]においても再現された。ただし、漫画版の作者も『4』の一件が印象に残っていたのか、大神が戦力を分散させたくないとの理由でマリアの提案を拒否する展開となった(ゲームでは拒否は不可能)。 |
== 脚注 == | == 脚注 == |
2017年3月12日 (日) 19:07時点における版
マリア・タチバナ | |
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外国語表記 | Maria Tachibana |
登場作品 | サクラ大戦 |
声優 | 高乃麗 |
デザイン | 藤島康介、松原秀典 |
種族 | 地球人(ロシア人) |
性別 | 女 |
生年月日 | 1903年6月19日 |
年齢 | 19歳(1)→ 21歳(2)→ 22歳(3)→ 23歳(4) |
出身 | ロシア・ウクライナ・キエフ |
身長 | 186 cm |
体重 | 65 kg |
髪色 | 金色 |
瞳の色 | 緑色 |
血液型 | O型 |
所属 | 帝国華撃団 |
役職 | 帝国華撃団・花組隊長(1以前) → 帝国華撃団・花組隊員(1以降) |
概要
『サクラ大戦』シリーズのヒロインの1人。
ロシア人外交官のブリューソフ=ワリー・ドミートリエビッチと日本人の橘須磨との間に産まれる。当時の世相や宗教上の問題によって両親の結婚は認められておらず、マリアは母方の姓を名乗っている。両親は須磨にスパイ容疑がかけられ、マリア共々シベリアに流刑された後に死亡している。
その後、マリアはロシア革命の革命軍に参加。狙撃並びに射撃の腕で名を馳せ、「クワッサリー」(ロシア語で火喰い鳥)の異名で恐れられた。 当時のマリアにとって革命軍の隊長ユーリー=ミハイル・ニコラーエビッチの存在が唯一の心の支えだったのだが、ユーリーがマリアの援護が遅れたために死亡、部隊が壊滅してしまう(その状況を招いた仲間の裏切りが後に判明する)。この過去はマリアにとって花組の仲間にも知られたくなかった記憶であり、黒之巣会・刹那がマリアの過去を明るみにすると脅した際には、罠と知りながら無謀にも単身で刹那の元に乗り込んでしまっている。
ロシア革命は革命軍の勝利で終わったものの、マリアは逃げるようにアメリカ・紐育に渡り、ギャングの用心棒を営むようになる。そこでマリアの霊的素質を知りスカウトに来た藤枝あやめと出会い、帝国華撃団に入隊した。
上記の経歴の通り射撃の名手であり、上空に打ち上げた一発目の弾丸に二発目の弾丸を当て、2つの目標を同時に破壊するという超人技を披露した事もある。愛用する銃はエンフィールドNo.1MkIスター。通称、エンフィールド・改。
性格はクールで、特に花組に入隊して間もない頃は、私生活において感情を表に出さず他人とも積極的に関わろうとしなかった。そんなマリアも大神や花組の面々と私生活を共にし戦う中で、徐々に丸くなっていった。
大神が着任する以前は花組の隊長を務めていた。大神の隊長着任後は、いわば副隊長的ポジションとして彼をサポート。舞台においても男役トップとして、花組のチームリーダー的存在である。
登場作品と役柄
単独作品
- スーパーロボット大戦X-Ω
- 初参戦作品。期間限定参戦。
キャラクターBGM
人間関係
- 大神一郎
- 上司。ロシア革命で慕っていた隊長を失ったという経験から、初期の頃は大神に厳しく接していた事も。
- 真宮寺さくら
- 同僚。舞台では男装の麗人として、さくらの相手役を最も多く務めた。
- 神崎すみれ
- 同僚。帝劇のトップスタアだが、すみれがその実力からあえて脇役を買って出る事が多い為、相手役を務めた事は実はあまり多くない。
- アイリス
- 同僚。
- 李紅蘭
- 同僚。
- 桐島カンナ
- 同僚。帝都花組の最年長者同士という事もあり、仲が良い。
他作品との人間関係
名(迷)台詞
- 「米田司令はなぜこんな男を…」
- 『1』の初戦で撃破された際、大神を称して一言。当初は彼女からの信頼が高くないことを伺わせる。
- 「あなたは隊長失格です!」
- 同じく『1』の別ストーリーにて。自分(選択肢によってはさくら)の身を挺して子供を守った事について。
- マリアからすれば自分を守って殉職したかつての隊長とオーバーラップしたのだろうが、周囲に理解されるはずもなく、
- 親友のカンナにも「あたい、こんなマリア嫌いだな」とやんわりと突き放されてしまう。
- 「バカだよ…あんた達…」
- その後敵の策略にはまり、捕らえらえた自分を助けに来た一同に対し。
- この一件以降、マリアは周囲に心を開いていく。
- 「隊長、部隊を二つに分けましょう。」
- 『4』の第一幕の作戦会議の際の発言。
- 何気ない台詞に聞こえるが、『4』では都合3回ある戦闘パートと直前の作戦会議、その3回全てにおいてマリアが部隊を二つに分ける提案をする。シナリオ上で部隊を二つにした方が良い理由は語られるのだが、製作上の理由は当時のドリームキャストの性能では登場する光武全てを1つの画面に表示する事が難しかったが為であり、それを回避する苦肉の策である。
- また、『4』はシナリオが短い代わりにストーリー本筋におけるボイスがこれまでのシリーズより多く用意されており、プレイヤーは短いスパンの中で部隊を二つに分けるマリアの提案をボイス付きで連続して聞かされる羽目になる。その為『4』をプレイするとこの台詞が妙に印象に残り、当時ファンからネタにされた。
- 実はボイスこそ無いものの、『1』の7話でもマリアが同様の提案をしており、漫画版においても再現された。ただし、漫画版の作者も『4』の一件が印象に残っていたのか、大神が戦力を分散させたくないとの理由でマリアの提案を拒否する展開となった(ゲームでは拒否は不可能)。