「ラピス・ラズリ」の版間の差分

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(ページの作成:「== ラピス・ラズリ(Lapis Lazuli) == *登場作品劇場版 機動戦艦ナデシコ -The prince of darkness- *声優:仲間由紀恵 *種族...」)
(相違点なし)

2012年12月9日 (日) 01:56時点における版

ラピス・ラズリ(Lapis Lazuli)

ルリと同じくネルガルの研究所で遺伝子操作によって生まれた少女。資料によると「もう一人のホシノ・ルリ」とのこと。火星の後継者に拉致されていたが、テンカワ・アキトによって救出される。その後は五感に障害を抱えたアキトのサポートとして、彼と共に行動する。搭乗艦はユーチャリス。非常に寡黙で台詞は数えるほどしかなく、どれも事務的なものだった。表情もほとんど変わらなかったが、過去拉致されていたときは恐怖の表情をしていたほか、最後の戦いに臨むアキトを心配そうに見るといった場面もあった。ラストではアキト、ユーチャリスと共に姿を消した。

声を当てたのは当時アイドルで声優としても活動していた仲間由紀恵氏。本人の意向は不明だが、売れっ子女優となった現在ではプロフィール上でこの頃の活動について一切触れられておらず、黒歴史化している。仲間氏は当時のインタビューでは、声優としての仕事より取材・インタビューを受けていた時間の方が長かったと冗談半分で語っている。

登場作品と役柄

音声付スパロボに参戦したこともあるが、音声収録が行われたことはない。

スーパーロボット大戦R
序盤と条件次第ではEDにも登場。アキト同様、墓場イベントの後何の説明も突っ込みもなくナデシコCに同行している。一応原作より台詞は多い。アキトの戦闘台詞でも掛け合い要員として偶に出てくる(全部無言だが)。何故かアキトがダメージを受けると「ラピス?」「ラピス、どうした?」とラピスのせいみたいな言い方をされる。後述の二次創作によるオリジナル設定を誤解した可能性もあるが、真相は謎。EDでは経緯は不明だがアキトの経営する店にいた。ボソンチャーハンというよく分からない代物を注文していたが、店員なのか客なのかは描写不足で不明。
スーパーロボット大戦MX
今回は原作と同じことしか喋らない。寺田Pによると声の収録の必要がないとの事で、代役を起用されることもなく今回も非パイロット。火星でルリと原作同様のやり取りをした後は、出番がないどころか話題にすら上がらない。彼女のサポートがなくてアキトは大丈夫なのだろうか。でも撃墜されるとラピスに回収を頼んでくるので、実はこっそりついてきてるのかもしれない。
スーパーロボット大戦W
声がいらないため、ようやくユーチャリスのパイロットとして登場した…が、プレイヤーが使用できるのはたった1回だけである。カットインもあるのだが…。しかも、性格が「冷静」なのでユーチャリスとの相性が実はよろしくない。火星の後継者との決着後にアキトに頼まれてノイ・ヴェルターに合流、ルリの依頼でユリカと共に行動し、後のユリカの部隊復帰の際にユーチャリスを改装して完成したナデシコ・Yユニットのサブパイロットになっている。EDではナデシコCでオペレーターをやっていた。今回は割と喋り、原作と比較して扱いは大分いい。原作ではアキトへの感情は不明だったが、今回は「アキトの大切な人は私が守る」など大切に思っている様子。その割にアキトとの会話はなく、アキトが正式参入するときも反応すらしなかったが…。

人間関係

テンカワ・アキト
彼のサポートをする。
なお、佐藤監督の「アキトはまたラーメンを作ると思う」「ラピスがいれば何とかラーメンは作れる」の発言から、復讐が終わってからもサポートを続けていくと思われる。
ホシノ・ルリ
もう一人の自分といえる存在。劇中では彼女としか会話していない。
北辰
過去拉致されていた。回想では彼に怯える描写があるが、劇中では絡むことはなかった。
ミスマル・ユリカ
劇中は特に絡まないが、Wでは「アキトの大切な人」であるユリカを守ることになる。

名台詞

「私はアキトの目、アキトの耳、アキトの手、アキトの足、アキトの…、アキトの…」
火星極冠の決戦時、ルリに対して言った台詞。この台詞が「アキトと五感を共有している」と誤解される要因かもしれない。

余談

主にネット上の二次創作小説で「アキトと五感を共有している」というオリジナル設定が非常に多く、そのためか公式設定だと誤解するファンも少なくないが、公式にはそのような設定はない